みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。
こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!
今回のテーマは、「質問する力」とはその場のハッピーの総量を上げる力のことです。
なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!
では、よろしくお願いいたします!
質問する力
今回はハッシュタグ企画 #質問する力 についてお話をします。
質問する力、本当に大事なんですよね。
僕はノンプログラマーの皆さん向けにプログラミングとか色々と教えるという仕事をしているんです。
その関係でノンプロ研という学習コミュニティを運営したり、プログラミング講座で講師をしたり、セミナーで登壇したり、そういった機会が多くあります。そういった機会はむしろみなさんにどんどん質問してくださいという立場です。
多くの人は、「質問する力」という観点では、めちゃくちゃ損をしているな~と思うんです。なのでそういった質問していい場所で、もっと得をしてもらうために、この機会を使わせてもらえればと思っています。
まず、なぜ質問をするのか?みたいなところから考えてみます。
一般的には、質問って自分が欲しい情報を得るというテイクの考え方をしがちですが、それは間違っていると思うんです。
というのも、質問をするというときには、質問をする人、される人、そしてそれを見ている周りの人達の3者が関わっています。
この関係性を見ると、質問することはテイクじゃなくて、ハッピーの総量を上げるようなギブの活動になるということが見えてきます。
質問をする人は当然欲しい情報を得られるのでプラスになる。周りの人も、その質問のやり取りから、情報を得られるのでそれもプラスになります。聞いてる人数分プラスになるわけです。
かつ質問される人も、質問をする人の理解度だったり、どういったことをプラスで知りたいのかなどニーズを知れるわけです。
例えば講師の立場であれば、受講生はここがわからなかったのだとか、こういうことを追加で知りたかったのだとか、講義をブラッシュアップするためのヒントを得られるので、プラスになるわけです。
かつ、受講生みんなが質問のやり取りを見て新たな情報を得ているので、全体の満足度をもあがります。なのでその講義の評価も上がるといいことだらけなんです。
そういうふうに考えると、質問を通して自分やその場がハッピーになる、そのハッピーの総量を上げる力、これを「質問する力」と定義していいんじゃないかなと考えてます。
2つの指標
この質問する力なんですが、2つの指標の掛け算で考えるといいかなと思っています。それが打席数と打率です。
打席数は質問する回数、打率は質問の画質みたいなことですね。このどちらが重要か、でいうとまずは打席数が圧倒的に大事だなと思っています。
質問の打席数
質問をしていい場所でちゃんと質問ができる力が、多くのビジネスパーソンにとって圧倒的に不足していると思います。
セミナーとか講座とかをやっていても、「何か質問ありますか?」というシーンで、誰も何も質問しないというケースがとても多いわけなんですね。
ただ、そういった場所で、「今日は絶対に質問しよう」と決めた人が1人いると全然変わってきます。
例えば5回連続の研修だったとして、その中にそういう人がいたとすると、その人は5回質問するわけです。参加者が毎回10人いれば50回の追加知識が得られたということになるわけです。
そういう質問する人がいるというのは、研修において価値はものすごく高いといえると思います。
提供者側としても、聞いてる人が質問しやすい仕組み、雰囲気づくりはとても重要だと思うんです。
プラス、質問しようと決めて臨む人は、「何を質問しようかな」と考えながら参加をしてるわけです。常に、問いを探しながら聞くことになります。当然その話の吸収力が高くなり、自我との関連性が強くなりますね。
どうやったら質問ができるのかということですが、ここは単純に「質問をすると、決める」しかないんじゃないかなと思います。
質問の打率
次に打率の話しなんですが、質問の質に関しては、質問をして良い場であれば、どんな質問でも価値があるので気にしなくていいと考えています。
そんなことよりも、「良い質問とは?」などと考えてしまって、逆に質問を遠慮する理由につながるので、本当に気にしなくていいんじゃないかと思っています。
唯一気をつけるのは、質問をしてはいけない場所で質問することで、これは避けた方がいいことかなと思います。
どういうことかというと、答える義理はない相手に、狙い撃ちで隠れてこそこそ質問をするというのは本当にダメだと思っています。
仕事上の質問で、部下が上司に質問するなどはもちろん全然オッケーです。
例えば講義やセミナーであれば、質問を求められたときには全然応えなかったのに、終了後にこそっと講師に歩み寄って質問をするような人がいますね。これはほんとにダメだなと思います。
自らの羞恥心を守るために、その場では質問せず、講師の大事な時間を独り占めしようとしているので、すごく良くない行為だななと思います。
僕の場合は、ブログや書籍の問い合わせが、TwitterのDMや、会社の問い合わせフォームにきたりします。
これも、自分だけが情報を得るために、相手の時間を搾取する行為を平気でやっているわけで、完全に時間泥棒だなと思います。
こういう方には答えられないので、ノンプロ研というコミュニティーがあって、そこに入ればコミュニティーのメンバーが答えてくれるかもしれないのでと入会を案内しますが、そういう人はまず入会してこないですね。
おそらく、そういった人たちは時間というものの価値をあまり理解してないんですね。
2~3時間悩むのだったら、質問がウェルカムな場であるノンプロ研に月額5500円で入会した方が、質問して答えが得られるし、他にもくさんの学びが得られますので、時給換算すると圧倒的にいいんです。
そういった時間がどれだけ価値があるかの計算ができないんじゃないかなと思います。
みなさんは、まず、この場では質問していいという場所に行って、じゃんじゃん打席に立って質問していくのがいいんじゃないかなと思います。
ハッピーになるためにどんどん質問しよう
まとめますと、「質問する力」とは質問を通して自分やその場がハッピーになる、そのハッピーの総量を上げる力と定義していいんじゃないかと思います。
とにかく打席数が大事なので、質問をしていい場では「質問をすると決めて臨む」ということです。そういった場ではどんな質問でも価値があるので、あまり質問の質を考えずに質問していいんじゃないかなと思います。
ということで、質問する力をどんどん磨いていただければと思います。
まとめ
ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「「質問する力」とはその場のハッピーの総量を上げる力のこと」をお届けしました。
タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。
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では、また。