誰でも使えるMFクラウドで効率化しつつ創業時の経営の知るべきことを知る

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photo credit: Moving up via photopin (license)

みなさん、こんにちは!
最近は外に出まくっていますタカハシ(@ntakahashi0505)です。

先日、クラウド型会計サービスMFクラウドを運営されている株式会社マネーフォワードが主催するセミナー「知識ゼロから分かるMFクラウド会計/学べる経営セミナー」に参加してきました。

全ての企業、個人事業主が必ずやらなければいけない経理業務はお仕事効率化という視点ではそれはもう外せない重要ポイントなわけです。

そのセミナーの中で、個人事業主や経営者、とくにこれから独立される方、もしくは創業まもない方にはすごくためになる目からウロコの情報がたくさん聴けました。

MFクラウドが誰でも使えるという点、創業時に絶対に知っておくべき経営に関することについての二本立てでお伝えしますので、ぜひご活用を頂ければと思います。

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MFクラウドは誰でも簡単に使えますよ

まず株式会社マネーフォワードのMFクラウド本部長、宮原崇氏による「誰でも簡単に使い始められるMFクラウド会計の使い方」というタイトルでのお話です。

今回のセミナーの参加者は個人事業主が多かったようでして、MFクラウド確定申告のほうの使い方をそれこそ「知識ゼロから」わかるように親切に丁寧にご紹介頂きました。

私は個人事業からMFクラウド確定申告、今はMFクラウド会計またMFクラウド請求書を組み合わせてお世話になっています。

日々の経理業務に時間がとられているという認識は一切ないです。毎日仕訳登録ボタンをポチポチ押すだけですから。時間がかかったと言えば、確定申告の材料集めと提出書類の準備に1日かかったくらいですかね。たまに知らないことが出てきても、税理士さんやBizerに尋ねたり、ネットで調べたりでなんとかなりますし、MFクラウドが学習するのでどんどん楽になります。

パッケージの会計ソフトなどは使ったことがないので、その差が肌間でわからないのが残念ですが…。

当ブログでいうと、MFクラウドの使い方はこちらの記事ですでにまとめておりますので…よろしければご覧くださいませ。

フリーランス・副業の経理作業はMFクラウド確定申告を使うのが良いです
個人事業主にとって避けては通れない経理と確定申告…それを断然楽にするクラウド会計ソフト「MFクラウド確定申告」について、その素晴らしさとちょっとしたテクニックについて紹介したいと思います。

さて、参加者の中にはかなり高齢の方もいらっしゃったのですが、そのような方も積極的に質問をされていたので、MFクラウドと宮原さんのご説明は十分に理解できる内容だったのだと、私もホットしました。

MFクラウドは誰でも使えるのです。

そりゃ、既存のパッケージソフトやひいては紙の伝票で経理やられていることを考えると、自動仕分けや学習機能がありますからMFクラウドのほうが圧倒的に楽なわけですよ。

さらに、マネーフォワードさんは今回のセミナーのように積極的にユーザーとのコミュニケーションや情報提供をされています。WEBサービスを選ぶ上では、このようなポイントもけっこう重要ですよね。

これで絶賛おすすめできるというものです。

また、本セミナーでMFクラウド会計を60日間無料で利用可能なクーポン券をGetしました。ご友人に配布も可能とのことですので、ご興味ある方はお問い合わせ頂ければと思います。

→お問い合わせ

絶対に倒産させません!

今回ゲストとしてG.S.ブレインズ税理士法人の近藤浩三氏のお話もありました。

タイトルとしては「中小企業が創業期に絶対にやっておくべきこと」ということで、特に創業したばかりの法人、個人事業主向けのお話だったのですが、これがまあとってもタメになりましたので、詳しくお伝えできればと思います。

企業が失敗をする3つの理由

現在日本には法人、個人事業主合わせて450万以上の事業者が存在しているとのことですが、そのうち80~85%が赤字、という衝撃的な事実。

ではなぜそういう企業が継続できているかというと、借金だったり私財を投入していたりということらしいのですが、…いやまあよく経済が回っているものですよ。

その事業者が失敗する理由は主に3つあるとのことです。

  • 経営の正しい知識がない
  • 経験がない
  • 経営理念からずれたことをする

人生で初めての創業であるならば、1つ目の経営の知識と2つ目の経験は当然「ない」状態から始まりますから、独りぼっちで孤独のままでいれば失敗する可能性がとても高いということになっちゃいますよね。

税理士さんは、創業時からお付き合いがありますから、経験があって経営または数字に強いパートナーとして最有力候補になりうるわけで、その選択はとても重要になりますよね。

ちなみに、G.S.ブレインズ税理士法人は取引先の8割以上が黒字とのこと。さすがです。

また税理士さん以外にも相談相手は欲しいですよね…特に経営の経験をされたことがある方とのつながりはなかなかほっといて得られるものではありませんから、積極的にそういった人脈を作りに行く必要があるということですね。

がんばります!

また3つ目の経営理念についてですが、よくあるパターンとしては経営理念から外れて「稼げればいい」とお金に走るとダメだそうです。

成長の3要素

ビジネスモデル、マーケティング、組織作り、この3つが企業を成長させる3要素です。

それぞれ詳しくお聞きできましたので、お伝えします。

ビジネスモデル

ビジネスモデルに関して決めておかなければいけないのは

  • マーケット
  • ターゲット
  • 選ばれる理由

この3つです。マーケットやターゲットに関しては、今はWebで全世界にアプローチできるのではありますが、広く取りすぎるとたいがい失敗するそうです。得意なものを活かして絞り込んで戦え!ということですね。

選ばれる理由に関しては、QSBまたはQSCです。つまりQuality、Service、BlandingまたはCleanだそうです。

弊社プランノーツの場合は店舗がないのでBlandingなのでしょうが、んーブランド…ないですね。

そういえば、東京農業大学の倍率が劇的に上がっている理由としてトイレから何からものすごくキレイにして、女性の応募者が大量に増えたというお話がありました。これはCleanで差別化した好例ですよね。

いずれにしても、うまくいっていない場合は、マーケット、ターゲット、選ばれる理由の3つについて見直してみるのが良いかと思います。

マーケティング

マーケティングは見込み客の創出→新規顧客の創出→継続顧客の創出という順番に進めていくのが基本ですが、小さい企業はとにかく集客が難しく、かつ重要とのことです。

G.S.ブレインズ税理士法人さんは、創業時は電話帳に「絶対に倒産させません!」と掲載をして、それはもう入れ食い状態になったとのことですが、今はWebがありますので、だいぶ楽になったとおっしゃっていました。

いずれにしても、やり続けないとダメとのこと。

広告予算などはない場合が多いでしょうから、自社メディア、SNS、メール、訪問…といった自分の時間をリソースとして使うことになりますよね。

限られた資産ではありますので、色々トライしつつ大切にかつ止めずにいくということになりますね。

組織作り

組織作りに関しては、前述の経営理念と密接な関係があります。

だいたい、人は入った理由で辞めるのだそうです。

というのは、例えばお金が魅力的で入社した場合は、他社がそれより上の金額を提示したら辞めてしまう。家が近いから、といって入社した場合は、引っ越したら辞めてしまう…のだそうです。

では、何で採用したら良いかというと、経営理念に賛同して入社してもらうのが良いと。

確かにそうですよね~。

ビジョナリー・カンパニーにも同じようなことがひたすら書いてありましたね。

お金に関する珠玉のノウハウ

短い時間ではありましたが、その他にも会社のお金に関する珠玉のノウハウがありましたので、そのうちのいくつかについてお伝えします。

お金を使う順番

決算までに利益が出ることが見えたのであれば、マーケティング→ビジネスモデル→人材→システム→情報→ネットワーク→前倒し→節税、という順番で使うと良いということです。

つまり事業を伸ばせる順に使えと。

真っ先にベンツを買ったり、家族で食事に行って、「節税だ~!」なんて経営者もいりゃっしゃるそうですが…笑っちゃいますね。

回収は早く、支払は遅く

なぜ駅前の立地が超良い場所に銀行や保険会社や英会話教室があるのか?ということなのですが、明らかに先にお金を払ってもらっているからだそうです。

とにかく回収は早く、支払は遅く。

近藤さんはたぶん5回くらいおっしゃっていたと思います。

どうしてもという場合は銀行から借りるなどの方法もあるのですが、

  • 計画や自信がないならやめておく
  • 身内に甘えるのはダメ
  • メガバンクではなくて、信金・地銀・公庫が良い

とのアドバイスでしたよ。

これは、独立してしばらくすると…よくわかりますね。

本当にキャッシュがヤバいときは、顧客に前倒しの入金をお願いしてみたらわりと払ってもらえるそうです。あまり試したくありませんが…。

まとめ

今回はなんとなく二本立てでお伝えしましたが、創業時はとにかく人足が足りませんから

MFクラウドなどのサービスを活用して余計な時間を短縮しつつ、経営に関して決めておくべきこと決める、知るべきことを知るなどの機会を早めにそして定期的に用意する、というのが理想です。

私もやれていること、やれていないことありましたが、やれていないことに関しては鋭意進めていきたいと思います。

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