僕が味わった人生最大のピンチの話


僕が味わった人生最大のピンチの話
みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。

こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!

今回のテーマは、僕が味わった人生最大のピンチの話です。

#50 僕が味わった人生最大のピンチの話 | タカハシノリアキ「『働く』の価値を上げるスキルアップラジオ」/ Voicy - 音声プラットフォーム
音声放送チャンネル「タカハシノリアキ」の「#50 僕が味わった人生最大のピンチの話(2022年7月27日放送)」。Voicy - 音声プラットフォーム

なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!

では、よろしくお願いいたします!

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僕の人生最大のピンチ~ブラック企業でのこと

Voicyのハッシュタグ企画 #ピンチの時こそに関連したお話をお届けします。

今日はだいぶびっくりする話になってしまうかもしれません。「ピンチ」というと思い出さざるを得ない僕の人生最大のピンチの話をお伝えします。

詰められるだけのミーティング

僕は30代のときにいくつかの会社でサラリーマンを経験しているんですが、そのうちのひとつがびっくりするくらいのブラック企業だったんです。

僕はその会社に事業責任者として中途入社したのだけど、事業の目標数値が毎月10%アップみたいな、根拠も何もないびっくりするような決め方だったんです。

当然達成なんてできないわけですが、達成できないとものすごく怒られたり罵られるするんです。

いくら頑張っても達成できないのはわかっているんですが、頑張っている姿勢をせるために遅くまで残業するとか、徹夜をすることもあったんです。

毎月事業責任者が月次報告をするミーティングがあるんですが、事業責任者がひとりずつ会議室に呼ばれて缶詰状態で役員から詰められるんです。

どうやって数字達成するのだと、ひたすら強い言葉で詰められるんでが、達成する見込みもないので時間が来るまでひたすら謝るだけなんです。

このミーティング詰め会、最初は月1回だったのが月2回になってしまい、地獄に落とされたような気分になったのを覚えています。

常にオンライン

上司に会ってないときは気がラクだったかというとそうではないんですね。

世の技術者により、Skypeというやばいものが開発されてしまっていたんです。これによって365日24時間、いつどこにいても罵詈雑言が飛んでくるという状況でした。

部下もいるグループで仕事ができないやつだと、ひたすら罵られるわけなんです。

当時のSkypeなんですが、オンラインにしていないとメッセージが送れないという仕様だったので、常にオンラインでないと怒られますし、読んだら既読がついてしまうのですぐに返事をしないと怒られるわけですね。

いつでもパワハラツールみたいになってしまっていました。

ChatworkとかSlackとかはそういったストレスフルな機能はなくて、ストレスフリーに設計されていてほんとに素晴らしいツールだなと思ったのを覚えています。なので今でもSkypeはちょっと嫌いです。(注 Skype自体は素晴らしいツールです!)

そんな職場環境だとみんな攻撃的になり、誰かを攻撃しないとやっていけないみたいな感じです。

おとなしくて攻撃しやすい人が的になって、しばらくすると診断書を持ってきて辞めていく。するとまた別の人が攻撃の的になる、みたいなのが2週間くらいのサイクルで起きていて、人が入れ替わっていくという状態でした。

移動中の救い

よく日曜日の夜が憂鬱なサザエさん症候群なんて言いますが、ひどくなると日曜日の朝にもうすっかり憂鬱になるので、僕はそれをサンジャポ症候群なんて呼んでいました。ほんとに日曜日は人生最悪の日でした。

毎朝月曜日、僕は日帰りで支社にいかなくてはいけないというのがあって、始発の新幹線に乗って支社に行くんです。

月曜日は本当に気分が滅入っていたのだけど、いつも奥さんが新幹線の中で朝食用に持たせてくれたおにぎりがあって、頑張ってねと渡してくれるんです。

そのおにぎりを食べているときだけが、数少ないホッとできるタイミングだったなという風に思い返しています。本当にその味が今でも忘れられないんです。

人生を変えていけるように

僕はなんとか妻の支えもあって、そんな合間に転職活動をして逃げ延びることができました。

この経験のおかげで、人生とか働くとか思いっきり反省して、考えを改め、自分のキャリアは人に預けちゃいけないし、日本の働き方をよくしていかなきゃいけないと、そういう活動をはじめるきっかけになったのは間違いないです。

人が大きく変わるのって、こういう大きな逆境やピンチを味わうみたいなのが必要という人もいます。実際に、周りで活躍している人でも、そういう経験を過去にされている方がいるでしょう。

ただ、こんなレベルのピンチは全員がうまく切り抜けられるとは限らないんじゃないかなと思います。

いくら平和な日本とはいえ、組織を統率してはいけない人が統率てしまうと、こういうことになってしまう。それをゼロにするのは難しいだろうという風にも思います。

なので僕の答えとしては、ここまでの逆境とかピンチを味わわなくても、前向きに人生変えていける機会を作っていこうということです。

自分のキャリアを自分ごととして考えて、その上でスキルを身に着けたり、経験を積んだり、人脈を広げたり、選択肢を広げておくことが必要なんじゃないかと感じています。

そのためには学習が必要なんですが、知らないことを認める、過去の自分のやり方を疑う、最初はそういう不安や痛みを伴うように思えます。

一方で新しい世界がどんどん開けて自分が役立てる領域が増え、知識やスキルを獲得するって、新たな冒険に出るようなものなんじゃないかなと思います。

さらに、一人ではなく仲間とともに学び合うことで、応援・刺激・共感が生まれ、その冒険はよりいっそう遠くまで行けるし、よりいっそうワクワクする楽しいものになると思うし、実際にそう感じています。

そういう機会をたくさんつくるのが僕の仕事です。事例をたくさん見つけ出して発信していくことで、みなさんが前向きに勇気を出して変わっていこうとするお手伝いができればうれしいなと思って日々活動をしています。

まとめ

ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「僕が味わった人生最大のピンチの話」をお届けしました。

タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。

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では、また。

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