「働く」ということについて2年間考え続けてわかったこと

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みなさん、こんにちは!
タカハシ(@ntakahashi0505)です。

ありがたいことに、独立・起業をしてから丸2年経ちまして、株式会社プランノーツも今月から3期目に入りました。

その間「働く」をテーマにお仕事をさせて頂いております。

今、「働き方改革」などという言葉がバズワードとなり、あちこちで目にするようになっていますが、皆さんの理想の「働き方」ってどんなものでしょうか?

  • クライアントからの感謝の量が多い仕事
  • 世の中に影響を与えられる仕事
  • 不労所得をいかに得られるか
  • 家族との時間を大切にできるような働き方

などなど、色々な意見があるものと思います。

起業当初は、働き方を効率化していくことは良いことだろうと思っていました。

だから「お仕事効率化」というキーワードをよく使っていたのですが、なんかあんまりシックリ来ないなと…。

それが、2年間活動をした最近になって、より正確に言語化というか、腑に落ちるようになってきたところがありまして、今回はそれについて書いておこうと思っています。

その答えは、一言で言うと「人を動かす」ということです。

「働」という字は「人を動かす」だ

「働」という文字ですが、「人」が「動く」でできているという説があります。

人が動いてエネルギー(というか時間)を消費をして、その代わりに生まれた価値に対して、対価をもらえるという考え方ですね。

そして、その「動き方」にも種類があって

  • 自らの意志で動くのか
  • 誰か他人の意志で動かされるのか

でいうと前者がいいよね、というような話になります。

わかるっちゃわかるし、全く違うとも思えないんですけど、もっといい解釈がある気がしたんですね。

で、あれこれよくよく考えて、ふと「が」ではなくて「を」に変えてみたところ

「人」を「動かす」

お?

これはいいのでは?と気づきました。

「人を動かす」というと、以下名著がありますね。バイブルのように読んでいました。

そっか、働くということは「人を動かす」ということなんですね。

受託開発の価値について

さて、ITのお仕事でいうと、受託開発というものがあります。

Webサイトや業務システムなど、その目的は様々ではありますが、その成果物を利用することで、クライアントはネットでの告知ができるようになったり、業務効率が上がったり、そのような恩恵に預かります。

ですが、自著「ExcelVBAを実務で使い倒す技術」の7章にもガッツリ書いているのですが、

システムの効果は導入時をピークに時間とともに低下をしていく

のです。

というのも、市場や事業には「変化」があるからでして、その変化に合わせてメンテナンスしないと、システムは相対的に劣化をします。

ですが、受託開発のほとんどは、「納品したらいくら」での契約になっていますから、その後のことは別料金になります。

Webサイトで一文字変更するのに1万円チャリン、業務システムで消費税率を変更するのに100万円チャリン。

そんなことがよくあります。

弊社でも受託開発のお仕事はあります。

自分が動いた工数分は報酬をもらえないと赤字になってしまうので、そのような見積を提出させていただくのですが、なんとなく心苦しいな…と思うようになっています。

その心苦しさの裏には、「人を(あんまり)動かせていない」という事実があります。

納品時は、時間短縮とか、できないことができるようになったとか、そういった意味では多少ながら人を動かしているというか、効果はあるとは思います。

ただ、その利用者はそのシステムに対して、あくまで受動的であり能動的にアクションを起こすことはできないんですね。

つまり、受け身。何かが起きたら反応をする。本質的に、その利用者自身が何か変わったのか?というと、残念ながらそうではない場合が多いかな、と。

教育の価値は無限に拡散する

一方で、弊社では開発と教育をセットで提案をすることがありまして、自画自賛になってしまいますが、これはいいサービスだと思うようになりました。

というのも、例えば納品したシステムをメンテナンスできるようにVBAのスキルを上げる研修を提供したとすると、もうその企業様は自前でシステムの劣化を防いだり、むしろさらにブラッシュアップしたりする可能性も生まれます。

さらに、そのスキルを身に着けた方が、社内で勉強会を開いたりすれば、他の方もそのスキルを身に着けて、いよいよ部署や会社全体がシステムを組む能力を身に着けていくことになります。

勢いを止めさえしなければ、その価値は無限大に拡散していきます。

これってすごく価値を生んでいると思いません?

だから、経営者の皆さんには声を大にして言います。教育に投資すべ気ですよ~!

システムだけは導入時がピークであとは劣化して負債に。

採用だけは人が増えるだけで足し算。

教育は指数的に価値が拡散します。

月に40万回の課題を解決する方法

ブログは無料で閲覧できますから、直接的には全く儲かりませんし、手間もものすごくかかります。

2年半くらい運営していますが、それでも1記事あたり2~3時間はかかります。

悲しいことに、最近は全くその時間がとれず、もう2週間近く更新していない…こんなことは初めてってくらいできていないのですが…

それでも価値があると断言できます。

Googleで検索して来て、欲しい情報をゲットできたらサヨナラ。

この一期一会の繰り返しなのですが、その数が半端ない。

このブログだけでも、日に1万5千回以上、月に40万回ほど行われています。

そして閲覧した方は、課題を解決して一歩前に進んでいる可能性があります。

他の方法で、そんなことできますか?

できませんでしょ?

出版をすることで人を動かす

出版については、何度か記事でも書いているのですが、ブログよりも多くの文字数を一気に提供できますから、より密度の濃い課題解決法を提供することができます。

ExcelVBAについて…ブログでは伝えられないことが書籍なら伝えられる
ご縁がありまして「ExcelVBAを実務で使い倒す技術」という本を書きました。こうして本を書いてみると「ブログで伝えられないこと」を「本であれば伝えられる」と確信しましたので、それについて書いています。

一つのテーマについて、数百ページを使って、これでもか!と伝えることができるんですね。

有料ですからブログよりは閲覧される方の数は少ないですが、それでも数千人という方に、いっぺんにお届けすることができます。

本書をきっかけに、数千人という単位の人たちが

  • VBEのセッティング
  • デバッグの仕方
  • コードの書き方
  • チームでのVBA管理

などを変える可能性が生まれ、行動をして頂ければその本質を身に着けます。

私が「人を動かす」を読んで、自らの行動や習慣を変えたように、拙著を読んで読者の皆さんが行動や習慣を変えて下さるのであれば、それはそれは価値のあることだと思うのです。

まとめ

働くことって幸せなことだと思います。

サラリーマン時代のことを思い出すと、それこそ「生きていくために働く」ということが大前提にありました。

多少は人のため、誰かのため、そんなキレイ事も言いながらでしたが、いざそこから飛び出して、市場原理に生身で晒され続けると、そこは全く別世界でありました。

よりお金を稼ぐ、より社員を増やす、起業で言うとそんな成長が一般的なのかも知れませんが、今の時代で大事なのはむしろ「影響力」

生存能力を高めようとすればするほど、人に影響を与えられる選択肢をとることになり、結果的にそれが自らの「働く」にも貢献感と価値を与えることになっているものと思います。

そう考えると、インターネット、Google検索エンジン、活版印刷、そのような発明の数々と、経済や市場原理、また先人たちが残してくれた知恵と知識に感謝せざるを得ないわけであります。