上司にキーを打った回数がバレていた…1時間に平均54回の従業員は解雇処分


上司にキーを打った回数がバレていた…1時間に平均54回の従業員は解雇処分

みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。

こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!

今回のテーマは、上司にキーを打った回数がバレていた…1時間に平均54回の従業員は解雇処分です。

#442 上司にキーを打った回数がバレていた…1時間に平均54回の従業員は解雇処分 | タカハシノリアキ「『働く』の価値を上げるスキルアップラジオ」/ Voicy - 音声プラットフォーム
上司にキーを打った「回数」がバレていた…1時間に『平均54回』の従業員は解雇処分→

なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!

では、よろしくお願いいたします!

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上司にキーを打った回数がバレていた…1時間に平均54回の従業員は解雇処分

今日は、ニュースを紹介したいなと思います。どんなニュースかといいますと、記事のタイトルは「上司にキーを打った回数がバレていた…1時間に平均54回の従業員は解雇処分」こちらのニュースになります。

上司にキーを打った「回数」がバレていた…1時間に『平均54回』の従業員は解雇処分 - フロントロウ | グローカルなメディア
テレワーク中に従業員の作業実態を監視するための新技術を導入する雇用者が増えるなか、慢性的なサボり疑惑があった従業員をクビにした保険会社インシュアランス・オーストラリア・グループ(IAG)が“サボりの実態”を把握するために取り入れた方法とは。

どういった話かというと、これは、オーストラリアの保険会社インシュアランス・オーストラリア・グループ(IAG)、こちらで起きたとある事件の話になります。

キーボードを打った回数を監視できるテクノロジーを導入

こちらの会社には、あるサボり疑惑のあった女性がいらっしゃいました。その勤務実態を調査するために取り入れたのが、キーボードを打った回数を監視できるテクノロジーです。

約18年間、その女性は勤務していたんですけれども、自宅勤務をしていました。ここ数年で、与えられたタスクが止まる案件が目立ってきていました。

なので、そのマネージャーは、女性に指導を行うとともに、その勤務状況を調査したんです。その結果、調査した49日中47日は就業開始時刻を守っていなかった。さらに、29日は就業終了時刻前にいなくなっていました。加えて、4日間は全く仕事をしていなかったということがわかったんです。

さらに、キーボードのキーを物理的に押した回数を測る調査でいうと、1時間に平均54回しかキーが押されていませんでした。

こういったことが判明したんです。この調査を経て、この女性は2023年2月に解雇されたんですけれども、その女性は不当解雇の訴えを出したんです。ただし、この先ほどのデータが証拠となって、2023年7月21日に「解雇は不当、不合理ではなかった」として棄却されました。

このようなニュースでした。さて、皆さんはこのニュースを聞いてどう思われたでしょうか。

ニュースに対する僕の反省

僕は、実はちょっと反省があるんです。というのも、このニュースをぱっと見て、社員の成果をキーボードの回数で評価はできないのではないかと考えました。もし、キーを打った回数で評価されるような仕事があったとしても、そんな単純労働はテクノロジーの進化で価値を失うのではないか、そのように思ったんです。

ただ、このニュースをVoicyでネタにしようと再度読み返したところ、1回目で思っていた感想はちょっと見当違いなものでした。つまり、僕は先ほどのニュース記事を読み違えていたということに気づいたんです。

成果の判断は、マネージャーが別の方法で元々していたんです。しかし、その過程で、どうやらサボっていることが分かったと判明した。その裏を取るために、キーボードの監視テクノロジー、これを導入した。そして、そのデータのおかげで、解雇することができたし、不当解雇の訴えも棄却された。そういった話なんです。

つまり、この会社のマネジメントの方法としては、このキーボードの回数ではやっていなかったっていうことなんですが、僕は、そのように勝手に思い違いをしていたんです。

ちゃんとニュースを読まないで脊髄反射的に判断してしまった

僕的には、テレワークのマネジメント方法として、こういう監視ツールを使うといいよみたいな記事を、コロナ禍で、テレワークが流行り始めていた時に、何度も見かけていたんです。

それを見かけるたびに、そんな監視をすることで、マネージメントするのはけしからんと、きちんと成果で判断しつつ、きちんと丁寧にコミュニケーションを取って、マネジメントしないとダメだよと思っていたんです。

そのように、何度もニュース記事を見て、持っていた経験があったので、今回も、それと同じ流れかと考えました。

脊髄反射的に、同じような流れの記事なんじゃないかと判断してしまったんです。しかも、この記事のタイトルの付け方も絶妙なんです。

上司にキーを打った回数がバレていた。1時間に平均54回の従業員は解雇処分。このタイトルだけだと、会社がそもそもキーボードのストローク回数で監視するマネジメントをしていたんじゃないか、しかもそれをこっそりやっていたんじゃないかと、そんなふうなニュアンスにも取れます。しかも、このタイトル、非常に目を引く素敵なタイトルです。

ただ、それはニュースの記事の名前の付け方が悪いというわけではなくて、ちゃんとニュースを読まないで脊髄反射的に判断してしまった僕が悪いという話になるんです。

リスナーの皆さんは、今回僕の放送を聞いてどう思われたでしょうか

ちなみにリスナーの皆さんなんですが、今回僕の放送を聞いてどう思われたでしょうか。僕はなるべく記事通りの表現を心掛けて、客観的に記事の内容をお伝えするようにしたんですけれども、キーボードの回数で監視してマネジメントなのかなというふうに思ったりされませんでしたか。

それとも、この流れだったら会社はちゃんとマネージメントしていたし、解雇は仕方ないよと思ったでしょうか。ニュースを目で読む場合と耳で聞く場合とで違いがあるのかどうか、これをちょっと知りたいなと思いますので、もしよかったら、感想を教えていただきたいなと思います。

ところで、最近でいうと、多くの企業がテレワークからオフィス勤務に回帰している。そういったニュースを見かけます。

やはりテレワークだと生産性が下がるみたいな話があって、マネジメントの問題もあるとは思うんですけれども、こういった形でどうしてもサボる社員がいた場合に、なかなかやりようがない。そういったことも、もしかしたらあるのかもしれません。

そのような場合に、こういったテクノロジーをうまく使って、それをデータ的にきちんとあぶり出すというのは、会社がきちんと自分たちの身を守るという意味で言うと、ありなのかなとも思います。

今日は、「上司にキーを打った回数がバレていた…1時間に平均54回の従業員は解雇処分」こちらのニュースを紹介させていただきました。僕的には、色々な角度で学びのある記事だったなと思います。

まとめ

ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「上司にキーを打った回数がバレていた…1時間に平均54回の従業員は解雇処分」をお届けしました。

タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。

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では、また。

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