コミュニティの祭典「コミュニティフォーラム2024」で学んだことと新たな一歩

コミュニティの祭典「コミュニティフォーラム2024」で学んだことと新たな一歩

みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。

こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!

今回のテーマは、コミュニティの祭典「コミュニティフォーラム2024」で学んだことと新たな一歩です。

#651 コミュニティの祭典「コミュニティフォーラム2024」で学んだことと新たな一歩 | タカハシノリアキ「『働く』の価値を上げるスキルアップラジオ」/ Voicy - 音声プラットフォーム
音声放送チャンネル「タカハシノリアキ」の「#651 コミュニティの祭典「コミュニティフォーラム2024」で学んだことと新たな一歩(2024年3月19日放送)」。Voicy - 音声プラットフォーム

なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!

では、よろしくお願いいたします!

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コミュニティフォーラム2024

今日は、先日参加してきましたコミュニティフォーラム2024の参加レポートをお送りします。

このフォーラムは、3月16日、KDDIウェブコミュニケーションズ様が提供してくださった会場、東京の外苑前にありますFLAT BASEにて行われました。

主催されているのが、全国のコミュニティの支援をされているCRファクトリーさんです。

先だって参加していたコミュニティマネジメント塾

僕は、CRファクトリーさんが提供されているコミュニティマネジメント塾に去年11月から2か月間参加させていただきました。

僕自身、学習コミュニティ「ノンプロ研」を運営しているんですが、これまではなんとなくで、こうかな、ああかな、とトライアンドエラー型で進めてきました。

まあ、なんとか形にはなっていたんですが、実際に、コミュニティマネジメントについて体系立てて学んだわけではなかったんです。

いかにして良いコミュニティを運営していくか、理論も含めて体系立てて学ぶことができ、とても大きな学びになりました。

そして、もう1つの素晴らしかった点が、参加されたみなさんとのネットワークができたことです。仲間ができたということですね。

第11期のコミュニティマネジメント塾で参加者のみなさんとも繋がって、それも1つのコミュニティになったんです。

その11期の中から、我らがノンプロ研のきのぴぃをはじめ、何人もの方が、今回のコミュニティフォーラム2024の実行委員として準備をしてくださっていました。

もちろん、コミュニティフォーラムには参加するつもりだったですが、やっぱり仲間が参加しているとなると、より一層コミュニティフォーラムを身近なものに感じました。

テーマは「みんなの新たな一歩!~共に楽しみ、共につくり、共に学ぶ~」

さて、このコミュニティフォーラム2024なんですが、今回のテーマは、「みんなの新たな一歩!~共に楽しみ、共につくり、共に学ぶ~」となっています。

コミュニティというと、随分ふわっとしていますが、地域や子育て、働くとか学ぶ、そういった社会活動においてコミュニティが担える役割というのはたくさんあるんですよね。

コミュニティを持って活躍していらっしゃるNPOの方、地域団体の方や中間支援団体のみなさん、そういったみなさんが一気に集まってコミュニティについて学び、楽しむことができる、そんなイベントでした。

さらにポイントは、この「共に作り」という部分なんです。今回から、実行委員会形式が導入されたそうです。

CRファクトリーさんだけではなく、ご縁がある人たちと一緒に作り上げていこうということで、より主客融合型というかコミュニティらしいイベントになったんじゃないかと感じています。

運営面からの学び

実行委員会制導入

運営面からの学びもあったなと思っていまして、たとえば実行委員会形式です。16名の方が実行委員として参加されたということです。

なぜコミュニティフォーラムをやるのか、そういったWhyの部分はすでに用意されていたのですが、Whatの部分やHowの部分の大きい領域が各メンバーにお任せになっていたわけなんです。

それによって、より上位の部分から参加することができ、自分主導で動ける範囲も多いわけなので、より愛着が湧くといった仕組みで運営されていました。

加えて、当日だけ参加できるスタッフとか参加するだけと思ってきた人にも、椅子を運んだり、パーティションを運んだり、そういった役割が与えられていて、その辺りの参加機会の設計は本当に素晴らしいなと思いました。

代表の気配りも素晴らしい

その一方で、CRファクトリー代表の呉さんなんですが、最後にイベントが終わった後エレベーターで見送りをして、1人1人に声をかけて挨拶されていたんです。

全体設計をきちんとしておきながらも、隙間がどこかにないか気配りをずっと張り続けているのは本当に素晴らしいなと感じました。

そして個人的には、コミュニティマネジメント塾の同期のみなさんと会って、たくさんお話をすることができたんです。

塾というと2ヶ月間で終わってしまうわけなんですが、このコミュニティフォーラムのようなものをまた再開の機会として使うことで、繋がりを維持し続けることができることも本当に素晴らしいなと感じました。

コンテンツの学び

次に、コミュニティフォーラムの内容、コンテンツの方の学びについてお話していきたいと思います。

まず、コミュニティと言っても本当に多種多様です。

子育てだったり地域だったり、いろんな領域で何かしらかの価値を見出すということで、みなさんコミュニティを運営されているということなんです。

そういったコミュニティの多様さみたいなところを知りつつも、とはいえ、その運営のポイントみたいなところは共通部分もあるんです。

それはまさにコミュニティマネジメント職で学んだことだなと思います。

地域で活躍されているみなさんや子育てでコミュニティを活用されているみなさん、その事例を知ることで、コミュニティマネジメント塾で学んだ温かい強い組織とその作り方、マネージメントの仕方を復習することができる機会になったなと思います。

僕も主催している学習コミュニティ「ノンプロ研」で、このノウハウを活用させていただいているんですが、改めてそれを認識することができました。

コミュニティの置かれている現状を再認識

あと、今コミュニティが置かれている現状やその難しさみたいなところを確認することができました。

コミュニティを求めている人たちというのはまだまだたくさんいらっしゃるわけなんです。そういった人たちにいかに接続をしていくかというところの難しさがあるというのが強く感じられたところです。

たとえば、子育てのセッションで言うと、これについてグレーゾーンというキーワードで説明していたんです。

世間では大丈夫と言われている人たちが大部分なわけなんですが、その中に大丈夫でない人たちがいる。そことコミュニティをいかに繋げていくかというのが課題だということなんです。

どうして繋がれていないかというのは、色々な理由があります。

情報自体が届いていないということもありますし、支援しますと言って手を差し伸べても、助けてもらうということに遠慮してしまうということもあるわけです。

ビジネスマンのスキルアップでも同じ

これは、ビジネスパーソンのみなさんがスキルを学ぶということでもおきているなと思っています。

スキルをもっと身につけたいんだが、どうしても1人で頑張ってしまう、他人に力を借りるのも悪いと思ってしまう、そういった人たちもいるわけです。

そんな人たちのためにノンプロ研を運営しているんですが、どんな良さがあるのかというのを言葉で説明するのはとても難しいという問題もありますし、実際届けきれてないという部分もあると思います。

また、そもそもスキルは欲しいけど学ぶという行為自体がどうしても好きになれない、そんなパターンもあったりしますよね。

では、ニーズがあるのに届けきれてない場合、もしくはニーズがあるのに潜在的になっていて顕在化されていない場合にどうしていくかという話なんです。

俯瞰で考える

そこで、今回僕として大きな学びだったのは、1つのコミュニティで解決しようとしないということです。

1つのコミュニティではなく、1段上から俯瞰して見渡すことで複数のコミュニティがあります。そこを連携させていくことで解決ができることもあります。

または、みなさんの生活動線の中にコミュニティへの接点をさりげなく作っておいてそこに入り口を設けたり。

そのようにフレーミングを変えることによって、新たな糸口が見えてくるということがあるということなんです。

なので僕の場合で言うと、ノンプロ研で全てをやろうと、ノンプロ研を良くしていくというだけではないわけです。

もう1段上から俯瞰をしていって、他のコミュニティと繋がりを持って情報や人の行き来ができるようにしたり、もしくは、会社などみなさんが普段いるところに接点作りをするみたいなこともアイデアとしてはあるなということです。

この辺りは、僕個人もすごく興味があるので、ぜひやってみたいなと思います。

立ち向かい続けるにもコミュニティが役立つ

そして最後に印象的だったのは、みなさん登壇されている方は、色々な工夫をされていて成果も挙げられているわけなんですが、それでも社会には山ほど課題があって、解決したとしても次のものが出てきてしまうわけです。

結局、みなさんはずっと立ち向かい続けているっていうことなんです。

その立ち向かい続けるということを前提にした場合、今回のコミュニティフォーラムのような場所、つまりコミュニティがそこでも重要な役割を果たしているんだなと感じました。

2025もコミュニティフォーラム開催決定

コミュニティフォーラムなんですが、実は2025の開催もすでに決定されています。

2025年3月15日土曜日、サイボウズさんの会場をお借りして開催されるそうです。

今回のイベントでCRファクトリーの呉さんともお話しができ、今後色々と楽しい動きがありそうなので、今からすでにわくわくしています。

僕もいろいろ考えます!

ぜひこのような素晴らしいコミュニティ、場所が日本全国にどんどん増えていったらすごくいいな、そんな風に思うイベントでした。

そして、僕自身も新たな一歩を踏み出そうと、世界がバーッと広がったそんな感じもありまして、とてもワクワクしています。

さらに、先日きのぴぃとも話していた学習コミュニティフォーラムですね、これもぜひ実現したいなと思っています。

まだまだ頭の中でぼんやりと考え始めた段階ではあるんですが、ぜひ実現に向けて固めていきたいなと思います。

もし、興味ある方いらっしゃいましたら、ぜひお声がけいただいたり、どなたかとお繋ぎいただいたりしていただければ嬉しいなと思います。

まとめ

ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「コミュニティの祭典「コミュニティフォーラム2024」で学んだことと新たな一歩」をお届けしました。

タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。

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では、また。

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