みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。
こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!
今回のテーマは、清里のノンプロ研自然体験合宿での学び その2です。
なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!
では、よろしくお願いいたします!
自然体験合宿の初日夜のプログラム後半を紹介
先日、山梨県清里にあります清泉寮にて開催されました、僕が運営している学習コミュニティ「ノンプロ研」の自然体験合宿に参加してきました。
自然体験合宿の概要と、初日夜のプログラム前半までについては、昨日の放送でお話しておりますので、ぜひお聴きいただければと思います。
今日は、後半戦ということで、その続きからレポートします。
お楽しみのナイトハイク
初日夜のプログラムとして、室内でレンジャーさんたちに森の動物達についていろいろと教えていただいたわけなんですけれど、このあと、少し雨が止んだ瞬間を狙って、お楽しみの「ナイトハイク」へ出かけることになりました。
ナイトハイクというのは、夜の森を探検するということなんです。
本当は、夜の森で寝転んでみたり、星空を眺めたり、夜行性の動物を観察してみたり、なかなか体験できない夜の森を体験するはずだったのですが、残念ながら雨模様だったんです。
というか、雨合羽と長靴の完全防備で出かけたのですが、どんどんそれなりの本格的な雨になったんです。
レンジャーさんたちの赤いランプを頼りに30人くらいの集団が行列になって、真っ暗な雨の夜道を歩いていきました。
草原のあたりまで歩いて、草原の向こうに明かりを照らしてみるわけです。
そうするとシカなどの動物がいれば、ピカッと目が光るそうです。
何人か「見えたかも」と言っていたけど、タカハシ家は息子が夜の雨を怖がっていて、最初はなんとかがんばって持ちこたえていたんですが、徐々にギャン泣きになっていくというイベントで手一杯だったので、よく観察できなかったんですね。
その場で5分くらい夜の動物達を探して、そのあと帰ることになりました。
帰るとなると息子は急に元気になって、先頭のレンジャーさんと仲良く話しながら歩いていくんです。切り替えが早いのはいいことだと思います。
こんなかんじで雨のおかげで本来のナイトハイクはあまり堪能できませんでしたが、こんな雨の中でみんなで夜の森を歩くという体験は、これはこれでなかなかできない体験で貴重だったと思います。
とくに息子はこの体験をギャン泣きをしつつですが、乗り切ったということで、何かの自信につながってくれればいいなと思います。
このあと、お風呂でしっかり温まって、いよいよお楽しみの懇親会です。
懇親会でホスピタリティを感じる
ノンプロ研の皆さんはほんとにホスピタリティが高くて、皆さんおつまみとか、それを入れるお皿とか、きちんと準備してくださっていて、ほんとありがたいなと思います。
しかし、タカハシ的には、そして多くのメンバーもそうだったと思いますが、バーベキューで食べすぎて、お酒もおつまみもあんまり食べられなかったんです。
大人は思い思いの話をします。はじめましての人もいるんですけど、寝食をともにして打ち解けるのは合宿の良いところだと思います。
子どもたちはほんとは眠いはずだけど、夜遅くなっても「まだ寝ない」と、元気よく遊び続けるわけです。
12時越えたところで、大人たちは子どもたちを強引に引きずり出して解散ということになりました。
そこから残った精鋭たちで二次会がスタートしました。
深夜2時まで、コアな話をしてたいへん面白かったと思います。
2日目朝は地産地消の朝食から
翌朝の朝食は、白いごはん、なめこの味噌汁、納豆、ハム、ポテト、サラダ、そしてジャージー牛乳です。
地産地消で添加物を使っていない料理ということで朝にふさわしい朝食です。
タカハシ的には前日バーベキューを食べ過ぎたのと、寝不足と、普段朝ごはん食べないのとで、美味しいのはわかってはいるんですが、まったく食欲がわかないタイプです。
納豆とご飯少し、味噌汁、ハムをひとちぎり食べました。
これはしかたがないかなと思います。
ちなみにお味噌は一年前から豆を煮込むところから手作りだそうです。
クラフトバッグ作りを体験
二日目午前のプログラムは、引き続き天候があまり良くなかったので、室内でのクラフトバッグ作りです。
素材を見つけるために少しだけ外に散歩に出かけて、葉っぱなどを集めてきました。
途中、牛乳でもお世話になったジャージー牛たちに出会います。
ほんとに茶色の美しい毛並みで、つぶらな瞳で、かわいいなと思います。
息子もこのぬいぐるみをすでに昨日買っていましたので、本物に出会えてテンションが上がっていました。
思い思いの素材を持って宿舎に戻ってクラフト開始です。
作り方は例えば、葉っぱの裏の葉脈に絵の具をたっぷり塗って、バッグにのせてこすりつけて、バッグに葉っぱの模様を乗せていくわけです。
タカハシはどんぐりの葉っぱ3枚を使って、赤から黄色のグラデーションにして秋っぽいデザインにしてみました。
個人的にはなかなか良くできたと思ったら、みなさんのセンスのほうが爆発していました。
例えばコケやお花を筆がわりにしてバッグに模様をつけてみたり、細い葉っぱを使って線をひいて縞模様にしてみたり、大人も子供も美しいバッグを作っていました。
息子は絵の具を混ぜてけっこう素敵な色を作って、それで直接バッグに模様を描くというオリジナリティを発揮していました。
リフレクションタイム
こんな感じで2日に渡った合宿は全プログラムが終了して、最後は、みなさん会議室に集まってリフレクションをしました。
グループに分かれて、合宿の学びや感想を話し合い、大人も子どもも意見を言って、グループの代表がグループごとに発表していく流れです。
子どもたちが積極的にグループの発表の担当に立候補しました。こういうところでしっかり発表するのは、ノンプロ研のファミプロ流です。
ファミプロという親子向けのイベントがあるんですが、子ども達もそこで元気よくいつも発表していますので慣れたものです。
こうして1泊2日で行われた自然体験合宿ですが、天候は残念ながら曇とか雨だったけれど、それでもたくさんの学びがありました。
森のこと、命のこと、ふだん気にかけずにじっくり見ることのない植物や虫を観察したり。
そして、その森や命を守ろうとする人たちもいて、素敵な体験をさせていただきました。。
ぜひ、晴れのときにもちろん来てみたいと思います。
とくにナイトハイクを楽しみにしていたので、晴れの日にバッチリ体験してみたいというのはありますし、おそらく来るたびに天候も季節も違って別の発見があるのかなと思います。
じつに4年半ぶりに合宿が実現
ノンプロ研は前に合宿をやったことがありまして、思い返すと2018年秋の三浦海岸以来の合宿だったんです。4年半ぶりでした。
たしか2020年に1回企画をしていたのだけど、残念ながらコロナ禍でお流れになってしまっていたんです。
今回、念願の合宿が実現できました。
そもそもノンプロ研というコミュニティは、ITとかプログラミングを学ぶビジネスパーソン、大人のためのコミュニティなんです。
ご家族でいうと、はじめての集団にいきなり飛び込んで一緒に寝食を共にするということになるわけで、かなり勇気が必要だったと思います。それでも来てくださって、しかも一緒に楽しんでいただけたのはすごく良かったと思います。
みなさん「ノンプロ研はいい人ばかりでよかった」と言ってくださって、めちゃくちゃうれしいです。
何かを学ぼうとしている人達がつくる空間はきっと心地が良いもの
これに関して振り返りのときに話をしたのですけど、「何かを学ぼうとしている人達、その人達がつくる空間はきっと心地が良いもので、その空間の中にはきっといい人ばかりになる」という法則があるのだと僕は思います。
なんとなく心の余裕が無い状態って、マズローの欲求階層説でいうと自尊の欲求とか所属の欲求とか、そういった欲求が欠乏していて、それを満たそうとして他人を意識してしまったり、ちょっと自分本位の行動を取ってしまったりします。
ノンプロ研の皆さんは自己実現の欲求が推進力になっているので、欠乏欲求は基本的に満たされている。だから、その場でのコミュニケーションしても心地がいいし、居心地がいいのかなと思うんです。
そして、そういった空間を広げていったり、増やしていったりしていきたいし、そういうところに子どもたちもいるというのはすごくいいことなのではないかなと思います。
今は月1回のファミプロがその役割を果たしているのですけど、こういう自然体験合宿という形でそれを確認できたのは、すごく大きな収穫だったと思います。
今回の企画・準備をしてくださったメンバーのきのぴぃさんには本当に感謝していますし、参加してくれたメンバーの皆さんにも感謝します。
また色々とやっていきたいと思います。
まとめ
ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「清里のノンプロ研自然体験合宿での学び その2」をお届けしました。
2日間たくさんの学びがありましたし、心地よい時間だったと思います。
清里はほんとに良いところなんですが、いつの日か糸島でこういったことをしたいなと思っています。
ほんとに自然はたっぷりありますし、自然とか食とか深く関わっている面白い人達もたくさんいるんですね。
あと必要なのはほんとに場所なんですね。宿泊したりとか学んだりとかそういったことができる施設さえあればぜひやりたいなと思います。
ひきつづき情報を集めたり、いろいろ検討したいと思います。
タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。
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では、また。