オンラインコミュニティで学ぶってどうなの?

オンラインコミュニティで学ぶってどうなの?

みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。

こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!

今回のテーマは、オンラインコミュニティで学ぶってどうなの? です。

#693 オンラインコミュニティで学ぶってどうなの? | タカハシノリアキ「『働く』の価値を上げるスキルアップラジオ」/ Voicy - 音声プラットフォーム
音声放送チャンネル「タカハシノリアキ」の「#693 オンラインコミュニティで学ぶってどうなの?(2024年4月30日放送)」。Voicy - 音声プラットフォーム

なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!

では、よろしくお願いいたします!

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オンラインコミュニティで学ぶってどうなの?

今日は、ハッシュタグ企画、「オンラインで学ぶ」。これについて話をしていきます。

今、テクノロジーが発達することによって、オンラインで学習する方法ってたくさん増えているのですが、僕がお話しするのはオンラインコミュニティについてです。

オンラインコミュニティで学ぶってどういうことなのかとかです。

本当にちゃんと学べるのか、そしてどんな意義、価値があるのか。

そういったことをお話できればなと思っています。

オンラインの学習コミュニティ ノンプロ研の成り立ち

実はオフラインでのスタートでした

さて、僕が運営しているオンラインの学習コミュニティ ノンプロ研は、スタートしたのが2017年の12月なんです。

ただ、その時は、オンラインではなくて、オフラインでのスタートでした。

コミュニティーとして提供するコンテンツは、月1回、僕、タカハシがセミナールームを借りて提供するセミナーと、あとは「もくもく会」という勉強会がありまして、これも会議室を借りて、みんなでやりたいことを持ち寄って黙々(もくもく)勉強する、そういった勉強会なんですが、その2つのコンテンツしかなかったんです。

ちゃんと学べるというコンテンツが追加されたのは2019年のことでした。

ノンプロ研の中のコミュニティ内講座、これがスタートしたんです。

これまではプログラミングをこれから始めますという方の受け皿が残念ながらコミュニティにはなかったんですが、初心者の方でも講座のカリキュラムに沿って、きちんと基礎を身に付けていただくことができるということで提供し始めたんです。

オフラインからオンラインに移行する不安

それ以降、このノンプロ研講座がコミュニティの入り口として大いに機能していたんですが、2020年にある事件が起きるんです。

みなさんご存じの新型コロナウイルスの感染拡大。

これを受けて緊急事態宣言、これが発令されたんです。

これまではセミナールームなどを借りて、オフラインでイベントや講座や勉強会を開催していたんですが、それができなくなってしまったんです。

これによって、やむなくコミュニティの活動は完全にオンライン移行せざるを得ない。

こういった状況になりました。

でも、僕としてはものすごい心配だったんです。

これまでのイベントとか講座、勉強会のやり方、すごく重要なエッセンスがたくさん詰め込まれていたのですが、それがオンラインになってもきちんと再現できるのかというのが1つありました。

そして何より、熱量が維持できるのか。

ここもすごく心配だったんです。

オフラインで顔と顔を合わせるからこそ、お互いが刺激をし合える、そういったところもあるんじゃないかなということで、みんなの活動のモチベーションが下がってしまうんじゃないか、そういった心配もしていました。

杞憂だったコミュニティのオンライン化

でも、それらの心配は、いざやってみると杞憂だったんです。

というのも、Zoomをはじめとするビデオ通話サービスが、ものすごい機能を改善してまして。

ブレイクアウトルームの機能だったりとか、あとはレコーディングです。

こういった機能が十分に揃っていて、オフラインでやっていたようなエッセンス、これは十分に再現できそうだということがわかりました。

全国から参加できる

そして、むしろオンラインになることで、東京近郊以外の方も遠慮なく参加できるようになったんです。

なので、北海道から九州まで、オンライン化を待ちかねていたというような感じで、各地のみなさんが続々と参加してくださったんです。

圧倒的にイベントの開催数が増える

さらに、イベントを準備、開催するのに会議室を借りなくて済むようになったので、誰でも気軽にイベントを開催することができるようになりました。

これまでは月何回かしか開催できなかったイベントが、オンラインに移行することによって、もうほとんどノンプロ研のみなさんが、毎日のようにイベントを開催するようになったんです。

もちろん、一緒に飲めるとか、実際に同じ画面を見ながら細かいところをフォローするとか、そういったオフラインのメリットは享受できなくなったんですが、一方でオンラインでのメリットもたくさんありまして、結果的にはコミュニティの活動の幅が広がる、そういったことに繋がったんじゃないかなと思います。

いろんな講座が追加された

コミュニティ内講座でいうと、当初はプログラミング言語としてはVBAとGoogle Apps Script、この2つだけだったんですが、Pythonの言語も追加されました。

さらに、プログラミング言語以外の講座として、スプレットシート関数やExcel関数、さらにコミュニティをどう活用するかということを伝えるコミュニティ活用講座、さらにライティング講座とかインストラクション講座とか、いろんな講座が増えていきました。

結果的に、ノンプロ研講座がスタートしてから約5年ほどで延べ1000人以上の方が何らかの講座を受講される、こういった実績を残すことができたんです。

オンラインコミュニティで学ぶ意義と価値

目を見張る学習成功率の高さ

さらに、その成功率も目を見張るものがあるなと思っています。

というのも、ノンプログラマーがプログラミングを学ぶというのは、かなり挫折率が高いと言われてまして、9割が挫折してしまう。

こんなふうにも言われているんです。

ただ、ノンプロ研の講座で言うと、講座を受講された方の8割程度の方が、実際にプログラミング技術を実務で使うところまで到達しているということで、かなり成功していると言えるんじゃないかなと思います。

そして、講座を受講した後もノンプロ研でずっと技術を磨き続けている人は、専門のITエンジニアとして活躍する、そういったところまで技術を身につけられる方もいらっしゃいます。

ということで、オンラインコミュニティで学ぶということを実践されているビジネスパーソンのみなさん、まだまだ少ないかなって思うんですが、十分に機能しますし、きちんと学べる。

そういったことは証明できていますので、是非みなさん検討いただきたいなと思うんです。

努力も大事だが環境が重要

さらに、オンラインコミュニティで学ぶことの価値は、それ以外にもう1つ大きなものがありますので、ぜひお伝えしておきたいなと思います。

経営コンサルタント大前研一さんの有名なこちらの言葉がありますよね。

人間が変わる方法は3つしかない。

1つは時間配分を変える。

2番目は住む場所を変える。

3番目は付き合う人を変える。

もう一方、アメリカの企業家で31歳で長者となったジム・ローン氏はこのように伝えています。

あなたは最も一緒に過ごす時間の長い5人の友達の平均になる。

この2つの言葉に共通しているのは、人間関係、付き合う人たちが大事だよってことですよね。

よく我々は、自分の人生とか能力とか、それは自分の努力次第というふうに思いがちですし、そのように言う方も多いですが、それだけではなくて、自分がどういった環境にいるか、特にどういった人たちと影響を与え合っているか、これがすごく大事ということなんです。

たとえば、ある新卒社員がある会社に入社しました。

その会社は、新しい技術に後ろ向きの人たちばかりでチャレンジしない、そういった傾向の人ばかりの会社でした。

その新卒の方と全く同じ能力を持っている人が別の会社に入りました。

その別の会社というのは、新しい技術を積極的に使う、むしろそれを作るぐらいのチャレンジをしている会社でした。

この同じ2人が同時にそれぞれの会社に入社して、3年後、同じ人生、同じ能力でいられるのかということなんです。

所属する会社やそこで一緒に働く人たちの影響はかなりあるんじゃないか、このように予想されるわけです。

とはいえ、新たな人間関係を作るというのはなかなかハードルが高いことなんです。

転職するのもハードルが当然ありますし、たとえば趣味のサークルを探そうとしても、近所とか生活圏内にあればいいんですが、なかなか探しても見つからないものです。

ほとんどの場合、これといったものが見つからずに終わってしまうんじゃないかなと思うんです。

良い影響を与えあう人間関係がオンラインで得られる

ただ、テクノロジーの進化がそのハードルを今ガンガン下げてくれているわけです。

たとえば、地方に住んでいても、忙しかったとしても、ちょっとZoomを繋げばオンラインで繋がれる、そういった時代になったのです。

ノンプロ研の場合は、みなさん新たな人間関係を作りたいというニーズで入ってくるというよりは、プログラミングスキルを身につけたいとか、プログラミングに関して誰かに相談したい、こういった理由で訪れるのです。

ただ、そこで活動していく中で、結果的に新たな人間関係が、そして少なくないケースで自分に良い影響を与える人間関係が作れるという、そういった価値をみなさん享受されています。

ムリと思ってることができるようになる「4回転ジャンプ理論」

その最たる例が689回の放送でお伝えした「4回転ジャンプ理論」なんですが、できる人が周りにたくさんいると、自分もできるんじゃないか、そう信じられるようになってくるのです。

何かを学ぶ効率も効果も変わってきますし、新たな情報とか刺激をじゃんじゃんいただける。

そして、みんなが頑張っているからこそ自分も頑張っていこう、そういったモチベーションに繋がるわけです。

良い人間関係の中にいられる。

それがオンラインという手段で手に入るようになったというのは、かなり我々にとってチャンスが広がったと言っていいんじゃないかなと思います。

オンラインコミュニティ、まだ検討したことがないという方は、ぜひ、好みのオンラインコミュニティがないか探してみてください。

そして、気になるものがあれば、ぜひちょっとでも覗いてみていただくといいんじゃないかなと思います。

まとめ

今日は、オンラインコミュニティで学ぶってどうなの?について話をさせていただきました。

ぜひご参考いただければと思います。

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