迷ったときは理論も感覚も頼りにする


迷ったときは理論も感覚も頼りにする

みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。

こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!

今回のテーマは、迷ったときは理論も感覚も頼りにするです。

#602 迷ったときは理論も感覚も頼りにする | タカハシノリアキ「『働く』の価値を上げるスキルアップラジオ」/ Voicy - 音声プラットフォーム
音声放送チャンネル「タカハシノリアキ」の「#602 迷ったときは理論も感覚も頼りにする(2024年1月30日放送)」。Voicy - 音声プラットフォーム

なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!

では、よろしくお願いいたします!

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迷ったら感覚か理論か

おはようございます。タカハシノリアキです。

1月30日火曜日皆さんいかがお過ごしでしょうか。

さて今日はホットトピックについて話をしたいと思っています。

テーマは「迷ったら感覚か理論か」こちらになります。

仕事をしている中でも、迷うことって結構あるんじゃないかって思います。

例えば、人によっては今の仕事を続けるべきか、もしくは転職を考えるべきか、こんなふうに迷ってるかもしれませんし、もしくは、自分の強みが見つからず自信がなかなか持てないなとこんな風にモヤモヤしてるかもしれません。

また、スキルとか資格、これを身につけた方がいいという風には思うんだけれども、なかなか一歩を見出せない。

こんな悩みを持ってる人もいるかもしれません。

そんな悩みを解決する方法として、自分の感覚に頼っていいと思えてしまう、こういった意見を言う人もいますし、一方では、色々と調べた上で理論立てて、こっちの方が良さそうだ、このような結論を出す人もいます。

で、今回はどちらがいいのかっていう話なんですけれども、これは僕個人の考え方で言うと、両方だろうって思います。

感覚か理論かって言われると、どちらかみたいな感じには取られてしまうんですけども、両方大事かなと思っています。

なぜそうなのかっていうのをそれぞれお伝えしていきます。

理論が大切な理由とは

先人の研究結果である理論を使わない手はない

理論のほうから行きたいんですけども、これはもう、先人たちがたくさんの研究を重ねてくださってまして、書籍の形だったりとか、研究とか、そういった形でたくさん残っているわけです。

そういったものを使わない手はないという風に思ってます。

当然、人それぞれ個性もありますし、性格も好みも違うわけです。

ただ、そんな中でも、同じ人間として捉えた時に、その中で共通点ってどういったところがあるんだろうかとか、多くの人にとって再現性の高い法則ってどんなものがあるだろうかとか、そういったことを知識知見として残してくださってるわけです。

もし今、悩んでいるような事象があった時に、それと近い理論があったとしたら、それを探して、見比べてみるというのが一つ方法としてあると思うんです。

そうすると、次の道を決めるとか、意思決定をする際に、より今の事象を解像度を上げて見ることができたりとか、今まで自分では気づけなかった道筋を照らしてくれたりとか、そういったヒントになるわけです。

僕個人として、おすすめしたいのは書籍なんですけども、書籍の中でも研究の裏付けがあるものを選ぶといいんじゃないかなと思ってます。

実務家の皆さんのものももちろん参考になることあると思うんですけども、ただ場合によっては、N=1その成功パターンだけに従って書いてる可能性もありますので、そこは注意が必要かなと思ってます。

理論だけで全てが解決できるわけではない

そして、理論だけで全てが解決できるわけではない、このことも心に留めておく必要があるかなと思ってます。

というのもですね、世の中っていうのは本当に複雑で、まだ解明されてない領域も山ほどあるわけです。

さらに理論が実際に存在していたとしても、それにたどり着けないとか、そういったこともありますので、いつでもそれを裏付ける理論が完全に揃ってるわけではないと、そういったことは理解する必要はあるかなと思ってます。

感覚が大切な理由とは

感覚はマスト

では、もう一つの感覚の方を見ていきたいんですけれども、僕は結構理論派と思われがちなんですけれども、今思ってることで言うと、感覚、これはマストかなって思ってるんです。

どんな選択をするにしても、行動を取るにしても、自分の感情って、ものすごく大事な要素なわけです。

やはり、自分の感情に反していることをやる、その時にベストパフォーマンス出せるかっていうと出せないことがほとんどだと思います。

そもそも、その行動を取ること自体がストレスに感じてしまう、そしてそれがたまっていってしまうということもあるわけです。

いやいや、そんなの当たり前だろうって皆さん思われるかもしれないんですけども、ぜひ職場の周りを見渡していただければと思います。

今やってる仕事、本当にウキウキしながらやってる人ってそんなに多くないんじゃないかなって思います。

むしろ仕事だから仕方がない、そういった言い訳をして、自分の感情は見て見ぬふりをしながら仕事をしているっていう人も少なくないんじゃないかなって思います。

また、そこまでではないとしても、人から求められてる、会社から求められている、そういったことをしているのだから、自分はそれは好きなはずなんだ、そんな風に思い込んでるケースもあるんじゃないかなって思います。

つまり、今自分がやろうとしていること、やっていること、これは自分が本当に望んでいることなのかみたいなところを、自分の感覚に問いただすのはそんなに簡単な話ではないのかもしれない、そんな風にも思ったりするわけです。

理論で説明できないことには直感で対応する

さて、もう一つ別の論点なんですけれども、先ほど、理論の時に、世の中には理論で説明できないことがたくさんあるよ、そんな話をしたわけです。

この理論で説明できない時に頼れる感覚がありまして、それは何かというと、直感って言うんです。

直感はどういったメカニズムで働いてるかというと、その人のこれまでの経験を瞬時に判断して出すもの、いわゆる経験則、ヒューリスティックなどといいますけれども、それらがベースとなっているわけです。

よく、この経験則、ヒューリスティックに関しては、あまり頼りにすべきではないと悪者にされてしまうってことも少なくないんですけれども、事象があまりに複雑だったりとか、予測が不可能な時、こういった時には一定頼りにできる、そんな風に研究者もいます。

ブラック企業に採用されたときの出来事

これは僕の経験でも、それを裏付ける出来事はあったんですけれども、僕、以前ブラック企業で働いてた時期があったんですけども、そのブラック企業の最終面接の時、この時にそれを感じていたんです。

というのも、その条件としては、すごい良い条件を提示してくださっていて、彼らが言うには仕事もすごく楽しそう、そして僕自身を何より評価してくださっていたんです。

そして、今すぐサインしてくれという風に言ってました。

条件だけ見ると、断る理由はないんですね。

ただ、そのすぐにサインしてくれって言われた時に、なんかちょっと気になるモヤモヤそういった引っかかりがあったんです。

なので、一旦持ち帰ってお返事しますという風に言ったんですけれども、あまりにも先方が今決めてくれないと困るし、採用できなくなるかもしれない、そんな風におっしゃってきたわけで、それで押し切られてしまったんです。

そんな感じで、いざ入ってみたら、なかなかの大変な思いを僕はしたわけで、その時の直感は結構正しかったんじゃないかな、なんて思っています。

どうやって自分の感情とか直感と向き合っていくか

では、どうやって自分の感情とか直感とか、それと向き合っていくかって話なんですけども、これは先ほどお話した通り、ちゃんと向き合って問い合わせる、自分の感覚に問い合わせるってことが必要なんじゃないかなって僕は思うんです。

じゃあ具体的に、どういった方法があるかというと、1つは振り返りの機会を持つというのがあります。

日記でもいいですし、ブログでもいいですし、今日の行動に対して自分がどういう風に思っていたのか、それを外部化して客観的に見つめ直すってことです。

それを繰り返すことによって、自分の感覚を研ぎ澄ませていくことができるんじゃないかなっていうのが一つあります。

もう1つは、他の人の力を借りるってことです。

自分の話を聞いてもらう、対話の機会を持つってことです。

他の人の目線からでないと見えない自分も、もしかしたらありますので。そういった機会を持つというのも一つの手段かなというふうに思ってます。

ということで、迷った時は感覚か理論かという話なんですけども。僕は両方大事だなっていう風に思ってまして、理論にせよ感覚にせよ、どちらも能動的にキャッチしに行って鍛える必要があるんじゃないかなという風に思います。

もし今日の話が参考になれば嬉しいなと思います。

まとめ

ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「迷ったときは理論も感覚も頼りにする」をお届けしました。

タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。

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では、また。

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