みんながプログラミングを学ぶべき2つの理由


みんながプログラミングを学ぶべき2つの理由

みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。

こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!

今回のテーマは、みんながプログラミングを学ぶべき2つの理由です。

#56 みんながプログラミングを学ぶべき2つの理由 | タカハシノリアキ「『働く』の価値を上げるスキルアップラジオ」/ Voicy - 音声プラットフォーム
音声放送チャンネル「タカハシノリアキ」の「#56 みんながプログラミングを学ぶべき2つの理由(2022年8月2日放送)」。Voicy - 音声プラットフォーム

なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!

では、よろしくお願いいたします!

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みんながプログラミングを学ぶべき2つの理由

今日は、みんながプログラミングを学ぶべき2つの理由についてお伝えします。これは、本職のプログラマーはもちろん、本職ではないノンプログラマーもプログラミングを学んだほうがいいということです。

それは何故かということです。

業務効率化の優先順位

業務効率化という視点でいうと

  • すぐに実行できる
  • すぐに効果が出る
  • その効果が大きい

この三点を考えて業務効率化の優先順位を決めるといいです。

その観点でこのチャンネルでも、PCやモニターなどの設備を整える、いらない会議をやめる、ショートカットキーを一通りマスターするなどをオススメしてきたわけなんです。

一方で、ぼくが皆さんにオススメしているプログラミングは、実はこれは学習時間がめちゃめちゃかかってしまうんです。

実務で簡単なツールをつくるくらいまでだとしても200~300時間の学習時間を確保しないといけないんです。

結果的に毎日1時間学習しても半年以上かかってしまうんです。

つまり、学習の着手から、すぐに実行できないし、すぐに効果が出ないんです。
なので、時間が先行投資で出て行ってしまいます。

キャリアに有効な価値のあるスキルになっていく

ではなぜオススメしているのか?ということなんですけど、

1つめは、キャリア面で有効ということです。

直近でいうと、DXというムーブメントが起こっていて、そこで活躍することができます。

といっても、ノンプログラマーがプログラミングスキルを上げ続けて、本職IT人材になるという道もキャリアパスとしてあるかもしれませんが、全員が全員、そこを目指さなくてもよいと思っています。

高度なITスキルに関しては、本業のプログラマーに頼った上で、ノンプログラマーとしては専門領域に詳しい専門家という立場で、DXプロジェクトに参画することに大きな意義があるんじゃないかと考えています。

というのも、DXに必要なのは、デジタルの知識・スキルだけではないんですね。

高度なIT人材は高いデジタルスキルは持っていたとしても、ビジネスの専門領域や課題については知らない、つまり素人なわけです。

ドメインエキスパートがデジタルスキルを持つ

そこで活躍するのが、その領域の専門家であり、このような人材をドメインエキスパートといいます。

そのドメインエキスパートが、ある程度のデジタルスキル、たとえばプログラミング経験を持っていることにより、DXを推進する上での高度IT人材とのコミュニケーションが大いに捗るというところで活躍します。

かつ、自らの業務について課題を発見し、改善してきたノンプログラマーは、「この業務はここまで手間をかける意味があるのか?」とか「もっとデータをうまく使うには?」という業務改善を経てきているので、現状を疑って課題を発見する能力を身につける経験を重ねている可能性が高いわけなんです。

なので、専門知識に加えてプログラミングのデジタルスキル、さらに自分の領域に対する課題発見能力を身に付けている可能性が高いんです。

DXを丸投げするのは危険

もし、そんな人材がいなかったとして、DXを丸投げして、ITの素養がゼロだったとすると、外注からの提案の妥当性や信ぴょう性も正しく判断できないままDXが進んでしまう可能性が出てくるわけです。

結果として、けっこうお金は払ったんだけど本質的なDXはできなかったということになりかねない。そんなリスクがあるかなと思います。

若者たちとつきあうために

別の視点でいうと人材マネジメントという視点でも、これからプログラミングの素養が重要になってくると思っています。

なぜなら、小中高での教育指導要領が改訂されて、プログラミング教育が2022年までに導入・強化されたんですね。

今、大学でもPythonやVBAを学んでいる学生が多いという話も聞きます。

そういう若者たちが、今後社会に出てくるわけなんですね。

そういう若者たちに対して、そこでプログラミングがどういったものかわからない、知らないでは、彼らを活躍する場を提供できないし、信頼も得られません。

今後、マネージャーとか先輩という立場でも、プログラミングに関する知識が求められる機会は明確に増えてくると思います。

時間を生み出し、自分も『働く』の未来を変えることができる

2つめは、時間を生み出すということです。

簡単なツールをつくれるまで学習には200~300時間かかるんですけど、そこまでいければ未来の時間を創出できるモードに入ることができます。

これまでのルーチンワークをコンピューターに任せられるようになるということです。

物にもよりますが、例えば2日の作業を5分で終わらせるみたいなことも十分ありうるんです。

その空いた時間をさらに価値のある『働く』の時間に振り分けることができます。

例えば、別の業務を改善するようなツールの開発やそのための学習に創出した時間をあてることができます。

そうすると、もっとスキルを上げていくことができるし、さらに未来の時間を創出することができるんですね。

そのようにして、『働く』の時間の価値をどんどん上げていくというスパイラルに入っていけるんです。そのモードに入るための学習時間200~300時間というのは決して高いコストではないと考えています。

このようにして、『働く』の時間の使い方がどんどん変わって行って、結果、みんなの『働く』の未来を変えていくスキルとして非常に価値のあるものだと思っています。

ということで、全員がプログラミングを学んだ方がいいという理由をお伝えしました。

  • キャリアに有効な価値のあるスキルになっていく
  • 時間を生み出し、自分も『働く』の未来を変えることができる

の2点になります。

まとめ

ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「みんながプログラミングを学ぶべき2つの理由」をお届けしました。

タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。

チャンネルのフォロー、コメント、SNSでのシェアなどなど、楽しみにお待ちしております。

では、また。

タカハシノリアキ「『働く』の価値を上げるスキルアップラジオ」/ Voicy - 音声プラットフォーム
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