書籍「Pythonプログラミング完全入門」で書いた文字数とかかった時間、その他いろいろを晒します

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みなさん、こんにちは!
タカハシ(@ntakahashi0505)です。

さて、本記事を執筆しておりますのが、2021/07/28。あと数日後の08/02に「Pythonプログラミング完全入門~ノンプログラマーのための実務効率化テキスト~」が発売となります。

すでに先行販売でいくつか(というか多くの)書店様などでは、販売されているようです。

さて、本書以外に3冊の単著を執筆していきましたが、それぞれどれだけ文字数と時間がかかったのかをレポートしてまいりました。

ExcelVBA本を一冊書くには、どれだけの文字数と、どれだけの時間が必要だったか
書籍「ExcelVBAを実務で使い倒す技術」が発売されました。今日は発売記念ということで、本を一冊書くのに、どれだけの文字数を、どれだけの時間をかけて書いたのか、晒したいと思います。なかなか過酷です。
GAS本を書き上げるのに、どれだけの文字数書いて何時間かけたのか
「詳解!GoogleAppsScript完全入門」が発売されることになりました。この記事では本書を書き上げるのに、どれだけの文字数書いたのか、またどれだけの時間をかけたのか、ババンと晒したいと思います。
書籍「パーフェクトExcel VBA」で書いた文字数とかかった時間を晒します
2019/11/25に「パーフェクトExcel VBA」が発売されます。3冊目の著作となった本作。この記事では、それを書き上げるのに、どれだけの文字を書いて、どれだけの時間をかけたのか、晒していきます。

ということで、今回もそれにならって、本書「Pythonプログラミング完全入門」を書き上げるのに、どれだけの文字を書いて、どれだけの時間をかけたのか晒します。

では、行ってみましょう!

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「Pythonプログラミング完全入門」にかけた時間と書いた文字数

では、早速ですが「Pythonプログラミング完全入門」の各パートでかかった時間と文字数にまとめました!

内容 ページ数 文字数 開始日 終了日 時間数
はじめに 2 1405 2019/08/25 2019/08/26 0:30:00
1章 Pythonを学び始める前の準備をしよう 22 18625 2019/08/25 2019/10/17 54:45:00
2章 Pythonを学ぶ環境を作ろう 42 14403 2019/08/27 2019/10/29 10:00:00
3章 Pythonプログラムの基本を知ろう 17 11131 2019/08/28 2019/12/25 25:45:00
4章 フロー制御について学ぼう 20 12740 2019/12/25 2020/01/02 9:15:00
5章 データの集合について学ぼう 42 27182 2020/01/03 2020/01/21 34:45:00
6章 プログラムを部品化しよう 61 46463 2020/01/21 2020/02/26 31:00:00
7章 Excelにデータを集めるツールを作ろう 33 24390 2020/02/27 2020/03/11 23:15:00
8章 Excelレポートを更新するツールを作ろう 26 18178 2020/03/12 2020/03/24 13:30:00
9章 Pythonを動かすインターフェースを作ろう 48 24732 2020/03/25 2020/04/02 24:15:00
10章 スクレイピングツールを作ろう 50 33531 2020/04/02 2020/04/17 22:15:00
11章 ブラウザを操作してスクレイピングをしよう 30 21028 2020/04/20 2020/04/30 73:00:00
12章 画像を加工するツールを作ろう 29 18548 2020/04/30 2020/05/10 10:30:00
13章 QRコード生成ツールを作ろう 22 13110 2020/05/11 2020/05/16 1:00:00
14章 PDFを操作するツールを作ろう 42 30671 2020/05/17 2020/06/06 1:00:00
15章 ZIPファイルを展開・圧縮するツールを作ろう 16 13118 2020/06/08 2020/06/14 17:00:00
16章 Jupyter Notebookでノートブックを作ろう 51 30596 2020/06/15 2020/07/02 27:45:00
Column 4 2603 2021/05/28 2021/05/28 1:30:00
おわりに 2 1207 2021/04/09 2021/04/09 2:00:00
初校 2020/10/07 2021/04/05 49:30:00
再校 2021/05/17 2021/05/28 22:30:00
三校 2021/06/09 2021/07/21 6:30:00
合計 559 363,661 461:30:00

他の書籍と比べると、こんな感じになります。

書籍名 ページ数 時間数 文字数 時間あたり文字数
Excel VBAを実務で使い倒す技術 292 343:25:00 138450 403
詳解!Google Apps Script完全入門 464 396:24:00 185469 468
パーフェクトExcel VBA 576 558:30:00 317622 569
Pythonプログラミング完全入門 528 461:30:00 363661 788

かけた時間について

今回は、461時間でした

営業時間換算では、57.6日ということで、だいたい3か月弱といったところでしょうか。

書いた文字数について

36万文字…めちゃめちゃ文字数が増えていますね。

さすがに、本編としては「パーフェクトExcel VBA」より文字数が多いというのは考えづらいのですが。。。

もしかしたら、8章以降、同じコードを最初と最後に掲載していることが関係しているかも知れません。

書いた期間について

さて、今回注目すべきは期間です。

上記の表をご覧いただくと、1章の執筆を開始したのは2019/08/25。なんと2年前です。

そして、16章の執筆を終えたのが2020/07/02。1年前。

次の手順であるべき初校が完了したのが、2021/04/05…実に9か月もありますね。

実は、この間、出版社さんが変わるという出来事がありました。

そのおかげもあり、執筆開始から出版まで、2年もかかってしまいました。

この出来事については次の節で詳しくお伝えします。

「売れる」と「学べる」のはざま

本書については、2019年から執筆を開始し、順調とは言えないにしても、1章ずつ書き上げ、1年かけて16章まで執筆をしました。

次の段階で初校というチェックの段階に入るのですが、ここに来てはじめて当時の編集さんから以下のようなコメントがありました。

  • すべてのソースコードのステートメントにそれを説明するコメントを入れて欲しい
  • たとえば「イミュータブル」のような専門用語を使わないで欲しい
  • 本書は本職プログラマー向けを意識するのも手だと思っている
  • 読者を「甘やかす」「成果を出せない」というのは本位ではないが、出版社としては何かしらかのバランスをとらないといけない

その出版社さんの中では「売れる」メソッドとして、そういうやり方が重要だと共有されているのかも知れません。

しかしながら、書籍は、少なくともプログラミング書は学習のためのものですから、その学習効果をスポイルするような意見は承知できません。

そもそも、ターゲットを変えるなどというのは、企画書の根本からひっくり返るような話です。1年かけて16章まで書き上げた段階で(しかも、各章完了時点で随時提出をしていたにも関わらずです)話す内容ではないのです。

ということで、何度か話し合いを重ねましたが「売れる」と「学べる」のはざまを埋められないと判断し、その出版社さんからの出版は断念しました。

個人的には、今までなかったような新たな価値のあるものを、きちんと売れるように仕掛けるのが本来のプロデュースという仕事なのではないかと思います。

信頼できる出版社さまにお声がけ

その後、信頼できる出版社さんのいくつかにお声がけさせていただき、本書は見事、技術評論社さまから出版できることになりました。

原稿に関しては、執筆完了から本質的な内容変更はせずにOK…ありがたし…!!

ノンプログラマー向けに、しかし読者におもねることなく、本気でPythonを学ぶ機会として提供できればという想いをこめた本書の企画に、ご賛同いただいた技術評論社さまには、深く深く感謝します。

しかし、その期間中にPython自体、Anaconda、その他各種ライブラリでアップデートがありましたので、その点は原稿も手を入れる必要がありました。

今、ノンプログラマー向けPython書籍を出す理由

ノンプログラマー向けPython書籍でいうと、昨年夏以降は「ExcelをPythonで操作」が大ブームとなっていました。

しかし、今ではやや下火になっているように見受けられます。

その理由は色々と挙げられますが、ノンプログラマーだからこそ、子供だましではなく、もっと本気度が必要なのです。

本書はタイミングとしてはそのブームに乗ることができなかったわけですが、本当のブームはこれからやってきます。

ノンプログラマーもDXやデータサイエンスの領域に踏み込まざるを得なくなっていくからです。

本書は、本気でPythonに入門し、そして今後武器とするための基礎を固められる書籍になっています。

ぜひ、来るデジタル時代の備えの武器として本書をご活用いただければ幸いです。

まとめ

以上、本書「Pythonプログラミング完全入門」を書き上げるのに、どれだけの文字を書いて、どれだけの時間をかけたのかについてお伝えしました。

毎回書籍執筆は苦しい想いをしましたが、今回はまた新たな別のパターンの苦しみでしたね。

著者を目指す皆さんには、こういうこともあるということで、ぜひ備えとしてこの知見をどこか片隅に入れておいていただければと思います。

しかし、こうして世に出せて本当にありがたく思います。

ぜひ、多くの方の手に届き、きちんとした学びに結びついていただければうれしいです。

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