アドベントカレンダー企画の振り返りと裏テーマ

アドベントカレンダー企画の振り返りと裏テーマ

みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。

こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!

今回のテーマは、アドベントカレンダー企画の振り返りと裏テーマです。

#202 アドベントカレンダー企画の振り返りと裏テーマ | タカハシノリアキ「『働く』の価値を上げるスキルアップラジオ」/ Voicy - 音声プラットフォーム
音声放送チャンネル「タカハシノリアキ」の「#202 アドベントカレンダー企画の振り返りと裏テーマ(2022年12月26日放送)」。Voicy - 音声プラットフォーム

なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!

では、よろしくお願いいたします!

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アドベントカレンダー無事完走しました!

12/1から12/25まで、ゲストを呼んでインタビューをお送りするというアドベントカレンダー企画は無事に完走できました。

その振り返りと、この企画の裏にあったテーマについて話をします。

まずは25名のゲストの皆さん、暖かく聴いてくださったリスナーの皆さん本当にありがとうございます。

ノンプロ研のみなさんからは、お互いのことがわかって楽しいとか、毎日17時が待ち遠しいとか、そういうコメントをいただいていたので、やって良かったかなと思います。

ノンプロ研のことを知らないリスナーさんからは、なんだこの企画?という感じもあったかもしれないかなと思いつつ、よろしければどう感じたかコメントいただけるとうれしいです。

実は裏テーマがありました

このアドベントカレンダー企画なんですが、実は裏テーマがあったんです。

それは「一歩踏み出す勇気」というものです。

ゲストのみなさんは全員挙手制だったんです。ふじきさん、つじけさんはご自身で音声メディアをしますし、他の何人かの皆さんはVoicy生放送に出演されています。

ただ、Voicyのスキルアップラジオでの収録型のインタビューはみなさんほぼはじめてだったと思います。

何人もの方が、自分なんか話すことあるのかなとか、緊張してしまう、などとおっしゃっていました。みなさん多かれ少なかれ勇気を出して一歩踏み出したんじゃないかなと思います。

息子に関しては、「やってみたい?」と聞いて「やってみたい」と答えたので、最終回のスペシャルゲストに迎えました。

僕にとってもかなり勇気ある一歩だったんですね。そもそもやったことないづくしの企画でした。インタビューをしたことがありませんでしたし、Zoomでの収録も初めてだったんです。

この二つに関しては思い切ってライターのさくらもえさんにお声がけして、そのお力を借りてインタビューの極意をうかがい、初めてのZoomでの収録をさせていただきました。

それがクリアできたとしても、その上で25人集めないといけないわけです。

最初は集まりが鈍かった

集まりに関しては最初のほうはまあまあ鈍かったです。

みなさん自分なんか話すことがないとか、緊張して話せないという方と、他の方に機会をゆずろうと遠慮している方、その両方がいたように思います。

そこで懇親会などの機会を使って勧誘活動をするわけです。

話すことがなかったとしても僕の質問に答えていくだけで大丈夫なんでとか、緊張はしたままで大丈夫とか、遠慮については全く不要とお伝えしていました。

そんなことを続けていてあと、みなさんからもほかの方をお誘いしていただいたということもあったようで、大変ありがたいなと思います。

結果、なんとかすべての枠がが埋まってくれました。

息子の収録は大変でした

その次のハードルもありました。25人全員の収録時間を確保し、実際に収録して、インタビューとして成立させないといけないわけです。やりますよ!と言っておいて完走できなかったら小っ恥ずかしいわけです。

最初の何人かの収録がうまくいってようやく、あとはなんとかなりそうだなと思えることができました。

予定をブッチされたりとかないようにみなさんを信じると、いう感じだったです。すべてのみなさんが時間通りに収録をすることができました。

息子もすごく頑張ったんです。大人のゲストのみなさんは全員一発でOKだったけど、息子はたぶん4回くらい録りなおしています。

というのも、エピソードを話して熱が入ってくると、どうしてもお友達の実際の名前が出てきちゃうんですね。事前に名前を出すとOKしてもらってればいいのですが、そういうわけではなかったので録りなおすことに。

何回かやるとだいぶ疲れてきちゃうのですが、一方で実名をなるべくこらえて「お友だちが」などという匿名性のある言葉を使えるようになってくるんです。息子、成長しているぞと思いながらがんばって収録しました。

一歩踏み出す勇気

そんな感じで、これにかかわるすべての人にとって、勇気ある一歩が必要な企画だったのではないかと思っています。

では、なぜ一歩踏み出す勇気が必要なのか?ということです。

これは、僕としては昨年は特に大きなテーマに感じていました。

まず「越境学習」に出会ったこと、そして石山さん・伊達さんが「越境学習入門」を上梓してくださり、その中で越境学習によって得られる力を「冒険する力」と命名してくださったんです。

僕が越境学習のメカニズムを学習しつつ、実際に「越境学習支援プロジェクト」という実践の場をつくっていく中で、学習者に必要なある素養が浮かび上がってきたんです。

まず学習者の条件として「自発性」「参加目的が明確であること」「時間がとれること」「実践環境があること」を挙げています。確かにこれは必要だなと思います。

でもそれがあったとしても、うまくいくケースと、そうでないケースがありました。

そこを分けているのは「勇気」なのではないかと考えるようになったんです。

その「勇気」という言葉なんですが、越境学習によって得られる力「冒険する力」ともかなり親和性のある言葉だなと思います。

越境学習支援プロジェクトに限らず、ノンプロ研というアウェイな場で質問したり、発言したり、イベントに参加したり、人と関わったり、どれも一つずつは小さな一歩です。

その小さな一歩を勇気を出して踏み出せるかどうか、ここはけっこう越境学習の成果や、学習の効果に大きな影響を及ぼします。これはノンプロ研の活動を通してずっと感じていたことなんです。

やってみなければ知りえなかった景色

例えば自分がSlackで初めて質問をした世界とそうでない世界、どちらが自分の未来にとって魅力的なのか。これは質問をすることでしか知り得ないわけです。

自分が初めて懇親会に参加した世界とそうでない世界、どちらが自分の未来にとって魅力的なのか。これも懇親会に参加することでしか知り得ない。

同じように、Voicyスキルアップラジオに勇気を出してゲスト出演してインタビューを受ける、そのあとの世界。皆さんや6歳の息子にも、この世界を体験する機会を提供したかったわけです。

越境学習を含めあらゆる学習にとって、この知り得なかった世界を知る、体験するというのはすごく重要なんです。これはアタマではわかっていても、なかなかできていないところだと思うんです。

僕がインタビューから得たもの

実際にインタビューを通して、新しい未来につながるきっかけはけっこう多かったのではないか?と思います。

たとえば僕自身は、末吉さんとの対話で、AI活用にも越境学習が有効なのではというアイデアを聴くことができたし、ホッタさんとの会話をきいて、ノンプロ研Python勢はよりいっそう勢いついたのではないか?と思しますし、Caoliさんのイメコン講座もノンプロ研で実現されるかもしれない。

その他多くの方が、新たなチャレンジを胸に決意を新たにされていたわけですね。このように一歩踏み出す勇気をもってやってみないと見えない世界があるんです。

新たな技術を試してみたらけっこう良かったねとか、ちょっと違うねとか、そういうことを繰り返して、結果的により創造的でワクワクする仕事ができるようになったとか。

興味ある知識やスキルを学習してみようと手を出してみて、続けたり振り返ったりして結果的にものすごくできることが増えて、社会やコミュニティに貢献できるようになったり。そういったことにつながる一歩になるわけです。

そういうのを、DXとかリスキリングとか小難しいワードで言うから冷めてしまうのかもしれないのですが、良い方向に変化していったりとか成長していったりとか、そういうのって幸せで満足した「働く」につながっていくものだと思います。

そのためにはまず、小さくても一歩踏み出す勇気が必要だと思うんです。

まさにそういちろうさんが言う通り、「失敗よりも何もしないことを恐れよ」ですね。初回トップバッターでまさに期待通りの話しをしてくださったなと思います。

勇気の出せる環境を作るために

勇気を出すというのは、本人の特性もあるかもしれないですがそれだけではなくて、そういう機会が与えられているかどうかとか、失敗してもリカバーできる状況にあるかとか、環境側の要素もあると思うんです。

僕は、その環境のほうを作るということに注目しているわけです。

良い環境にいれば、本人の特性によらず、誰もが勇気を持って踏み出せるような、そういう場所とか機会がつくれるのではないか?と考えています。

ノンプロ研はそういう理想の環境にものすごく近いところまで来ていると感じていますが、まだ勇気を出せないように見受けられることがあったわけです。

それに対して、昨年いくつか石を投じられたなと思っていて、ひとつが越境学習支援プロジェクト、もうひとつが、はじめてのコミュニティ活用講座、そして最後のひとつがこのアドベントカレンダー企画だったかなと感じています。

アイデアをいただいたお二人とみなさんに感謝

つじけさんの回で言っていたとおり、この企画はつじけさんと藤木さん、お二人が話していた企画をそのままパクるという横暴なことをしたんです。

そのときに、今回話したようなみなさんに一歩踏み出す機会としてとてもいいのではないか?というイメージがパッと閃いてしまったんですね。お二人にお話ししたら快く良いですよと行ってくださったので、お二人にも本当に感謝したいと思っています。

おかげさまで多くの皆さんにとって、一歩踏み出して新しい世界を知るそんな機会になったんじゃないかなと非常に満足しています。

それだけではなく、本当にたくさんの学びや、人と人とのつながりや、未来へつながる決意があったなと思います。

最後にもう一度、出演してくださった25名のみなさん、暖かく見守ってくださったリスナーさんに感謝したいと思います。

まとめ

ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「アドベントカレンダー企画の振り返りと裏テーマ」をお届けしました。

タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。

チャンネルのフォロー、コメント、SNSでのシェアなどなど、楽しみにお待ちしております。

では、また。

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