みなさん、こんにちは!
タカハシ(@ntakahashi0505)です。
いや~、盛況でしたね!
ノンプロ研の初の分科会「情シスNight」。
そうなんです、先日6/7に開催されまして、無事に終了しました。
イベントページはコチラ。
コミュニティ「ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会」の初のオープンイベント、初の分科会として「情シス」をテーマに開催された今回のイベント。
今回は、イベント「情シスNight」の概要と開催の経緯とともに、そのレポートをお伝えしたいと思いますよ。
また、以下でツイートまとめもしておりますので、合わせてご覧いただくと臨場感が増してよろしいかと思います。
では、行ってみましょう!
ノンプロ研分科会「情シスNight」とは
では、まず本イベントの概要から説明しますね。
『ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会 分科会Vol.1「情シスNight」』
…って、タイトルからはどんなイベントなのか…正直わかりづらいっすよね。
まず、「ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会」は、ノンプログラマーがプログラミングをはじめとするスキルを磨くためのコミュニティで、通称「ノンプロ研」といいます。
昨年の12月から活動を開始、毎月「定例会」と呼ばれるオフラインイベント、月2回の「もくもく会」、そしてSlackを使ったオンラインでのやり取りをメインに活動しています。
ノンプロ研については以下のページをご参考くださいね。
それで、今回はその「分科会」に当たり、さらに、その1回目の企画です。
もともと、定例会にしても、もくもく会にしても、オフラインイベントはコミュニティ内限定のクローズイベントなんですね。
ですが、コミュニティ活動も半年、だいぶ形ができてきたので、それをベースとしつつ、「オープンなイベントを開催して、コミュニティ外の人も巻き込んでみよう」ということで、それが「分科会」っちゅーわけですね。
なぜ、情シスさんを盛り上げるべきなのか
さあ、その分科会のテーマとして、なぜ「情シス」を選んだのか、それについてオープニングとしてお話をさせていただきました。
私が4年前に起業して、いくつかの企業さんをお手伝いしてきたのですが、いないんです。
何がいないかというと、「情シスさん」がいないんです。
てことは、どうなるかというと、他のメインの業務があって、「ついで」に情シスをやっている方がいるんですね。
そりゃ、本腰入らないし、知識やスキルも磨く機会は少ないわけです。
当然、社内のIT活用は後回しになっちゃいます。
ていうか、まあ以下のグラフを見てください。
100人以上の会社ですら、この状態…。
予算も、権限も、裁量も、時間も、味方もいない…
ですが、これまでノンプロ研やChatWork Caféを通じて、そんな状況でありつつも工夫とアイデアで楽しく乗り越えちゃっている情シスさんがいることに気づいたんですね。
その工夫やアイデアを共有して学び合う話があれば、それぞれの企業のIT活用が活性化するのでは…!
そういう、狙いから開催されたのが、この「情シスNight」というわけでございます。
金魚鉢理論における外様金魚のあがき
トップバッターは、株式会社綜合デザインの大山さん。
タイトルは「金魚鉢理論における外様金魚のあがき」。
…ちょっと難しそうな理論なのですが、以下をご覧いただくとわかりやすいですかね。
田端さん(@tabbata )の金魚鉢理論が面白くて分かりやすかったので、普段全く描かない俺っちが絵にしてみた。
組織に新しい風を吹かせるためには無知であることが武器になる場合もある。#金魚鉢理論 #新入社員 #若手力 pic.twitter.com/hRZubstwch
— 西田 勝@マーケットプランナー (@masarun8) April 22, 2018
歴史のある非IT企業で、ITリテラシーは正直高くない…そんな企業の一人情シス。
そんな中で、いかにITシステムを活用していくか、どのようなITを選定し、どのように社内を説得、浸透させていくか…これが、腕の見せどころなんですよね。
情報収集はもちろん十分にしつつ、その使い方ですよね。
まさに「ひとり情シス」のお手本のような日々について、たっぷり聴くことができました。
マル秘のお話もちょこちょこあり…これがリアルイベントの醍醐味ですよね。
詳しく聴きたい方は、ぜひノンプロ研やChatWork Caféほかで、大山さんとつながっていただければと思います。
働きたくない役員のための新ツールの導入手順
お次は、株式会社フロント・ワークスの江藤さん。
タイトルは「働きたくない役員のための新ツールの導入手順」。
江藤さんのお仕事は、役員から経理、総務、労務、人事、インフラ、コールセンター対応まで…ということで、社内のなんでも屋。
スキルとしては「定時ダッシュ」と「丸投げ」とおっしゃっていましたがw、その守備範囲をこなすために
- G SuiteやGAS
- Slack
といったツールをいかにして活用し、活用させているか。
また、それらのツールを導入する際に、いかにスピーディにガンガン使うために、どうするか…進め方やポリシー、マニュアルの作り方など。
特に、いかにして「自分のコピーを量産」するか、GASを自ら使いこなせるというのは強い。
役員手動で「情シス」を回せるとこうなるよ、という好例をご紹介いただいた感じですね。IT好きが役員にいると、やっぱりいいです。
非ITの情シスだった僕が実践するChatWork情シスでの働き方
そして、登壇の最後を飾るのは、今回会場のご提供もしていただいているChatWork株式会社の遠藤さん。
タイトルは「非ITの情シスだった僕が実践するChatWork情シスでの働き方」。
そもそも、ChatWorkさんは半分以上がエンジニアの超IT企業…その情シスさんのプレッシャーってなかなかのものだと思います。
そんな方がどのような働き方をしているのか…気になりますよね…!
これがまた…優しい!
チャットワークを使ってすぐに対応です。Macの操作方法はじめトイレのパイプユニッシュなども快く対応。
大山さんもおっしゃってましたが、情シスさんにとって、まずはギブそして信頼を得ることが大事なんですね。
また、入社前の休暇中に海外で入社の手続きを行った話、入社直後には東京オフィス移転プロジェクトに携わった話など、ChatWorkさんならではの聴き応えたっぷりのお話でした。
貴重なお話、ありがとうございました!
BT&懇親会
この後、懇親会そしてBTもたくさんの方に登壇いただきまして、とても楽しく学びのある機会になりました。
BTのレポートとして、メガネ先生が素敵な記事を執筆してくださっていますので、よろしければご覧ください。
ちなみに、私のほうでお話したBTスライドはコチラです。
皆さんありがとうございます!
まとめ
このように盛況で終えることができた「情シスNight」。
さて、今回参加していただいた皆さんからは
「情シスのコミュニティは本当に少ないので、こういうイベントがありがたい!」
というお声をいくつもいただきました。
それでいうと、こういうイベントを開催できて、たいへん嬉しく思います。また、やりたいです。
一方で、それとともに、情シスの皆さんにもお願いしたいことがあります。
もっと声を上げていきましょう!
このようなイベントでの登壇はもちろん、今はインターネットという強力なツールがありますから、Twitterやブログなどを使って積極的に発信していきましょう。
情シスの皆さんが、アイデアと工夫を駆使して、毎日ポジティブに、会社のために頑張っていることを知ってもらいましょう。
以下、今回の情シスNightのツイートまとめです。
今回もたくさんツイートいただいたのですが、次回開催するときには、このツイート数がもっともっと増えていることを願っています。
では、また会いましょう!
「ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会」について
コミュニティ「ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会」では、毎月の定例会や勉強会、Slackでのやり取りを通して、皆さんのプログラミング学習の質やモチベーションを高めるための活動をしています。 過去の活動については、以下のページをご覧ください。- コミュニティ「ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会」の活動レポートまとめ(2017-2018)
- コミュニティ「ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会」の活動レポートまとめ(2019)
- コミュニティ「ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会」の活動レポートまとめ(2020)
- コミュニティ「ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会」の活動レポートまとめ(2021)
- コミュニティ「ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会」の活動レポートまとめ(2022)