みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。
こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!
今回のテーマは、初心者ほど学びにお金をケチってはいけないです。
なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!
では、よろしくお願いいたします!
「学ぶためのお金」は必要か
今日は、ハッシュタグ企画「学ぶためのお金」、こちらについて話をしたいなと思っています。
非IT職のみなさんが、デジタルスキルやプログラミングを学ぶ時に、こうしたらいいんじゃないかなというところがありまして、それについて今日はお話ししたいなと思っています。
ぜひ聞いていただければと思います。
よろしくお願いいたします。
無料で「学べる」時代
今、何かを学ぼうと思ったら、教材は無料のもの、もしくは低額のものが大量にありますよね。
インターネットが発達したことによって、ブログ記事などのテキストコンテンツ、これは本当にたくさんありますし、さらにYouTubeなどでは、無料で動画をたくさん見ることができます。
場合によっては、とても有名な大学のコンテンツが無料で公開されている、そういったこともあるのです。
ですから、わざわざお金を払って学ぶというのは、あまり意味がないように思う。
できることなら無料で学びたい。
そういう風に思うのは自然なことかなと思います。
ただ、それがちょっとしたTipsや、小技みたいなものだったらいいのですが、ある程度学習が必要なデジタルスキル、代表的なもので言えばプログラミングがありますが、そういったことを学ぼうとした時に、「そうは簡単にいかない」というケースも結構見受けられるのです。
無料で「学べる」落とし穴
たとえば、非IT職のみなさんが、全くの初心者の状態からプログラミングを学ぼうとします。
それで、よくあるパターンがあるのですが、無料のウェブサイトとか、もしくは最近で言えばChatGPTなどを使ってプログラミングで実現できること、これをなんとかしたいと思うわけです。
みなさん手っ取り早く済ませたいものですから、ウェブサイトに書いてあるコード、もしくはChatGPTが出してくれたコード、それをそのままコピペしたり、いくつか切り貼りしたりとか、それでなんとか動く、そんなコードを作られるわけです。
よくわからないまま暗中模索で試行錯誤して、どうしてうまくいったのかわからないが、うまく動くようになった。
それで、仕事で使えるようになったのでありがたく使い続けるのですが、しばらくすると、「何をどうやったのかすっかり忘れてしまって、意味のわからないコードだけが残されている」と、こんな状態になります。
結果、それなりに苦労して時間をかけたにも関わらず、スキル、知識としては何も蓄積されていない。
そして「理解ができないコード」、これだけが残されている。
こういった状態に、結構みなさんがなっているように見受けられるのです。
どうすれば「学べる」のか
ではどうすればいいのかという話なのですが、結局「急がば回れ」なのです。
基礎を学ぶ
基礎をちゃんと身につけるということを、みなさんにおすすめしています。
基礎からきちっと学習すれば、経験したことがちゃんとその基礎の上に乗っかって蓄積していくわけです。
さらに、そういう風に知識を積み重ねることで、忘れづらいように記憶として定着させる、そういったことが実現できるわけです。
難易度から「基礎を学ぶ」を考える
そういったことを、初心者の立場で、ウェブサイトに膨大にあるコンテンツの中からきちんと選び取ってこなすというのは、非常に難易度が高い話なのです。
書籍から学ぶ
では、少しだけお金を払って書籍を使う、そういった作戦もありますね。
書籍の通りに進めていけば、最初の1歩からきちんと基礎を積み重ねていって、技術を身につけることができる。
そういったことは十分に期待ができるわけです。
しかし、書籍を使ってこのように基礎をきちんと身につけられる方は、もちろんいらっしゃるのですが、決して多くはないというのが僕の意見です。
正直に書いてある通りに進めていったとしても、どうしても自力ではクリアできない問題だったりとか、なぜか出てきたエラーを解決できなかったりとか、そういったケースは出てくるのです。
経験がない立場で、そういったものを自分の力だけで解決しようとした場合、ものすごく時間がかかってしまったりとか、ものすごく精神を消耗してしまったりとか、そういったこともありうるわけです。
ChatGPTから学ぶ
最近で言うと、ChatGPTなどの生成AIに尋ねるという方法もあります。
しかし、初心者ほど、どう尋ねればいいのかわからず、返ってきた回答が適切なものかもわからない。
そういったこともありますので、やはりこの方法も限界はあるわけです。
経験者から学ぶ
それで言うと、「経験がある人に聞く」というのはとても安心だし、手っ取り早い方法になります。
さらに、他者が関わるというのは学習において非常に強力です。
支援をしたりとか応援したりとか、そういったモチベーションをキープする、もしくはもっと上げる、そういったことも可能になってくるのです。
しかし、そういったところに関わるということは、その人の時間も使うことになりますので、家族とか仲間とかそういった関係でない限りは何かしらかのお返しが必要になります。
そして、その多くの場合、分かりやすいのが「お金」という話になるのです。
「お金を払う」ことで得られること
つまり、今の時代で言うと、教材コンテンツ自体は無料でたくさんあるのですが、その学習の効率だったり効果だったり、そういったものを考えると、やはり人の手を借りるというのはとても強力な手段です。
スキルを身につける時間の短縮
人の手を借りることによって、そのスキルを身に着けるまでの時間、これをぐっと短縮することができますし、ゴールにたどり着くまでずっとくじけずにいられる、そういった安心感、サポートを得られるということなのです。
僕には、少なくないみなさんが、「どうやって無料で学ぼう」と努力されていると見えるのです。
その分、ゴールにたどり着くまでの時間をロスしてしまったりとか、そのゴールにたどり着く確率を下げてしまったりとか、そういった選択になってしまっているんじゃないのか、みたいなところもぜひ考えてほしいなって思うのです。
「もったいない」からのモチベーション
あともう1つお伝えしたいのは、「お金を払うこと自体にモチベーションを生み出す効果がある」ということなのです。
何かを学ぼうとした時にお金を払っているのであれば、この投資をもったいないことに終わらせたくない。
きちんと最大限に生かしたい。
そういう風に思うわけですよね。
このような学習に対してコミットメントを高める、そういった効果もあるんじゃないかなということです。
高い金額である必要はない
初心者から、「ある程度難易度が高い」そういったものを学習しようとした場合、たとえばプログラミングなどがそうですが、その場合は「無料で学ぶ」ということにこだわりすぎずに、ある程度お金をかけた方がうまくいく、そういったケースが多いんじゃないかな、そういった話をさせていただきました。
もちろん、べらぼうに高い金額を払う必要はないと思いますし、高い金額を払ったからといって確実に学べるか、それは別の話かなと思うんです。
適正かどうかきちんと見極める、そういった必要はあるかなと思います。
ただ、口コミなどを参考に、それが良さそうで、そしてそんなに高いものでないのであれば、勇気を出して未来の自分に投資してみるというのもいいんじゃないかなと思います。
ぜひ、ご参考いただければと思います。
「学び」に対する積極的投資のススメ
今日は学ぶためのお金について話をさせていただきました。
特に非IT職のみなさんが、プログラミングなどのそれなりに難易度の高いスキル、これにチャレンジするのであれば、最初は積極的に投資をした方がいいんじゃないかなと思います。
逆に、しっかり基礎ができたとすれば、もうその後は、無料のウェブコンテンツとか、動画とか、それから公式ドキュメント、さらにはChatGPTなどを使ってもガンガン学習して伸びていくことができます。
そうすると、どんどん実現可能なことを増やしていくことができますので、「そうなったらこっちのもの」という感じです。
ぜひ多くのみなさんにそこまで到達していただければ嬉しいなと思います。
まとめ
ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「初心者ほど学びにお金をケチってはいけない」をお届けしました。
タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。
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では、また。