AppSheetで複数のテーブルが横に並ぶシートでアプリを作ってみた!

tables

photo credit: mikecogh Tables on Pavers via photopin (license)

みなさん、こんにちは!
タカハシ(@ntakahashi0505)です。

Googleが提供するノーコードアプリ開発プラットフォーム「AppSheet」で「ダメなテーブル」を使うとどんなアプリができるのかを試す本シリーズ。

前回の記事はこちら!

ダメそうなテーブルから作ったAppSheetアプリを操作してみよう!
Googleが提供するノーコードアプリ開発プラットフォーム「AppSheet」で「ダメなテーブル」を使うとどんなアプリができるのかを試すシリーズ。今回はダメそうなテーブルから作ったAppSheetアプリを操作してみます。

ダメそうなテーブルから作成したAppSheetアプリを操作してみました。

いけそうな香りがしつつも、やっぱりダメでしたね…

それで、今回なのですが、別のタイプのダメそうなシートを使ってアプリを作ってみたいと思います。

ということで、AppSheetで複数のテーブルが横に並ぶシートでアプリを作ってみた!をお送りします。

では、行ってみましょう!

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題材とするスプレッドシート

今回、AppSheetに取り込むスプレッドシートはこちら!

AppSheetの元となるスプレッドシート

うん、ダメそうですね…

というのも、以前お伝えした内容ですが以下のルールに則っていると、プログラミングや関数などの恩恵に預かりやすいわけです。

  • A1セルからテーブルを作る
  • 1つのシートに1つのテーブル
  • セル結合は使わない
  • 見出しは1行目に1行で
  • 空行、空列を空けない
  • セル結合は使わない

ですが、ほぼほぼ全滅…ですが、InteligentなAppSheetならある程度うまくやってくれるかも…?

ということで、試してみましょう。

なお、お題のスプレッドシートは以下どなたでも閲覧可能としていますので、コピーして使用していただいてもOKです。

従業員データ(その2)
シート1 team,Name,Email,HireDate,Active,team,Name,Email,HireDate,Active b,Bob,bob@example.com,2020/06/29,b,Ivy,ivy@example....

ダメなスプレッドシートからアプリを作る

早速、このスプレッドシートを元に「Start with your own data」からデータを作ってみました。

実際の作り方は、以下の記事をご参考いただければと思います。

AppSheetでダメそうなテーブルからアプリを作ってみた
Googleが提供するノーコードアプリ開発プラットフォーム「AppSheet」、ダメなテーブルを使うとどのようなアプリが作られるのでしょうか?今回は、ダメそうなテーブルからアプリを作るところまでをお伝えします。

で、できあがってアプリをAppSheetエディタで開いたところがこちらです。

スプレッドシートから作成したAppSheetアプリ

ぐぬぬ…やはり、データは「2件」ですね。

うまく解釈してくれて「4件」にはなりませんでした。

カラム構成を確認する

左側のメニュー「Data」→「Columns」で、カラム構成について確認してみましょう。

AppSheetのカラム構成を確認する

2つ目のテーブルがある分、カラムが重複して存在しちゃっていますね。

データを追加してみる

では、「+」ボタンから新しいデータを追加してみましょう。

AppSheetのデータを追加する

form viewに移って、データを入力するのですが、どうやら全部のカラム分の入力ができないようす…

しかし、よく見ると、これまでは「Save」だったところが「Next」になっています。

クリックしてみましょう。

AppSheetでフォームにデータを入力してNext

すると次の画面で残りのカラムについて入力ができるんですね~

優秀。

入力して「Save」します。

AppSheetでフォームに残りのデータを入力する

それで、スプレッドシートが更新されるとこんなふうになります。

AppSheetでデータを入力したスプレッドシート

ちゃんと入力できていますが…アプリとしては使いづらいですよね。

まとめ

以上、AppSheetで複数のテーブルが横に並ぶシートでアプリを作ってみた!をお送りしました。

ノーコード開発プラットフォームだし、機械学習強いGoogleだし、ということで期待ははずみますが、やはり構造化されていないテーブルからのアプリ開発は無理な感じですね。

なので、以下のルールをクリアした状態のスプレッドシートをデータソースとして使用するようにしましょうね。

  • A1セルからテーブルを作る
  • 1つのシートに1つのテーブル
  • セル結合は使わない
  • 見出しは1行目に1行で
  • 空行、空列を空けない
  • セル結合は使わない

さて、次は別シリーズになりますが、どういうテーブルの作り方がいいのか、AppSheetを触りながら学んでいきたいと思います。

どうぞお楽しみに!

連載目次:ダメなテーブルからAppSheetのアプリを作ってみよう!

スプレッドシートなどのデータから自動でアプリを作れるというのが大きな特徴の一つ。ですが、「ダメなテーブル」を使うとどんなアプリができるのか…気になりますよね?ということで、ダメなテーブルからAppSheetのアプリを作ってみよう!というシリーズをお送りします。
  1. AppSheetでダメそうなテーブルからアプリを作ってみた
  2. ダメそうなテーブルから作ったAppSheetアプリを操作してみよう!
  3. AppSheetで複数のテーブルが横に並ぶシートでアプリを作ってみた!
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