みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。
こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!
今回のテーマは、学習コミュニティ「ノンプロ研」で注目したい4つのトピックです。
なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!
では、よろしくお願いいたします!
ノンプロ研で今年やりたい4つのトピック
今日は、僕が運営をしています学習コミュニティ、ノンプロ研の話をします。
今年どんな活動が予定されているのか、今どの辺りが課題なのかみたいなところを整理しておきたいなと思っています。
ノンプロ研のメンバーの皆さんはもちろんなのですが、ノンプロ研の活動に興味がある皆さん、今年ノンプロ研がどんな活動になるのかなみたいなところにちょっぴり触れられるかなと思いますので、ぜひ聞いていただければと思います。
ポイントは4つぐらいありますので、それぞれについて話をしていきます。
コミュニティ3.0モードのノンプロ研で主宰としてできること
年末にもお話ししたんですが、ノンプロ研はコミュニティ3.0モードになっています。これが何かというと、自立分散型のコミュニティになってきたねという話なんです。
皆さんが、勝手に自由にアクティブに活動している。それがコミュニティの中のあちこちで同時多発的に起きている状態なんです。
これは、本当に生き生きとしていて望ましいことだと思うんですが、その一方でちょっと課題もあります。
コミュニティの活動が分散的になってしまっているとか、情報が氾濫してしまうとその活動が複雑に見えてしまうといった課題があるんです。
その良い状態のところはもっと伸ばしていっていいのですが、よくない影響が出そうだなというところは抑えていく、僕にはそういった活動をしていくのが求められているのかなと思っています。
できる活動としては大きく分けると3つかなと思っています。
メンバー同士の対話・コラボを増やす
1つは、メンバー同士が対話、コラボする機会を増やすことです。
今メンバーが180人ぐらいいらっしゃいます。ちょっと自分が得意な分野とか得意な時間帯に固まってしまう、つまり、同じメンバーとばっかりあってしまうみたいなことが起きるかもしれません。
なので、そこを若干かき混ぜるみたいなことをしていきたいなと思っているんです。
また、いつも同じようなイベントに参加していて、自分がいつも同じような面しか見せないといったこともあるかもしれません。
意外な一面を見せられるようなイベントに参加してもらうとか、機会を用意するといいよなとも思っているわけです。
これはいくつかアイデアがあるんですが、1つはドリュームミーティングです。
ドリームミーティングや自己紹介イベント
ドリームミーティングというのは、未来について語るワーク、これを言うんですが、例えば、自分はノンプロ研でこんな活動をしていきたいなとか、こういう風な場になっているといいなとか、そういったことを発表する、そんなことをイメージしていたりします。
あとは、自己紹介ミートアップ的なイベントもあってもいいかなと思っています。
皆さん、入会時に自己紹介ホームで入力していただくんですが、そこに書かれている情報はテキストベースの限定的なものなので、実際にやっぱりお話を聞いてみたいなというところはあるわけです。
それから、例えば3〜4ヶ月かけてチームを組んで、学びとかノンプロ研の活動について共有したりとか発表する、そんな小さなグループ活動があってもいいかなと思っています。
つまり、多様な対話の機会をどんどん増やすみたいなイメージを持っています。
コミュニティの状態をきちんと観察する
そして、僕に求められている動きの2つ目なんですが、僕自身がコミュニティの状態をきちんと観察するということです。
去年の活動の反省点として、僕が執筆とか全国ツアーにかなり時間を使っていたので、皆さんの普段の活動にあんまり参加できていなかったんです。
今年はあちこちの活動に紛れていって、ノンプロ研の活動がどんな価値を生み出しているのかとか、どんな課題を皆さん感じているのかみたいなところをちゃんとキャッチしていきたいなと思っています。
そのような学びの中で、Voicyのリスナーの皆さんにも役立つだろうなみたいなものがきっとあると思いますので、放送の中でお伝えしていきたいなと思っています。
アンケートも活用
あと、そう、アンケートをちゃんと活用しようというのもありますね。
講座のアンケートは毎回きちんと取っているんですが、そのフィードバックを講座に返していく活動はちょっといまいち、まだちゃんとできてないなというところがありまして、そこはしっかりやっていこうと思っています。
イベントの方もまとめていくか少し考える必要があるんですが、定期的に開催するようなイベントに関しては、まずきちんとアンケートを取ってそれを次のイベントに生かしていく活動をした方がいいかなと考えています。
新しいメンバー、アクティブでないメンバーの参加を促す
そして最後、3つ目の僕に求められている動きなんですが、新しいメンバーもしくはアクティブでないメンバーの参加を促すというものです。
これはずっと課題なんですが、あの手この手でやっていこうと。
まずやってみたいことの1つは、新規入会者もしくは希望者へ向けての1on1ミーティングです。
入会した後だと、メールもしくはSlackのテキストでこういうことをした方がいいですよとか、こういうアクションしてみてくださいねとかお伝えするんですが、やはりちょっと難しいなというところがあるわけです。
直接顔を見せてフェイスToフェイスでフォローできた方が、新しく入った方にとっては安心感があるかなと思うんです。
あとは、しばらく活動していなくてちょっと参加するきっかけを失ってしまっている方にも、そういった1on1の機会があれば再度活動をするきっかけになるかなと思います。
メールを使った週報
もう1つやってみたいのはメールを使った週報です。
ノンプロ研のメインのテキストコミュニケーションツールはSlackを使っているのですが、やはりSlack を使い慣れてない方にとっては、普段全然見なかったりとか使い方がわからずにそっ閉じしてしまうとかといったことも結構ありそうな気がするんです。
そういった方にきちんとピンポイントで情報を届けるために、メールで今週はこんなイベントがありますよとか、こういうアクションを起こすことができますよというのをお知らせするというのをやってみたいなと思っています。
コミュニティ3.0になったノンプロ研に対しては、主宰としてこういった動きをしていきたいなと思っています。
技術同人誌プロジェクト
次のトピックは技術同人誌制作プロジェクトです。ノンプロ研の皆さんに、技術同人誌の制作にトライしていただくんです。
皆さんが学んでいるテーマに関して、技術同人誌という形で大体50ページから100ページぐらいにまとめていただいて出版し、技術同人誌専用のマーケットで販売していくというプロジェクトです。
ノンプロ研の方でも、その印刷費だったりレビューだったりのサポートを一部させていただくので、皆さん気軽にトライできるといったところがメリットになっています。
実際に、自分が書籍を書いて出せるというのはすごく楽しい経験なので、そういったことにもどんどんチャレンジして、いい機会にしていただきたいなと思っていますね。
ここ2、3年この活動をしてきてとても盛り上がっているんですが、今年はさらに、それをアップデートしようという動きがあります。
技術博にも出店
1つは、今までは技術書店というマーケットを中心に出ていたんですが、もう1つ別の、技書博というマーケットがあるんです。そちらにも出てみようということで、今年の5月初めて出店することになります。
こちら実は、技術同人誌だけではなくて商業出版も並べることができるんです。
僕が過去書いたいくつかの書籍も販売することができますので、それはちょっと僕個人としてはめちゃめちゃワクワクするなと思っています。
あと、もう1つの仕掛けに関してはノンプロ研の中の皆さんにだけお伝えしていて、ちょっと外の皆さんには内緒の話なので、是非ノンプロ研入ってみたら探ってみていただければと思います。
書くということに関して、未来に繋がる、未来がより広がる、そんな仕掛けになるんじゃないかなと思っています。
1月から技術ライティング講座の開講
この技術同人誌の制作なんですが、これを出版するために、その執筆だったり企画の技術を学ぶための、技術ライティング講座という講座を用意しています。
全10回になっていまして、書くことの価値を確認したり、アウトプットによる学習法とか楽に読みやすい文章を書く方法、それから、Webにおける文書の構造や書籍の企画構成、この辺りをぎゅっと詰めたとてもいい講座になっていますのでぜひ受けていただきたいです。
ちょうど今参加者募集となっていますので、ぜひ、技術同人誌制作とかライティングに興味ある方は覗いてみていただければと思います。
最後に詳細をお知らせします。
キャリアを考える
3つ目のトピックなんですが、ずっとノンプロ研をやっていて課題として感じているところがありまして、それは何かというとキャリアなんです。
皆さんノンプロ研に入ってデジタルスキルを中心にスキルをめきめき身に着けてくださっているわけです。
また、コミュニティというサードプレイスで積極的に参加すること自体が、仕事にかなりかかわる様々な能力に繋がっているはずなんです。
例えば、プレゼンとか教えることだったり、人に質問する、人を巻き込むとかのスキルを皆さん自然に身につけていらっしゃいます。
ただ、よく見かけるのが、そういった皆さんの能力とかスキルを、今雇っている企業があんまりうまく活用できてないということがあるんじゃないかと思うんです。
企業との評価のミスマッチを改善する
あまり活用できていないってことは、うまく評価できてないってことでもあって、そういった部分でミスマッチが生まれているんじゃないかと。
さらに、そもそも企業にもメリットがある活動なんですが、スキルを身につけたり繋がりを得たり、変化に対応できるようになったりとかいったところを阻害しているような職場環境も少なくないんじゃないかなと思うんです。
そこは課題としてあるので、具体的にアイデアとしては今のところないんですが、どこか念頭において活動していきたいなと思っています。
外部とのコラボレーション
注目したい4つ目のトピックになります。他のコミュニティとか外部とのコラボレーションです。
2023年でも、僕自身は、コミュニティマネジメント塾とかflier book laboに参加して、コミュニティに関して越境しているという状態です。
他のコミュニティから学べることは本当にたくさんありまして、それを消化してノンプロ研に色々と流入してくるのはとてもいいものだなと思っています。
パラナビさんとの活動
2023年というと、Webメディアパラナビさんとの合同企画がたくさんありました。
ノンプロ研でもかなり活動していいただいていて、例えばパラナビのさくらさんに関して言えば、部活の運営を務めてくださったり、皆さんのスキルアップやそれぞれの活動をインタビュー記事化してくださったり、とても活躍していらっしゃいます。
Voicyでのコラボ企画
さらにVoicyの方で、僕は様々な皆さんとコラボレーションさせていただいてたくさんの刺激をもらっていますし、実際にBTではゲスト大会を開催してノンプロ研以外の皆さんに登壇していただく機会も設けることができました。
もちろん、ノンプロ研の中でも本当に多様で素晴らしい皆さんが多いので、その中でも様々なコラボレーションは生まれていくんですが、やはり外の世界と繋がることで、コラボレーションの幅というか可能性というのがより一層広がるというところがあるなと感じたんです。
ここの部分に関して、今年もっと加速していけばさらにいろんな可能性が生まれてきてわくわくするなと思っているところです。
具体的には、僕自身があちこちに出かけていく、そして、出かけていってちゃんとキャッチして観察し、必要に応じて支援をしたりとか、どんな価値を生み出しているのかといったことをちゃんと感じていきたいなと思っています。
2024年の学習コミュニティノンプロ研の現状整理、課題の整理、そしてこれからの展望みたいなところをお話させていただきました。
講座のお知らせ
1つお知らせをさせていただければと思います。
今、2つのノンプロ研講座が一般申し込み受付中となっています。先ほどお伝えしました「技術ライティング講座」と、教える人、講師を担当する人のための「インストラクション講座」です。
こちらの2つの講座が一般申し込み受付中となっていますので、興味がある方はぜひリンク先もご覧いただければと思います。
技術ライティング講座
技術ライティング講座は、Webライティングや技術同人誌についてなど、技術に関する文章を書くための知識とスキルを身につけるための講座となっています。
先ほどお伝えした通り、技術同人誌制作プロジェクトにつながるものですので、ぜひ興味ある方は受講していただければと思います。
インストラクション講座
インストラクション講座は、効果的かつ魅力的な講座をスマートに開発、推進できるようになることを目指す講座となっています。
ノンプロ研でも講師をメンバーの皆さんにお願いすることがあるんですが、それと同様に、社内で講師を担当することがあるとか、勉強会を開催するとか、学ぶ場作りに関わる人たちにとってはとてもおすすめの講座になっていますので、ぜひ覗いてみていただければと思います。
皆さんのお申し込みをお待ちしております。
まとめ
ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「学習コミュニティ「ノンプロ研」で注目したい4つのトピック」をお届けしました。
タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。
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では、また。