みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。
こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!
今回のテーマは、ムリと思ってることができるようになる「4回転ジャンプ理論」とはです。
なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!
では、よろしくお願いいたします!
4回転ジャンプ理論とは
今日は、4回転ジャンプ理論という理論を紹介したいと思います。
これは僕が勝手に命名している理論ですが、自分にはちょっと無理だと思っていることも、こうすればできるようになるという理論です。
IT苦手な方やプログラミングは到底無理と思っている人でも、もしかしたらできるようになるかもと思っていただける、そういった理論ですので、ぜひ聞いて参考にしていただければと思います。
NewsPics「ビジネスを成長させるコミュニティ活用術とは」
最近、ノンプロ研所属のハタさんって方がいらっしゃいますが、その方がXでポストされていた内容を紹介したいと思います。
何をポストされていたかというと、NewsPicksというソーシャルニュースメディアの動画コンテンツにTHE UPDATEというシリーズがあります。
今回、「ビジネスを成長させるコミュニティ活用術とは」というタイトルで番組を放送されていました。
ハタさんはそれに関して、コメントをつけてシェアをされていました。
どんなコメントをされていたかというと、
そうそう!やりたいことが全然手の届かないところにあって、周りで誰もやってないと自信がなくなるけど、コミュニティ内の人が実際にやってると、「あ、自分でもできるかも?」なりますよね! / ビジネスを成長させるコミュニティ活用術とは? #NewsPicks https://t.co/UQlunaFCQR
— はた (@hatamasa1982) April 25, 2024
このような内容です。
僕自身、動画まだ見てなかったですが、ハタさんのコメント見て、
僕はそれを「4回転ジャンプ理論」と呼んでます。 https://t.co/8hjPRqiaD0
— タカハシノリアキ#ChatGPTでVBA入門執筆中! (@ntakahashi0505) April 25, 2024
と引用リポストしました。
まさにハタさんが説明していらっしゃる通りですが、今日はこの4回転ジャンプ理論について紹介したいと思います。
フィギュアスケートの4回転ジャンプ
どうしてその名前を付けたかという話ですが、フィギュアスケートの4回転ジャンプの話です。
少し前まで、4回転ジャンプを飛ぶのはすごく大変で、男子も女子も全然飛べていない、そんな時代がすごく長かったわけです。
ただ、1人、2人、そして何人かが飛べるようになって、その成功を見かける回数が増えてきます。
そうすると一気に皆が飛べるようになって、それが当たり前になる、そういった時代がやってきます。
フィギュアスケート界はもう数年前からまさにそういう状態になったと言えるわけです。
誰も飛べていなかった状態、誰も見たことはないということなので、それはイメージができないということになります。
ただ一方で、いろんな人のパターンを何回も間近で見ることができるとイメージがどんどんできるようになります。
他の人ができた状態でイメージができるようになると、そのイメージがない状態よりも、はるかに早くできる状態に到達できるようになると。
そういった理論を4回転ジャンプ理論と呼んでます。
バスケットボールでの成功例
似たような話で、バスケットボールでもあるそうです。
あるアナリストの方がお話されていましたが、ある選手が新しい技に挑戦しているとします。
新しい技をやろうとしてもうまくできないという時、どうするかというと、やろうとしていることを他の選手がやっていて成功している動画、これを探して発掘してくるそうです。
そして、その動画を見せると何度トライしてもできなかったことが、その動画見るだけで1回でできるみたいなこともあるそうです。
できないことが、できるようになる。
特にスポーツだと、筋肉や体の動きを何回も練習するイメージですが、実はそれだけではなく、できるというイメージをリアルに思い描けるかどうか、これも重要なポイントです。
コミュニティの中で起きる4回転ジャンプ理論
答え合わせのために先ほどのNewsPicksの番組見てみましたが、コミュニティの中でそういったことが起きているという話でした。
例えば、女性のキャリアに関するコミュニティSEEDというコミュニティがあります
自分なんか何にも取り柄がないと思ってしまっている女性がいたとしても、コミュニティの中で独立したりとか、活躍したりする姿を間近で見ることで、自分でもできるかもと思えるようになるという話だったんです。
これはまさに僕が関わっているコミュニティノンプロ研でも同じことが起きています。
会社周りを見渡すと、ITが苦手な人ばかりとか、ましてやプログラミングなんかできるわけない。
こういう風にみなさん思っています。
ただ、ノンプロ研に来ると、いろんな職業の人たちはいますが、みんながプログラミングの話をして、しかも使いこなしています。
また、以前は自分も初心者だったという人が、なんと講師を今やっているみたいなことを聞いたり見たりします。
そうすると、以前は到底無理と思っていたことが、もしかしたら自分にもできるかも。と思えるようになってきます。
これがまさに4回転ジャンプ理論です。
アルバートバンデューラの自己効力感とは
この理論ですが、実は心理学者の先生がきちんと理論を説明されています。
アルバートバンデューラという方ですが、自己効力感、つまり自信、できるという感覚を生み出すにはいくつかの要素が必要。とおっしゃっています。
自己効力感を生み出すのに必要な4つの要素
どういったものが必要か、4つ挙げられています。
1つ目が、直接的達成経験になります。
これは、自分でできたという自分の経験になり、できたら自信が満たされますよね。
次が代理経験になります。これは、第三者の成功体験を見たり聞いたりする、それによって自信を持つことができるというものになります。
これはまさに4回転ジャンプ理論と同じことですよね。
3つ目が、言語的説得になります。
これは、周りからあなたならできるよ。そんな風に言ってもらえるということです。
そして、最後が生理的、情動的喚起になります。
これは、少しわかりづらいかもしれませんが、自分の体調とか気分、これによって左右されますよね。
なので、できそうと思えるためには、自分の調子が良いという必要もあるということです。
4つの要素をそろえる環境が整っているコミュニティ
実は、コミュニティで言うと、この4つが揃いやすい、そういった環境が整っています。
先ほどお伝えした通り、4回転ジャンプ理論、代理経験ですが、これは、コミュニティにはたくさんの人がいて、いろんな人がいろんなことをできる状態にあります。
それをしばらく一緒に活動することによって間近で見ることができるということです。
さらに、言語的説得、これも多くの場合期待ができます。
みんな、あなたならできるよ、こういう風に言ってくれます。
ノンプロ研でも、プログラミングが自分もできるようになったので、みんなできるよ、あなたもできるよ、そういう風にみなさん言っています。
そして、生理的、情動的喚起なんですが、これは、自分の体調に関しては外部がどうこうできるところではないですが、ただ、調子というのは実は環境に左右される部分もあります。
例えば、わかりやすいのはプレゼンです。
聴衆がみんな怒っているような顔をしたら、すごく緊張して、うまくいかないかも、そんな風に思ってしまいます。
ただ、心理的安全性が高くて、みんなやってみようよ、そういったマインドで見守ってくれているのであれば、それは調子を良くする方に影響する、そういった期待ができます。
だから、良いコミュニティで言うと、この3つが全部揃っているということになります。
そうすると、やれる、できるという気持ちがあるので、実際やってみことができます。
そして、失敗することもあるかもしれませんが、成功すれば直接的達成経験を得ることができます。
すると、より自信を持つことができますので、次のことにチャレンジできる、そういった良いサイクルを回していくことができます。
何かやりたい、でも自信がないという方は、自分1人で頑張らなきゃ、と思ってしまいがちです。
しかし、実はそれよりも、それができている人の集団に入り、できている様子をなるべく近くで見聞きできる場所に行くとむしろ身につくのが早いことがあります。
そして、そのためには、そういった人たちがいるコミュニティを探して入るといいと思います。
ぜひ、4回転ジャンプ理論、活用していただければと思います。
まとめ
ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「ムリと思ってることができるようになる「4回転ジャンプ理論」とは」をお届けしました。
タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。
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では、また。