みなさん、こんにちは!
タカハシ(@ntakahashi0505)です。
コミュニティ「ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会」は、ノンプログラマーがプログラミングなどのスキルを磨くための集まりです。
運営を開始してから、1年ちょっと経つのですが、先日の定例会の内容とそれを受けての盛り上がりを見る限り、「完全に次のステージに上がった」という印象を受けざるを得ませんでした。
てか、ちょっと感動すら覚えますね…。
テーマは「『自分で薪を割る!』コミュニティ活用術」。今回は、そのレポートをお送りしていきたいと思います。
ちなみに、Togetterでツイートもまとめておりますので、合わせてご覧いただければと思います。
では、行ってみましょう!
「自分で薪を割る」とは?
その前に、「自分で薪を割る」というワードについて補足しておきます。
自分で薪を割れ、二重に温まる。
これは、「自動車王」とも呼ばれたフォード・モーター社の創業者、ヘンリー・フォードの言葉です。
コミュニティでは月額会費をいただいているので、「サービスを受けられる」と勘違いされている方もいらっしゃるかもなのですが、実はそのスタンスは損です。
自分が言い出しっぺになったり、イベントを企画・運営したり、手伝ったり、登壇したり…そういう機会を率先して作って動いたほうが、得られる価値がとても大きくなります。
今回の定例会イベントでは、そういったことを、ノンプロ研代表のきのぴぃさんと、ノンプロ研卒業生代表の谷口孔陛(たにぐちこーへい)さんとにそれぞれお話いただくという…コミュニティ運営者冥利につきる会でございました。
自分で薪を割ってごはんを食べるとうまい
先鋒は谷口さんから。
谷口さんは独立されている税理士さんで、税理士業はもちろん、全国でセミナーの開催や、執筆などで活躍されています。
ノンプロ研は、昨年の途中で卒業をされましたが、その人柄から今でもメンバーとの親交も多い素敵な方です。
個人的に、全国各地でがんがんセミナーを開催されている行動力について、すごく関心を持っていたので、今回お声がけをして、めでたくご登壇いただけることになりました。
なぜセミナーをすることになったのか
さて、そんな谷口さん。
セミナー、つまり「話す仕事」をされることになった理由は…
だそうです。
しかも、最初の頃はセミナー企画して告知をしても、参加者がゼロというのも珍しくなかったとのこと。
会場では笑いが起きていましたが、数年前に独立した私としては、全く他人事ではなかったっす…汗
しかし、そんな努力が報われるときが来て、私も勝手に師と敬愛させていただいている井ノ上陽一さんとの共催セミナーを開催したほどから、依頼&自主開催のセミナーを開催できるようになったとのこと。
それをご本人は、企画、行動、発信をし続けたことによる、と評価されていました。
私でいうと書籍のオファーがあったときという感じですかね。なんか、すごく共感しました。
出し惜しみをしない
セミナーの準備についてですが、2時間のセミナーで200枚ほどのスライドを作るとのこと。
それはそれですごいのですが、より感心したのは「出し惜しみをしない」という点。
いい仕事をすれば、次の仕事につながる…実際にそれが体現されているのだそう。
個人的には、出し切ることには、それに加えて、「自己の成長」という観点でも大きなメリットがあると感じました。
というのも、出し切ったら次のネタを仕入れないといけないからです。
Excel VBAでパーフェクトな本を書ききったら、別の言語を学ばざるを得ない。それと一緒っす。
谷口さんは、現在7月の出版に向けて軽減税率に関する書籍も執筆されているそう…そこでもきっと出し惜しみをされないんでしょうね。
楽しみです!
コミュニティで最も薪を割る男
次は、ノンプロ研代表できのぴぃさん。
- Slackの運営・発言
- イベントの企画・お手伝い
- セミナー・LTの登壇
- 飲み会幹事
と、間違いなくコミュニティ内で最も薪を割りまくっている方です。
コミュニティを使って、どうやって薪を割るのか、それによってどのようなリターンがあるのかというお話をいただきました。
イベント企画の3つのコツ
きのぴぃさんからいただいたイベント企画の3つのコツ。
- 思い立ったらすぐ行動
- 時間には余裕をもって
- コアになる人はちゃんと抑える
ありますね~
とくに、「すぐ行動」は重要と思いました。
SlackとかTwitterにまずすぐに宣言。
宣言すると、忘れないですし、メンバーが広げてくれたりします。
逆に、それをしないで自分だけで抱えてる時間が過ぎていくと、わりとネガティブ思考になりがちというか…
案ずるより産むが易し、ですね。
薪を割って得られるもの
頑張ったらお金が欲しい、とかってなりますけど、残念ながらそうではありません。
薪を割るメリットは
- 認知・信頼が得られる
- 情報が集まるようになる
- 自分用にコミュニティを最適化できる
というお話でした。
これらを価値ととらえられる人は、すごくお得ですよね。一般的には、意外と気づかれていないと思います。
あと、個人的には、それに加えて「経験・実績・自信」もあるかなと思いました。
やったことないことにチャレンジする機会。
皆さんにはありますか?
基本的に「やっちゃいなよ」という雰囲気があり、かつ周りがサポートしてくれるような場って、なかなかないんですけど、ノンプロ研はなぜかそういう場になっているようです。
きのぴぃさんをはじめ、リアルに先人たちがたくさんいらっしゃいますから、安心してチャレンジできます。
ぜひ、ご活用いただければと思います。
まとめ
以上、先日のノンプロ研定例会「自分で薪を割る!コミュニティ活用術」のレポートをお送りしました。
それを受けて思ったことを、最後に書いておきたいと思います。
世の多くのオンラインサロンは、どちらかというと有名人による上意下達形式が多いのかなと思っています。
しかし、私自身にはそれに耐えうるカリスマ性もないし、コンテンツもありません。
一人ではたいしたギブもできません。
では、そんな私がいかにして「プログラミングで幸せになる人」を増やせるか?
それを、考えたときに出した答えは、「ギブをする仲間を増やすこと」でした。
運が良いことに、コミュニティ開始当初から、そういう想いに応えてくれる方(しかも120%以上で)が、きのぴぃさんはじめ、賛同&加入いただけていることは本当に感謝です。
そして、運営1年を経て、メンバー数も60名を超え、そういうギブしたい皆さんに、実際に薪を割れる場を提供できるようになってきました。
今回の定例会後も、いくつかの「薪割り宣言」がありましたので、それらを価値に変えていけるようお手伝いができれば幸いです。
「ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会」について
コミュニティ「ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会」では、毎月の定例会や勉強会、Slackでのやり取りを通して、皆さんのプログラミング学習の質やモチベーションを高めるための活動をしています。 過去の活動については、以下のページをご覧ください。- コミュニティ「ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会」の活動レポートまとめ(2017-2018)
- コミュニティ「ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会」の活動レポートまとめ(2019)
- コミュニティ「ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会」の活動レポートまとめ(2020)
- コミュニティ「ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会」の活動レポートまとめ(2021)
- コミュニティ「ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会」の活動レポートまとめ(2022)