みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。
こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!
今回のテーマは、貢献できたと感じられる機会は意外と少ないです。
なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!
では、よろしくお願いいたします!
働いていて良かったと思う瞬間はどんなとき
突然ですが、みなさんはどんなときに働いてて良かったな~って思いますか?
目標を達成したときですか?
たしかに、達成感味わうというのはいいですよね、それもあると思います。
昇進や昇格したときですか?
これもたしかにそう。自分のこれまでの仕事が認められたという感じしますよね。
「役に立てた」「貢献できた」とき
僕だったら、どんなときに働いてて良かったか聞かれたら、こう答えるんですよね。
「役に立てた」「貢献できた」と思えたとき
たとえば、自分が書いた書籍について、「この本が役に立った」みたいなツイートとか、レビューを見かけるとものすごくうれしいです。
自分がつくった講座とかも、「おかげで挫折せずに最後までいけた」「とてもためになった」とコメントいただけると本当にうれしいです。
あとコミュニティについても、ノンプロ研つくってくださってありがとうと時々お礼をいっていただけるんですね。本当にこれまでやっててよかったなと思います。
独立した頃の体験
7年前に独立した後でいうと、まずそういうふうに「役に立てた」と思えたのって、僕が書いたブログ記事なんですよね。
ブログは集客のために毎日はじめたので、そういう実利に直接つながる集客ももちろん大事なんですけど、それに加えて「この記事わかりやすい」「おかげでこれができるようになった」そういうコメントをツイッターで見かけることがあって、それが継続のモチベーションになっていたというのは間違いないです。
ブログの後、書籍を書いたり、コミュニティをつくったり、講座をつくったり、越境学習支援プロジェクトはじめたり、Voicyスキルアップラジオをはじめたりしたんですね。
最近は、多少は役に立ててるのではないかという仕事が増えてきたように思って、すごくいいなと思っています。
独立する前の体験
7年前、独立する前はどうだったか…?
思い返すと、けっこう数少なかったんじゃないかなと思います。
今、思い出せるエピソードは2つあります。
派遣社員の時
まず、20代のミュージシャン時代に、派遣社員で某ビール会社の受注センターで働いていました。
けっこう配車のルールがややこしくて、わかりづらかったんですね。なので、派遣のしごとなのに経験が必要だったり、ミスしやすかったり、ちょっと問題がありました。
そのルールをExcelでわかりやすく表にまとめたというのをしたときに、先輩たちにものすごい褒めていただいて、喜ばれたという記憶があります。
仕事自体はけっこうルーチンが多めだったし、僕はミュージシャンなのでそこでの仕事を頑張る理由はとくにないのだけど、そのときはかなり嬉しかったと記憶しています。
中川村での体験
もうひとつは、30代に入ってから。ミュージシャンは稼げないと諦めてサラリーマンになっていたのですけど、ミュージシャン時代のつながりで長野県の中川村というところに行って演奏をするという機会があったんですね。
ログハウスの展示場のイベントで、行ったことないところの遠征ということで、なんか面白そうくらいの感じで参加しました。
演奏する場所はまさにログハウスの中で、ピアノとサックスのデュオでジャズとかポップスとか色々と演奏しました。
そしたら、演奏の途中で、ちょうど僕の向かいに座っている女性のお客さんが、ようすがおかしいんですね。
よく見ると、ボロボロと涙を流しているんです。
後で話を聴くと、僕たちの演奏に感動してくださっていたのだとのこと。
僕はミュージシャンとして全く大成することなくて、諦めて仕方がなくサラリーマンになったんですね。
そんな僕の演奏、誰かが求めてくれて、感動するなんて、あんまり期待していなかったんです。
でも、感動して涙を流してくれる人がいたんです。
すごくそのことが嬉しくて、結果的に中川村にはその後、何度も何度も足を運んで、いろんなところで演奏するとか、しばらく交流をすることにつながったんです。
サラリーマンとして仕事をしていたとき
それ以外、とくにサラリーマンとして仕事をしていたときに、「役に立てた」「貢献できた」と感じられたことを思い出すのはけっこう難しいです。
ブラック企業にいたときは、もちろん自己肯定感どん底なので、そんなふうに感じたことはまずありませんでした。
それ以外の会社のときも、ブラックというわけではなくて、むしろ業績としては調子がいい時期もあったのですけど、役に立ってる感、あまり思い出せないんです。
コミュニティではギブしたいメンバーがたくさん
一方で、僕が運営しているコミュニティ「ノンプロ研」を見渡すと、みんなの役に立ちたい、貢献したい、そういうメンバーがたくさんいるんです。
みなさん、お金を払って来ているので、それに対してお金をもらえるというわけではないんですけれども。それでもギブしていきたいと。
みなさんのギブはとても価値が高いですし、周りもハッピーになるんですね。そして、そのギブの精神はどんどん伝染していくんです。
働くの価値がなぜ上がらないのか
普通に考えると、組織として一人一人が「役に立ってる」「貢献できてる」と思えるような機会を増やしたり、それが当たり前にある場所にすることができたら、『働く』の価値はめちゃくちゃ上がっていくと思いますし、業績につながっていくのではないかなと思います。
でも実際のところ、僕の過去の記憶もそうですし、周りを見渡すと、そういうことができている組織って多くないと思います。
どうして少なくない組織がそういうことをできないのか、どうやればそういう組織になれるのか、これについてはまだはっきりとした答えは僕の中でもないです。
ただ、いろいろと研究していって、確かめていきたいと思っています。
まとめ
ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「貢献できたと感じられる機会は意外と少ない」をお届けしました。
タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。
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では、また。