動画配信でビジネスを加速させるために必要なことはブログと全く同じで驚いた話


self-cast

みなさん、こんにちは!
タカハシ(@ntakahashi0505)です。

さて、これからビジネスの武器とするために蓄積すべきコンテンツとして、ブログ(つまりテキスト)以外に音声や動画が今後ますます重要になるよ、という記事を書きました。

以下の記事ですが、反響ありました。

これからは蓄積すべきコンテンツとして音声や動画の重要性が高まると思ってます
ブログをはじめテキストコンテンツを蓄積していくことは大きな武器になるのですが、「蓄積するコンテンツ」という視点では大きな変化のときを迎えています。つまり、これから音声と動画の時代が本格的になるということです。

それで、さっそく勉強だ!ということで、以下ツイートしたように書籍を買いまして、読みつくしました。

このセルフキャスト! ~ビジネスを加速させる動画配信を読んで驚きの連続だったので、紹介したいと思います。

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ビジネスに有効な動画配信

動画配信というと、パっと思い浮かぶのはHIKAKINをはじめとするユーチューバーだったりとか、ピコ太郎だったりとか、どちらかというとエンターテイメント性の強いコンテンツを思い浮かべますが、本書が目標としているのは「ビジネスへの動画活用」です。

どちらかというと、動画の撮影や、編集などのテクニカルな内容はそんなに厚くなく

  • 動画配信の歴史と取り巻く環境
  • なぜ動画配信がビジネスの武器になるのか?
  • 成功するためには、どのような心持ちや体制で臨むべきか?

といった、どちらかというと動画配信をビジネスに活用する際の原理原則をまとめた本です。

そして、大山ハッピーロードやTBC受験研究会などの好例がこれでもか!…と紹介されています。

つまり、「はじめに」の言葉を借りると

主にビジネスパーソン向けに、「気軽に動画配信をしよう」と呼びかけるのがこの本である。

というわけです。

とはいっても動画配信って大変なんでしょ!?

しかし、読み進めるとその「動画配信しよう!」という軽いノリはぶち壊されることになります。

本書では、前で動画を制作し配信することを「セルフキャスト」と定義していますが、

セルフキャストを始めたばかりの頃は、労力をかけたわりにはあまり効果が出ないという結果になってしまう

とか

セルフキャストを立ち上げる時には、継続して取り組むという固い意志を持ったキーパーソンが不可欠

さらには

ビジネスで考えた時に、アクセスだけ稼げればお金が儲かるかというとそうではない

など、やる気がねえ奴は帰れ!的な厳しい言葉が、ご丁寧に太字で投げかけられます。

これはつらい…。

動画とブログの類似点

ただ、私は思いました。これはチャンスだと。しめしめ、と。

なぜなら、そのポイントがブログ運営にとても似ているからです。

蓄積配信

まず「蓄積配信」があります。

セルフキャストでは、配信された動画はYouTube内に蓄積されていく。そして動画が蓄積されていくごとに、どんどん視聴数が伸びていく

著者の千種伸彰さんは元報道番組のディレクターさんということで、いわゆるテレビの「ブロードキャスト」と「セルフキャスト」を対比されて語られているのですが、放映時間に限界があるテレビと最も異なる点としてこの蓄積を挙げられていて、蓄積が増えると検索されやすくなる、と。

何かと似ていますよね?

そうなんです、ブログと同じです。

人生は選択の連続、いかにして多くの選択肢を用意し価値のある選択をするか
人生は選択の連続である、有名な言葉です。当然仕事においてももちろん分岐点はたくさんありますが、あるルールを持って選択をすると良いと思っていることがありまして、今回はそれをこっそりお伝えします。

そして、今後は動画コンテンツ内の音声も構造化されて、検索対象になる可能性が高いと踏んでいます。

長期的に継続的に

制作コストがかけられないので、大衆の多くを取り込むような王道コンテンツは勝負が厳しいです。

そうなると、セルフキャストのねらい目は「ロングテール」となります。

たまにしか売れないような本であっても、長い時間をかけてでもたくさんのアイテムが売れてくれれば、結果的にベストセラー並みの売上が見込める。

ですから、長期的な視点で評価をする必要があります。

ちなみに、これをドでかいサイズで実現しているのがAmazonですよね。

ビジネスを考えると「今月の売上ガー利益ガー」なんて言っている企業はまず手を付けられません。これもブログとおんなじ。

近視眼的な目標に縛られずに、長期的な視点で体制を作って習慣化できるビジネスパーソンまたはチームが有利な領域なのです。

継続は力なり!その真髄と始める前に考えるべきたった1つのこと
皆さんよくご存知の「継続は力なり」。うまく実践するとお仕事はもちろん、日々を生き生きとすることができますよね。今回はこの言葉について、調べたこと体験したこと、あとはちょっとしたポイントについてお伝えします。

何かととっても似ていませんか?

そう、ブログと一緒です。

棚卸効果

本書では「棚卸効果」とワーディングされているのですが、動画配信の活動には、自分自身や自分の商品、ウリ、魅力などを棚卸する効果があるんですって。

自分の動画を取る際には当然、自分のことを改めて調べ、どこが魅力なのかをチェックすることになるだろう。そうなれば、自分の「棚卸」をすることになる。その作業自体が自分の魅力を再発見することにつながるはずだ。

これもブログと同じですね!

マネタイズポイントの設計

動画配信は無料での配信が前提になりますから

どこでマネタイズをするのかをしっかりと設計していくことが必要

になってきます。

ちょっと耳が痛いですね。

いっくらチャンネル登録が増えたって、視聴数が増えたって、うまくマネタイズできないと継続性が担保できません。

なにせ、成果が出るのには時間がかかりますから、きちんとマネタイズができないと辛い日々が…もっと続くと…。

祝ブログ2周年!これまでのPV・広告収益・受注件数を晒します
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ブログと動画の両立はどうすればよいのか

これは、頭が痛い部分なのですが、ブログをストップするわけにはいきません。

でも、弊社には自分一人しかいませんし、その時間は限られています。

ブログだけでなく、当然お仕事もありますし、書籍やWebの執筆もあります。

しかし、習慣化できる体制を組まないでの取り組みはあり得ないので、絶対に時間の使い方の計算は合わせておかないといけません。

んー、普通に考えたら、ブログと動画が半分半分になるんですかね。

悩ましいですが、そこはうまい着地を考えてみたいところです。

まとめ

いずれにしても、これからはテキストコンテンツを蓄積するブログに加えて、動画や音声の蓄積が重要になっていくことは間違いありません。

そして、提供する内容によっては、動画のほうが価値が高いことが当然ながらあります。

  • 文字では表現しづらいけど、動きで表現したらあっという間
  • スピードや簡単さを表現したい
  • 感情やニュアンス、性格やキャラクターを伝えたい

一方で、テキストのほうが有利なときももちろんあります。

  • 読者のそれぞれのペースで進めてもらえる
  • オフィスなど音が出せない環境でもOK
  • コピペできる
  • 全体ではなく一部だけをちょっと確認できる

とうことで、テキストと動画を両方をうまく使い分けていくのが良いと思います。

少し先に進めてみますので、進捗あれば報告しますね。どうぞお楽しみに!


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