みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。
こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!
今回のテーマは、まだ間に合う!ふるさと納税オンラインでワンストップ特例申請してみたです。
なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!
では、よろしくお願いいたします!
ふるさと納税のワンストップ特例とは
今日は、ふるさと納税のワンストップ特例の申請がオンラインでできるようになったよって話をしていきたいなと思います。
そもそもふるさと納税とは
まず、ふるさと納税とはなんなのかみたいなおさらいから入っていきます。
ふるさと納税とは、自分が住んでいる以外の自治体に寄付をすることで、本来払うべき所得税や住民税から寄付金控除が受けられる制度です。
寄付する時には返礼品を選んで受け取ることができる仕組みになっていまして、実質自己負担額わずか2,000円でそれらの返礼品をもらうことができることから、非常にお得な制度となっているわけです。
各自治体への寄付に関しては各種ふるさと納税のサービスがありまして、例えば楽天ふるさと納税とかさとふるとかでお買い物感覚で寄付をすることができます。
ただその後に、この自治体でこういった寄付をしましたよという申請作業が必要になるんです。毎年確定申告をしている方であれば、確定申告に含めてやることになります。
一方で、会社員など多くの人はこれに該当するわけですが、確定申告が不要な人はわざわざ確定申告するのめんどくさいですよね。
なので、そういった人たちのためにワンストップ特例という方法が用意されていました。
ワンストップ特例とは
ワンストップ特例とはどんな内容かと言いますと、各自治体に寄付した時に、ワンストップ特例の申請書をお願いしますということで、寄付をするとその各自治体から申請書が送られてきます。
その書類に必要事項を書いてマイナンバーカードのコピーなどを添付して返送すると、各自治体の申請が完了するという仕組みなんです。
ワンストップ特例で申請するためにはいくつか条件がありまして、1つ目は先ほどお話しした通り確定申告が必要ない人だということです。
もう1つは、その年の寄付する自治体の数を5つ以内に抑えるということです。
この2つの条件をクリアしていればワンストップ特例を使って申請をすることができます。
ワンストプ特例がオンラインで申請可能に!
このワンストップ特例なんですが、去年までは、先ほどお話した通り各自治体からの書類が送られてきて、それについてあれこれして返送するといった作業になっていたわけなんです。
それが今年からオンラインで申請をすることができるようになりました。
僕も先日、自分のふるさと納税についてワンストップ特例のオンライン申請をしてみましたので、今日はその操作感をお伝えできればなと思っています。
ワンストップ特例用のサービス
オンライン申請については各自治体が提携しているワンストップ特例用のサービスがありますので、それを使って申請をしていく形になります。
おそらく大別して2つのサービスかなと思っていまして、1つはふるまどというサービス、もう1つは自治体マイページというサービスになります。
僕は両方とも該当する自治体があって両方とも使ってみましたので、その操作感についてお話をしていきます。
ふるまど
まず、ふるまどの方です。準備するものがいくつかあります。
1つは、マイナンバーカードです。これには、数字4桁の暗証番号と英数字6~16桁の暗証番号の2種類の暗証番号が必要になります。
また、自治体からの寄付受付ナンバー整理番号も必要です。おそらく寄付した時に自治体からメールが来ていて、その中に含まれているんじゃないかなと思います。
さらにもう1つ、公的個人認証アプリIAMというアプリが必要になります。
このアプリは、App StoreやGoogle playなどのStoreからインストールすることができますので事前に準備をしておくといいと思います。
これらが揃ったら、今度はふるまどでワンストップ特例申請をしていきます。
ふるまどの操作方法
- まず、ふるまどで新規アカウント登録が必要になりますので、必要事項を入力し、メールなどのやり取りを通して登録を完了させます。
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次に、寄付情報を追加していきます。
ここで先ほどお話しした寄付受付ナンバーや整理番号が必要になりますので、これを入力して寄付情報を追加していきます。 -
ふるまどに対応する自治体の分を全て追加が終わりましたら、まとめてワンストップ特例申請をします。
PCでここまで作業された場合はQRコードが表示されますので、それをスマホで読み取ってスマホで作業を進めることになります。 -
準備したIAMというアプリがスマホで開きますので、マイナンバーカードに関連する2つの暗証番号を入力していきます。
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それが終わった後に、スマホにマイナンバーカードをかざすことで申請が完了します。
全体として、アカウント登録や入力、アプリのインストールとかはありますが、これまでの書類でのやり取りを考えるとかなり楽になったなと思いますね。
自治体マイページ
続きまして自治体マイページの方です。
こちらはPCに対応しているNFCカードリーダーをお持ちであればPCで完結できそうなんですが、ちょっと僕が試したところうまく読み取れなかったので、スマホで最初からやる方がいいのかなと思います。
必要なものとしてはマイナンバーカードです。先ほどと同様に2種類の暗証番号が必要になります。
そして、自治体からの寄付受付ナンバー整理番号です。
ちょっと面倒なのが、iPhoneを使いの人は規定ブラウザをSafariに切り替えておく必要があります。僕は規定ブラウザをChromeに切り替えていたので、ちょっとめんどくさいなと思いました。
なんかお役所のサービスって、どうしてもSafari限定とかそういうことになったりするんで、UXとしてはいまいちだなと思いますけどね。
さて、ここまで準備できましたら、実際に作業を進めていきます。
操作手順
- まず、先ほどのふるまどと同様に、最初に使う時は新規アカウント登録が必要になりますので、必要情報を入力したりとかメールのやり取りで登録を進めていきます。
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次に寄付情報を追加していきます。これも先ほどと一緒です。
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それが終わりましたらワンストップ特例申請を進めていきます。
画面の指示通りに進めていけばいいんですが、マイナンバーカードの読み取りが2回あって、申請内容を入力確認とか、先ほどの暗証番号入力とか、こちらの方が色々とやることが多いなという印象でした。
ただ、一応手順通りに進めていけば無事に完了しますので、こちらも書類に比べたらだいぶ楽になったなという感じはしますね。
締め切りは1月10日
ワンストップ申請の締め切りは1月10日までになっているんですが、このようにワンストップ特例申請はオンラインでの申請が非常に楽になっています。
今から寄付して各自治体からメールの整理番号等の情報が来て、それをもって今回お話ししたオンラインでのワンストップ特例の申請をしたとしても、申請を完了するための時間は十分にあるかなと思います。
ぜひ皆さん、諦めずにやってみていただければなと思っています。
今後の行政サービスの展開
補足なんですが、今回のオンラインのワンストップ特例申請のように、スマホでマイナンバーカードを読み取って何かをするみたいな行政のサービスがこれからどんどん増えていくんじゃないかなと思うんです。
これまでは役所に行ったり書類で手続きしたりといった必要があったものが、これからはスマホとマイナンバーカードで済むようになることが増えてくると思うんです。
このふるさと納税みたいな入りやすいところからそういった体験をしていただいて慣れておいていただくと、今後様々な行政サービスのより良い体験をいち早く味わっていただけるんじゃないかなと思います。
まとめ
ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「まだ間に合う!ふるさと納税オンラインでワンストップ特例申請してみた」をお届けしました。
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では、また。