みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。
こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!
今回のテーマは、ライティング講座の講師を卒業できない話です。
なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!
では、よろしくお願いいたします!
ライティング講座の講師を卒業できない話
先日、学習コミュニティ「ノンプロ研」の、技術ライティング講座第5期の卒業LT大会がありました。
技術ライティング講座とは、技術文章を書くためのスキルを磨く講座です。
具体的には、Twitter、ブログ、技術書などをアウトプットのツールとして活用して、学習効果を高めるとともに、発信して価値提供していきましょうという話です。
そのために、ラクにスマートに書き続けるための技術を全9回にわたってお伝えするものです。
卒業LT大会とは何かというと、発表イベントです。
ノンプロ研のすべての講座の最後のに用意されていて、学びの成果をLT(ライトニングトーク)、5~10分くらいの短いプレゼンで発表するというものです。
これはノンプロ研の特徴として、受講生だけでなく、講師やティーチング・アシスタント、運営担当をするホストも全員が発表するというものです。
技術ライティング講座大改修計画
先日、僕も講師として発表しました。そのタイトルが「技術ライティング講座大改修計画」というものでした。
どんな内容かというと、その名の通り、技術ライティング講座の内容を大幅に変更したいという話をしたんです。
変更したい理由は、講座が僕以外が講師ができないような内容になっちゃっているところなんですね。
でお伝えしたとおり、ノンプロ研ではコミュニティ内の学びの総量を最大化するために、講師がどんどん入れ替わるような仕組みにしています。
というのも、講師が一番学びが多いといってもいい貴重な機会です。そこでずっと同じ人が同じ場所で教えるとその人自身の学びも減るし、他の人の学びの機会も減っちゃいます。かつ停滞感が出ちゃうなということなんですね。
なので、ノンプロ研の講座では、講師が卒業する設計となっています。
ですが、技術ライティング講座ではそれができなくなっていて、僕ももう5回も講師やってるし、そろそろなんとかせねば…と思っていたので、その話を卒業LTでしたわけです。
講座の内容として、壮大な自分語りの部分とか、商業出版の体験談とか、そういう部分が多く含まれていて、他の人では話がしづらいということなんですね。それをこう変えたいみたいな話をしたところ、参加者からはけっこう反対の声が上がってきました。
タカハシの講師卒業に反対の声が上がった
タカハシが講師やってるからライティング講座を受けたとか、やはり商業出版の企画についての話は貴重とか、そいういうありがたい反応をいただきました。
ただ、困っちゃいましたね。
集団としては個に頼ることになると、大きなことができなくなったり、持続可能性に不安を持った状態になったり、個に頼っていることが追々ボトルネックになってしまうということはよくあると思います。
たとえば、一人で売上のほとんどを稼ぎ出すハイパー営業マンとか、伝説級の技を持つ工芸の達人とか、その人が健在のときはいいけど、組織としてはその方が転職したり、引退したりしたら、そのノウハウや技は失われてしまうので、そのときのことも考えて運営をしないといけないんですね。
一方で、僕自身は発信については、
#43 文字による発信から、声による発信にばっさり切り替えた話
でお伝えしたように、書くことよりも、話すことに軸足を移しているし、ブログの発信も止めているし、これまで出した4冊も過去の話になっていってるんですね。ずっと熱量を持ってこの話をできるのかが心配です。
やはり卒業しよう
こうして考えてみると、やはり、みなさんの期待とか、やってほしいという気持ちはありがたいんですけど、コミュニティのことを考えると、変えていったほうがいいのかなと思います。
変えてダメだったらもとに戻すという方法もありますし、少し前に進んでみて、様子を見ればいいかなと思っています。
ということで、ちょっと悩みましたが、ライティング講座の講師は卒業できる方向に一歩踏み出してみたいと思います。
まとめ
ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「ライティング講座の講師を卒業できない話」をお届けしました。
タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。
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では、また。