みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。
こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!
今回のテーマは、2024年上半期の振り返りと下半期にやりたいことです。
なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!
では、よろしくお願いいたします!
ハッシュタグ企画「下半期にやりたいこと」
さて、2024年も上半期が終わり、そして下半期スタートしましたね。
ハッシュタグ企画が「下半期にやりたいこと」という内容なので、上半期の振り返りとともに、下半期の展望をお伝えできればなと思います。
本当にいいタイミングで、Voicyさん企画用意してくださいました。
このタイミングをお借りして、2024年上半期を振り返りつつ、下半期の展望について整理していきたいなと思っています。
上半期の振り返り
書籍の執筆「ChatGPTで身につけるExcel VBA」
上半期ですが、ほとんど多くの時間を費やしていたのが、書籍の執筆です。
「ChatGPTで身につけるExcel VBA」、こちらの書籍になります。
簡単に内容を説明しますと、その名の通り、ChatGPTを使ってVBAというExcelを操作するのが得意なプログラミング言語、これを学んでいこうという趣旨のものになります。
生成AIが登場した今、プログラミングの学び方、そしてその付き合い方が一気に変わりつつあります。
僕が思うChatGPT時代のプログラミングの入門の仕方、「こういった形になるんじゃないか」というのを整理してまとめさせていただいて、実際にChatGPTをガンガン使いながらExcel VBAを学んでいただくことができる、そういった内容になっています。
おそらく、これまで書籍などを使ってExcel VBAを学ぼうとしていた人たちに比べて、これからChatGPTを使って学ぶことができる人は、相当学習が楽になって、挫折もしづらくなって、何より楽しくできるんじゃないかなと思います。
書籍制作の作業としては、ちょっと下半期に入ってしまったのですが、今、校正という作業をしていまして、8月21日に発売予定となっています。あと少しです。
発信活動の強化
それと並行して努力していたのが、発信活動の強化になります。
スキルアップラジオのバージョンアップ
まず、このスキルアップラジオなのですが、コミュニティflier book laboで開催されてました、Podcastプロデューサー野村高文さんの講座、そしてDJ Nobbyさんの講座です。
連続して受講をすることができ、本当にたくさんの学びをいただくことができたんです。番組構成、話し方、そして音響などなど、あちこちで、スキルアップラジオをバージョンアップできたんじゃないかなと思います。
また、コメントの強化もしまして、リスナーのみなさんからのコメントをたくさんいただけるようになりました。本当に感謝です。
SNS発信強化
さらに発信と言いますと、SNSを絡めた発信も強化しています。
というのも、スキルアップラジオで毎日お伝えしている内容を、簡単に要約したバージョンにしてSNS、XとFacebookとThreads、そしてnote、この4つに全て発信するようにしています。
ちょっと昔まではGoogle検索一択、みたいな感じでブログに集中していたのですが、これからの時代、どのプラットフォームをみなさん使うようになるのか、ちょっとわかりづらい状況になってきたわけです。
なので、それぞれ別のユーザーさんと出会える可能性もありますし、今は分散して発信を始めてみたというところです。
実際、Xの方はフォロワーさん徐々に増えてきているなというところがあるので、ちょっと頑張って、1万人フォロワー目指したいなと思います。
一方で、スキルアップラジオの方が減っているかというと、全然そんなことはなくて、順調に今1600人ぐらいフォロワーさんいらっしゃいますので、この調子で頑張っていきたいなと思います。
裏テーマは「対話」
そして、上半期のちょっと裏テーマにもなっていたのですが、僕としては「対話」、これを重視しようということで活動していました。
組織内対話の重要性
というのも、DXを進めるにしても、リスキリングを進めるにしても、スキルや知識を身につけるだけではなくて、組織内での対話という手順が非常に重要になってくるなと思っているんです。
社内でもやはり、特にITのような新しい物事に対して、価値観がずれていたりとか、もしくはビジョン、これがそれぞれみなさんバラバラの方向を向いていたりとかするので、そういったずれを直して、ビジョンを共通化して1つで揃える、こういった活動が必要になります。
なので、そもそも対話とは何か、どうやってするのがいいのか、そしてDXとかリスキリングに絡めて、その対話を交えていくにはどうしたらいいのかというのが、僕の裏テーマとしてあるわけです。
ノンプロ研で対話系イベントを企画
そして、学習コミュニティ・ノンプロ研の方でも対話をテーマに活動していました。
ノンプロ研ならではの背景として、コミュニティがかなり成熟段階に入ってきたというところがあり、今メンバーが180人ぐらいいらっしゃるんですが、それぞれが自分の活動領域はここみたいな居場所を見つけて活動している感じなのです。
しかし、全体から見ると、コミュニティが小さいコミュニティに分散化していくような、そういった力が働いているような気がしたんです。
なので、それをかき回す、ではないですが、みなさんがそれぞれ集まって、自分の腹の内を出して、それでお互いを理解したりとか、もしくは自分の中の何かに気づいたりとか、そういった場を意図的に作っていきたいなと思ったんです。
まずは書籍「LISTEN」の輪読会、これを皮切りに、イベント作りとか、部活作りとか、他己紹介とか、そういった対話する系のイベントを毎月企画して進めてきたという感じです。
ここに関しては、もうちょっと継続的なイベント作りをしないといけないのかなという気はしているんですが、なんとなく良い感触は得ているなとも思います。
あと、対話という意味で言うと、ノンプロ研活用1on1もスタートしましたね。
これは、特に新しい方とかノンプロ研の活用がいまいち掴めてない方向けなのですが、どういった活動をしたいのかというのを引き出して、最初の一歩を促すというものです。これも感触としては一定の効果があるんじゃないかなと感じています。
ということで、ちょっと上半期振り返るつもりだったんですけど、だいぶ語ってしまいました。
下半期の展望
続いて下半期にやりたいこと整理していきたいと思います。
下半期は、本当にもうコミュニティって感じです。コミュニティをテーマにやりたいことがたくさんあるという感じです。
学習コミュニティフォーラム
まずは、スキルアップラジオでも何度かお伝えしているのですが、学習コミュニティフォーラムになります。
ノンプロ研のような学習コミュニティは、ノンプロ研以外にもたくさんあるわけです。それらを接続する機能、コミュニティのハブのような機能を設けるというのがやりたいことになります。 具体的には、11月16日のオフラインイベント、そこにあちこちの学習コミュニティに関わる人たちが集まって、プレゼンをしたり交流をしたり、そういった場です。
そして、その準備をする実行委員会自体もあちこちのコミュニティから集まっていらっしゃり、それ自体がコミュニティであり、コミュニティのハブにもなると、そんなイメージです。
ノンプロ研をやっていて思うのですが、コミュニティというのは本当に素晴らしい機能でして、参加する人々に学びとか楽しみとか、繋がりとか、貢献する機会とか、幸せにつながる様々なものを提供してくれます。
しかし、もう1段上から俯瞰してみると、それぞれのコミュニティ自体が孤立しているようにも見えるのです。
なので、そのコミュニティ同士を接続して人と情報の流れを良くすることで、より成功するコミュニティが増えたりとか、コミュニティ同士の新たな競争が生まれたりとか、そういったことが期待できるんじゃないか、そんなワクワク感からこの企画はスタートしています。
あと、正味4か月なのですが、まだまだほとんど決まってないような状況なので、実行委員のみなさん、僕も含めて急ピッチで準備を進めていこうと、そういった段階です。
糸島100人カイギ
そして、次なのですが「糸島100人カイギ」です。100人カイギというのは、その町で働く人同士の自然なつながりを生み出す、そして緩いコミュニティを作る、そういったことを目的にした取り組みです。
毎回ゲストを呼んで、ゲストの思いとか目指していること、そういったことをプレゼンしていただくですが、そのプレゼンされた方の数が100人に達した時点で100人カイギは解散する、こういったルールがあるのです。
全国各地で100人カイギが開催されていまして、それを糸島でやろうというのがこの企画です。
この企画、なぜやろうとしているかという話なのですが、実は、先ほどの学習コミュニティフォーラムと狙いは同じなのです。
というのも、僕はこの島に2年間住んでいるですが、本当に面白い、素晴らしい人たちがたくさんいるなと思っています。
もっと他にたくさん魅力的な方とか面白い方いっぱいいらっしゃるんじゃないか、そういう気もしているのです。
しかし、なんとなく見ていると、そういった人たちはそれぞれの小さなコミュニティに所属していて、その活動の中の人たちからするとよく理解しているんですが、外から見るとちょっとわからないということがあるような気がしています。
ですから、その小さないくつかのコミュニティを緩く繋げる、そしてそれらのコミュニティのハブになる、そういった役割を「糸島100人カイギ」が果たすことができるんじゃないか、そんな風に思ったわけです。
開催するにはいくつか条件があるので、その辺りを今詰めているんですが、地域での新たな繋がり、そしてそれによるワクワクの場が作れるよう、頑張って準備をしていきたいなと思っています。
地域のDXコミュニティを作る
まだコミュニティ関連が続くんですが、今度は地域のリスキリング、DXのコミュニティになります。
これは何かと言いますと、自治体でのお仕事なのですが、地域に根差したDXもしくはリスキリング、これらを目的にした講座の講師を僕が担当することになったんです。
しかし、DXもリスキリングも、実際に進めるにあたっては、継続的かつ長期的な取り組みである必要があります。
単発の講座でいくらモチベーションを上げたとしても、いざ職場に戻っていつも通りの生活をすると、そのせっかくのモチベーションが元通り、なかったことになってしまうということも少なくないわけです。
ですから、習慣的な振る舞いを変える、それを目指す必要があるのですが、そのモチベーションを注入する、そういった機能としてコミュニティが非常に有効なわけです。
それで、今回の取り組みでは、約2カ月間にわたる毎週1回の講座、それを地域のコミュニティを形成して、その中で行おうというものです。
コミュニティを作ることで、実際に講座を開催している時間外、講座と講座の間とか、講座が終わった後、そこでも交流をして学び合うことができるようになります。
そして、それらの繋がりがずっと存続することで、継続的に学び合い、モチベーションを維持し合う、そういったことができるわけです。
このような取り組みが今いくつかの自治体で進んでいまして、9月10月あたりからいくつかの都市で実現できるんじゃないかなと思っています。
言わば「地域のリアル版ノンプロ研」みたいなものを、あちこち作れるといいなと思っています。
コミュニティコーディネーター養成講座
さて、下半期やりたいこと最後なのですが、これもコミュニティ関連です。
何かというと、コミュニティコーディネーター養成講座と社内コミュニティ支援になります。
コミュニティコーディネーターの役割
コミュニティコーディネーターは、コミュニティを中心的に回していく人たちのことです。
よくコミュニティマネージャーとも言うのですが、マネージャーで言うと管理をする人というニュアンスがあります。コーディネーターですと、どちらかというと調整役、そういったニュアンスがあるわけです。
コミュニティは全員が主役、メンバー全員が主体となるべきものなので、それをうまく調整してコミュニティの活動を活発にしていく、そういった意味を込めてコーディネーターという言葉を使っています。
それで、このコミュニティコーディネーターなのですが、イメージしているのは社内コミュニティを運営する人たちです。
先ほどお伝えした通り、リスキリングもDXも継続的な取り組みで、習慣的な振る舞いを変える必要があるわけです。
それで言うと、コミュニティという仕組みは非常に有効でして、さらにそこで身に着けたスキルや知識、これらは最終的には仕事で活用するものなので、それぞれの組織でそれぞれの強みを生かせるような社内コミュニティを作れるというのが理想な形です。
本来、既存の組織でガンガンリスキリング進めればいいじゃないかとなるんですが、実際はなかなかうまくいってないわけです。
これまで培ってきた様々な文化、メンタルモデル、人間関係、こういったものを引きずりつつ新たな活動を始めるというのは意外と難しいものです。
それであれば、新しい組織、学ぶという目的をきちんと中心に据えた、フラットに学び合えるコミュニティを別に立ち上げた方がうまくいくという考え方なわけです。
講座は企業向けにも提供
このコミュニティコーディネーター養成講座は、ノンプロ研の中で開講するものなのですが、ノンプログラマー協会のサービスとして企業向けにも提供しようと思っています。
そういったコミュニティをうまく立ち上げて、そして継続的に回していく、そのようなコミュニティコーディネーターのスキルを身につけていただくというのが、コミュニティコーディネーター養成講座になります。
企業向けに提供する場合は、コミュニティコーディネーターの候補となる方、そしてその上司、可能であれば経営者が望ましいのですが、そういった方々にノンプロ研に入っていただいて、コミュニティコーディネーター養成講座を受講いただく、実際に体験しながら、コミュニティ作り、運営に関するノウハウを学んでいただくわけです。
かつ、それとは別に、実際にその組織で社内コミュニティを立ち上げる。それを想定して僕が壁打ち担当としてお手伝いをさせていただく、そういった機会を提供するというものです。
こちら、興味ある企業さんいらっしゃいましたら、ぜひお話ししたいなと思っていますので、お気軽にコメントやDMなどでお声がけいただければと思います。
新たなチャレンジばかりの下半期
2024年下半期、コミュニティ一色という感じですが、新たなチャレンジばかりで本当にワクワクするなと思っています。
各取り組みの様子や、それらを通して学んだこと、気づき、そういったものもスキルアップラジオでシェアしていきたいと思いますので、ぜひ楽しんでいただければと思います。
2024年下半期もぜひ引き続きよろしくお願いいたします。
まとめ
ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「2024年上半期の振り返りと下半期にやりたいこと」をお届けしました。
ちょっと上半期の振り返りが長くなってしまったんですが、やはり振り返りありきで、下半期のやりたいことに繋がるのかなと思います。
そして、あなたも、このタイミングでよかったら「上半期の振り返り」と、「下半期のやりたいこと」のまとめをしてみるといいんじゃないかなと思います。
もし、上半期こうだったとか下半期こういうことをするつもりです、みたいなのがあれば、ぜひコメントなどで教えていただければと思います。
タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。
チャンネルのフォロー、コメント、SNSでのシェアなどなど、楽しみにお待ちしております。
では、また。