みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。
こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!
今回のテーマは、技術ライティング講座、再開します!です。
なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!
では、よろしくお願いいたします!
技術ライティング講座を卒業して技術書店に出展
現在、技術同人誌の日本最大級のマーケット、技術書典14が開催中です。
僕たち学習コミュニティ「ノンプロ研」でもサークルを出していて、メンバーのみなさんが執筆した全9冊の書籍を販売しています。
これらの書籍は、ノンプロ研の中の講座「技術ライティング講座」の卒業制作のような位置づけになっています。
つまり仕組み的に、「技術ライティング講座」を受講いただかないと技術同人誌の制作に入れないんです。
ただこの講座、リニューアルする必要があるかなと思っているのですが、そのリニューアルに割く時間が無くて、かれこれ1年くらい開講できていない状態が続いてしまっているんです。
そのあたりの経緯は第45回 ライティング講座の講師を卒業できない話で、どうしてリニューアルする必要があるのかという話しをしていますので、ぜひこちらも合わせてお読みください。
リニューアルが遅れています
本来であれば、このリニューアルの作業は年末までに終わらせたかったんです。というのも、この1月からデジタルリスキリング入門の執筆に入ることになっていたので、その前になんとか、と思っていました。
ただ、同じように「まだかまだか」と期待されていた「中級Python講座」の開講がありまして、それとのトレードオフになってしまったんです。
中級Python講座は新しい講座だったんですが、こちらもコミュニティのメンバーからは早く開講せよという圧力がずっとかかっていた状態だったんです。
年明けてから中級Python講座は無事に開講できるようになって、Pythonを学ぶ機会や教える機会が増えました。コミュニティ内でのPython熱もぐっと増してすごくよかったなと思っています。
ようやくこのゴールデンウィーク明けに無事に「デジタルリスキリング入門」の執筆が終わりましたので、ここから技術ライティング講座のリニューアルに入れるんじゃないかと期待していたんです。
しかし、そのあと技術書典14があったり、その後は7月に向けて、デジタルリスキリング入門の全国PRツアーがあったりとか、東京工芸大学大学院の講義が待ち構えていたりと、なかなかごりっとした案件がつまっている状態です。
なので、技術ライティング講座のリニューアルはその後、秋ぐらいかな、なんて思っていたんです。
先日、技術書典14のオフライン会場がありまして、そこでノンプロ研のみなさんも会場にお越しくださって、準備・運営に携わっていただいたり、来場して応援してくださったり、書くことに対するスゴい熱量を感じたんです。
その後の打ち上げも通して「早く自分もライティング講座を受けたい」「こんなに価値のある機会をずっとストップしているとは何事か」と、改めて強い要望があることを確認しました。
講座ドリブンリニューアル作戦で開講前倒し
技術ライティング講座は毎週開催の全11回あって、事前課題含めてだいたい4ヶ月くらいかかるんです。たしかに、秋、たとえば9月に講座を開講したとすると、卒業は12月になります。
実質的に技術同人誌を執筆しようと思っている人は、来年からの執筆開始になってしまうんです。
たとえば、それが6月からなんとかできたとしたら、9月に卒業して、年内に(まだわかりませんが)技術書典15がもう一度あったとしたら、それにすべりこむというチャンスもあるかもしれないんですよね。
ではそのリニューアル作業はどうするかということです。
そこで出てきたアイデアが、「講座ドリブンリニューアル」という方法です。
これは何かといいますと、講を座やるということを先に決めてしまって、リニューアル作業はそれに合わせてなんとかやっていくという作戦です。
別名、背水の陣ともいいます。
僕もこの「デジタルリスキリング入門」の執筆活動を通して、もしかしたらもう一段書くということに対してパワーアップしているかも知れないし、書くことのエンジンは引き続きかかっている状態でもあるので、タイミング的には悪くないなと思うんです。
ということで、この技術ドリブンリニューアルを採用しまして、技術ライティング講座の仮申込をスタートしました。
技術ライティング講座の内容について
仮申し込みスタートしました!
こちら技術ライティング講座の希望をつのるようなものになっていまして、フォーム送信をしていただいた方が5名集まった時点で、実際にスケジュールを組んで開講するという仕組みになっています。
講座は全11回です
技術ライティング講座は全11回を予定しています。
前半パート
- 1.イントロダクション
- 2.Twitterの活用
- 3.素材を集める技術
- 4.文章を書く技術1
- 5.文章を書く技術2
- 6.Webライティング
ここまでの前半パートを通して「ライティング」書くことのの意義・メリットを確認していただきつつ、書くことはしんどいので、それをいかにラクに行うか、習慣に取り入れるかといった話をしています。
そしてTwitterやブログなどのWebライティングを通して、アウトプットを習慣化していただくことなどを目標にしています。
後半パート
続いて
- 7.MarkdownとCLI
- 8.Gitによるバージョン管理
- 9.GitHubによる共同作業
- 10.書籍の企画と執筆
という形になっています。
後半の方は、技術同人誌のようなサイズ感の大きな書籍の書き方、GitやGitHubといったツールを使ってバージョン管理をしたり、共同作業をしたりといったことをお話ししています。
最後に発表があります
- 11.卒業ライトニングトーク大会
となっていて、みなさん全10回の学びを資料を作っていただいて発表いただく機会になっています。
技術同人誌の企画提出から制作まで伴走します!
これでいったん「技術ライティング講座」としては修了となるんですが、希望者は技術同人誌の企画を提出することができて、それについて僕の方で企画を添削します。
企画に関してはみなさんの心が折れるまでお付き合いしますので、最終的には通るという形になります。
そしていよいよの技術同人誌の制作作業に入るんですが、発売まで、僕もしくは執筆経験豊富な先輩方が、レビュー担当として伴走するような形になっています。
全工程で言うと少なくとも半年くらいかかる結構なビッグプロジェクトなので、おそらくふつうでは体験することがない、非常に価値の高い新体験を連続して味わっていただけるんじゃないかなと思います。
技術ライティング講座も気合いれて準備していきますので、たくさんのみなさんがチャレンジしていただけることを期待しております。
まとめ
ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「技術ライティング講座、再開します!」をお届けしました。
タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。
チャンネルのフォロー、コメント、SNSでのシェアなどなど、楽しみにお待ちしております。
では、また。