みなさん、こんにちは! タカハシ(@ntakahashi0505)です。
2024/11/27から、いよいよ糸島市で100人カイギがスタートします!
もっと前にお伝えすべき話なのですが…(汗)
地域のつながりをつくるこのコミュニティ活動、どのようなきっかけではじまり、どんなことを期待しているのか、お伝えしたいと思います。
ということで、「糸島市100人カイギ、いよいよスタートします!」です。
では、行ってみましょう!
100人カイギとは?
「100人カイギ」とは、地域にゆるいつながりを作るコミュニティ活動で、「ゲストが100人集まったら会を解散!」というルールのもと運営されています。
イベントでは、毎回その地域に在住・在勤・在学する5人のゲストを招待し、20回の開催を経ると、100人が登壇することになりますので、そしたら解散です。
「えー、せっかく続けて解散しちゃうの?」と思われるかもしれませんが、「終わり」があるほうが、負担なく運営ができるということだそうです。なるほどですね。
それで、この活動は日本全国に広がっており、北は北海道から南は鹿児島、海外でも台湾で開催されています。
これまでの開催地域は全118箇所で、そのうち46箇所がすでに解散を達成しています。
発起人・高嶋さんのメッセージ
100人カイギのWebサイトに、どうしてこの取り組みをはじめたのか、発起人である高嶋さんのメッセージがありました。
あるとき、「同じ会社に勤めていても、一度も話したことがない人がいる」。ふとこのようなことに気づいたそうです。
同じビルにいても、同じマンションに住んでいても、話をしない。我々はみんなそういう経験をしていますよね。
最初はただ、隣のビルの人の話を聞きたいと思い、堅い話抜きで話せるイベントを開催してみました。すると「こんなことをやっている人がいるんだ!」という発見が多くあり、また参加者同士がお互いの話に触発されていく様子が、素直にすごく面白かった。それが始まりです。
すぐそばに発見やワクワクがある、それに気づける機会をつくるのが100人カイギということなんですね。
糸島での100人カイギが動き出す
Voicy生放送「コミュニティ企画部」で100人カイギを知る
今回、この100人カイギを糸島で始めようと動き出した直接のきっかけは、6月に放送したきのぴぃとのVoicyスキルアップラジオLIVE「コミュニティ企画部」で、地域のコミュニティについて話題が出たことでした。
放送日のお昼にちょうど、僕の数少ない糸島友達の太田さん、中西さんとランチをしていたんですね。
「DXを進めるにはどうしたらいいか?地域の事業者との接点が少ない」という課題があるということを話したところ、きのぴぃから「100人カイギとかやったらいいんじゃないですか?」とのアドバイス。
100人カイギ?聞いたことあるけど、なんだっけ?と、色々にきのぴぃに尋ねてみたところ、「めっちゃ面白そうじゃないですか!」と盛り上がり、すぐに「やろう」と決意しました。
このときの放送も、アーカイブがあるのでよかったら聴いてみてください。
勢いよく仲間が集まる
放送後、すぐに太田さん、中西さんにメッセンジャーを送って、「100人カイギ、興味ありますか?」と尋ねたところお二人とも興味あるとの回答。
そして、その翌日。僕がブックマンション型本屋さんの「糸島の顔が見える本屋さん」(糸かお)の店番だったこともあり、太田さんがお店に遊びに来てくださって、100人カイギについて色々と話をしていました。
すると、ガラガラとお店に入ってきたのが、One Kyushu DXでちょこちょこご一緒していた熊本さん。その場で、100人カイギやりましょうという話に。
さらに、司会はわおんさんこと栗原さんがいいよね…という話になって、わおんさんにも声をかけてみたところ、「興味あります!」との即答。
こうして、5人でやることに決まり、100人カイギの申込みから準備を進め、ついに11月27日に第1回が開催されることとなりました。
糸島に引っ越して感じているコミュニティのこと
僕は2年半ほど前、2022年4月に糸島に引っ越してきました。
お店番をしている「糸かお」や、当初お世話になっていたシェアオフィス「糸ラボ」のおかげで、少しだけお知り合いができたのですが、人伝えやSNSから感じる雰囲気では、糸島には「自分の力で一歩踏み出そう」という気持ちを持った人が、さまざまな領域でたくさん活躍されているように感じています。(でも、あんまり知り合えていない…汗)
そして、それぞれの方がコミュニティを作り、とてもアクティブに活動しているように見えています。
小さなコミュニティに分散化しつつあるノンプロ研
ちょっといったん話が、横にそれるのですが、ノンプロ研(ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会)で起きている、「コミュニティ3.0」と呼んでいる現象の話をします。
2017年の設立当初は、人数も少なかったこともあり、同じ情報をみんなで共有し、みんな同じ活動をともにしていました。
しかし、活動を続けること7年。
メンバーもどんどん増え、みなさんアクティブに活動をすることで、あちこちでみなさん独自のサークルや継続的な活動をはじめます。そして、その流れで、ノンプロ研という大きなコミュニティの蓋を開けると、分散化した小さなコミュニティの集まりのようになっていて、その力は分散化の方向に向かっているように感じられるのです。
そうなると、小さなコミュニティどうしの交流や情報の行き来が少なくなっていき、個々の活動がかたまっていってしまい、徐々に刺激やワクワクが失われてしまうのではという心配がありました。
そのきっかけになればと、全体に向けてメンションをつけて発信したり、メルマガを送ったりしても、情報量が多いので、どうしてもひとつひとつの情報が軽くなってしまう。
ここが大きめの課題だなと認識していて、小さなコミュニティどうしに「道」を通すべく、知恵をしぼっているところです。
糸島も小さなコミュニティを道でつなぐ
話を戻すと、糸島のコミュニティにも同じようなものを感じたんですね。
アクティブなステキな人たちが各コミュニティに点在している。
みなさん、SNSなどでたくさん情報は発信しているのだけど、それだけだと奥まで届かずに、響かない。
そこで、100人カイギの登場です。
100人カイギの場は「想い」や「ストーリー」でつながります。100人カイギの場で語られるのは「想い」や「ストーリー」です。
たとえば、ITやっている人と、農業やっている人。ふだんは異なるコミュニティにいるけど、100人カイギの場で出会うことができ、そこで「想い」や「ストーリー」を交換できる。
そうしてつながって、「道」ができれば、生きた情報が行き交うようになるのでは?
そうすれば、人が動き、また新たなつながりが生まれ…という循環ができるような気がしています。
ということで、糸島市での第1回100人カイギ、11月27日19時からオープンコミュニティスペースみんなので開催となります。ぜひお楽しみに!
まとめ
以上、「糸島市100人カイギ、いよいよスタートします!」についてお伝えしました。
引き続き、みなさんがいきいきと学び・働くためのヒントをお届けしていきます。次回をお楽しみに!
この話を耳から聴きたい方はこちらからどうぞ!