みなさん、こんにちは!
タカハシ(@ntakahashi0505)です。
突然の報告になりますが、2022年4月にタカハシは東京都板橋区から、福岡県糸島市に移住します!
それに伴って、経営している株式会社プランノーツと一般社団法人ノンプログラマー協会も、糸島に移転をすることになります。
移住なんて、一生のうちに何度も体験することではないので、いくつかのブログ記事を書いておこうと思っています。
まずは、糸島への移住するよ報告ということで、糸島について、移住を考えたきっかけや検討したことについてお伝えしていきます。
では、行ってみましょう!
糸島とはどんなところ?
福岡県糸島市は福岡県の西側の糸島半島に位置する、海、山、田園などがコンパクトにギュッとまとまった自然豊かな地方都市です。
漁業、農業、畜産業が盛んで、その食材は「糸島ブランド」として広く知られています。
一方で、東側は福岡市に隣接していて、福岡市の中心から電車で30分のでアクセスできる利便性も有していることから、福岡市のベッドタウンとしても人気です。福岡空港への直通でいけちゃいますよ。
自然があり、おいしい食べ物があり、アクセスもよい…素敵ですよね。
そんな糸島が移住先として人気であるということは、以前からほんのり認識はしていたのですが、まさか自分が移住をすることになろうとは…1年前はまったく思ってもいませんでしたよ。
移住話のことの発端
ことの発端は、今から半年ほど前の2021年夏。妻から「糸島に移住どう?」という相談があったことです。
現在住んでいる東京板橋の家は、私がサラリーマンでまだオフィスに通勤していた頃に購入し、それから10年になります。
池袋、新宿、渋谷、有楽町、横浜などへ電車一本でアクセスできる利便性を持つ一方で、さほどごみごみすることもなく、住みやすいエリアと感じています。
ただ妻は、いっぱいの自然に囲まれ、地元の人たちと気軽に交流しながら子育てをしたいと思っていたようです。
タイミング的には息子のこともありました。
今は、保育園に通っていて年中さん。2023年4月には小学校に入りますから、検討するなら小学校に上がる前の今のタイミングがベストではあります。
私としては、移住なんてまったく想定はしていなかったのですが、ファーストインプレッションとしては、「案外ありかも」と思ったのを覚えています。
そして、「ちょっくら検討してみるか」と調べはじめてみたところ、あれよあれよと決まっていってしまいました。
移住を決める上で検討したこと
仕事について
移住を検討する際に、まず考えるべきは仕事についてになりますが、我が家の場合、ほぼ移住をしたとしても問題がない状態でした。
なぜなら、現在はすべての仕事がオンラインで完結していたからです。
私は6年前に起業しまして、当初はいくつかのクライアントワークで往訪をしていましたが、徐々に対面の機会は減っていきました。
往訪しなくてもなんとかなることが多かったですし、移動コストもクライアントに転嫁しなくてはいけないですしね。
一方で、コミュニティ「ノンプロ研」の運営でいうと、4年前の開始当初は「オフラインファースト」を大事にしていたので、イベント(と飲み会)を代々木の会議室(と「てけてけ」)で行っていました。
しかし、それは今から2年前、コロナ禍に突入したことで、完全にオンライン化をすることに。
それ以降、ほぼ家の中で引きこもっていてすべての仕事が成立してしまっています。ですから、仕事に関しては、場所はどこでも良いのです。
妻のほうはというと、近所で週3日のパートをしていましたので、その収入がなくなるという懸念点はありました。
ただ、移住後の生活コストをざっくり計算すると、妻のパート収入がなくてもなんとかなるという算段もありました。
自宅の売却について
絶対的にクリアしなくてはいけない条件は唯一、現在住んでいる自宅の売却でした。
具体的には、住宅ローンがあと25年分ほど残っていますので、家を売却することで、その金額を完済できるかどうかです。
不動産についてはまったく気にしたことがなかったのですが、これを機にネット簡易査定で調べてみると、相場的には決して悪くなく、ローンの完済の可能性は十分にありました。
土地の価値って、けっこう変わるものなんですね。
不動産には詳しくありませんし、そこまで興味もありませんので、良いときに手放して自由になってしまうというのは悪くないのでは?とも思いました。
子育てと教育について
なかなか悩ましいのが、子育てと教育の環境です。
現時点を切り取って観察する限り、息子の進学する学校や通う塾、就職でいうと、東京のこの場所のほうが選択肢は多いように見えます。
ただ、これから10年後、20年後を考えたときに…どんな学びをしておくのが子どもたちにとって良いのか、なかなか見えづらくなってきているように思います。
学歴はあったに越したことはないのでしょうけど、社会に出るまでテストで優劣をつける世界にどっぷりというわけにもいかないように思えてきます。
一方で、どこにいたとしても、インターネットを通じて世界中の高度な学びに即アクセスできる環境が整いつつあるのは確か。知識獲得のために、ネットリテラシーと英語が大きな武器になるのではないかなどとも考えます。
先々のことは、なかなかわかりません。
ただ、豊かな自然に直接触れたり、地元の人と交流したり、とくに幼少期はそういう学びをさせてあげたいというのがひとつ。
もうひとつは、必要であれば、福岡にアクセスできることから、そこまで選択肢が狭まるものでもないという判断をしました。
まとめ
ということで、いくつか検討事項はありましたが、結論として、我々家族の場合、移住しない理由は「とくになし」でした。
そして、準備を進めていく中で、これからの私自身や家族、仕事について考えた上でも、この移住はなかなかおもしろい可能性を持っているのではないかとも思います。
さて、次回は移住全体のスケジュールを振り返ります。
どうぞお楽しみに!