みなさん、こんにちは!
タカハシ(@ntakahashi0505)です。
先日、かの名著『ブログ飯 個性を収入に変える生き方』の著者であり、現在100人近くのメンバーを持つコミュニティ「ギガ盛りブログ飯 ~ネット発信で時代をサバイブするマル秘レシピ教えます」の主催者である染谷昌利さんのセミナー
『オンラインサロンを1年運営してわかった「コミュニティ」の重要性と作り方&維持について』
に参加しました。
すごく勉強になりました。
そして、それを受けまして、いよいよ、満を持して、コミュニティを立ち上げます。
今回、染谷さんのセミナーで勉強になったことをお伝えしつつ、どんなコミュニティを立ち上げるのか、そしてなぜ立ち上げようと思ったのかについて、お知らせ致します。
どんなコミュニティを立ち上げる?
「ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会」です。
その名の通りですが、ノンプログラマーがプログラミングを中心としたスキルを身に着けることを支援をするコミュニティです。
ノンプログラマーが置かれている状況
仕事で、ITエンジニア職についていらっしゃる方であれば、社内に優秀な先輩や仲間もいて周囲や会社からの支援が得られますし、チームとして蓄積されたノウハウや資産があります。そして、何より業務時間内に仕事の中でスキルアップの機会を得ることができます。
ですが、事務・営業・マーケティングなど開発部門でない仕事に就いている皆さんは、プログラミングなどのスキルアップのための時間や環境は基本的にありません。支援や応援、ノウハウ、時間が圧倒的に不足している状態に置かれがちなんです。
でも、プログラミングのスキル、これからは重要ですよね。
そこで、一年発起して、せっかく安くない金額を使って自腹で研修に参加してみたり、書籍を購入して一歩を踏み出してみても、学ぶための時間の確保やモチベーションを維持することがすごく難しいんです。
孤独なノンプログラマーを継続的に支援する場
そんな孤独な状況に置かれているノンプログラマーの皆さんに
- 同じ境遇の人が集まって励ましたり、助け合える場
- 時間がない中で最短でスキルアップするノウハウ
- 悩んだときや、困ったときの支援
などを提供することで、サポートしていきたいということです。
そして、これは独立前の私が欲しかった場でもあります。
ちなみに、対象言語は当初はVBA、GAS、Pythonで考えていますが、どちらかというとプログラムのスキルだけでなく、学び方、インプットやアウトプットの仕方や、環境の作り方や、仕事への活用の仕方やなど、もう一回り大きい範囲を対象とするつもりです。
なぜコミュニティを作ろうとを思ったか
昨年、12月まで自主開催セミナーをほぼ毎月開催していたのですが、それ以降開催できずにいます。
ブログ、WordPress、IT活用、VBA、GASなど様々なテーマで実施してきました。
しかし、実施する中で課題が2つありました。
収支の問題
一つは、正直なところ収支の問題です。
私の実力不足が原因なので申し訳ないのですが、毎回新規のお客様に来ていただく必要があるので、収支が読みづらい…というか、会場費や交通費、食事代など実費で出ていく経費はもちろん、自らの人件費を考えると、赤字になってしまうことが多くありました。
直接コミュニケーションを取りながら学んでいただくのは、サービスとして価値があると信じつつも、その持続可能性を保つのが難しいという状況でした。
参加者のその後の問題
もう一つは、参加者の「その後」です。
セミナーが終わった瞬間では、スキルも身に着けていただき、アンケートからも満足いただけていることが読み取れました。
ただし、人は忘れる生き物。以下記事に書いている通り
一生懸命覚えたことも一週間経てば4分の3を忘れてしまうのです。
せっかく研修を受けて学んでも、それを日々で使わなければ忘れてしまいます。そして前述の通り、多くのビジネスマン、とくに初心者は「日々で触れる」ことが難しい。
それで、せっかくお金を払って、そして時間も使って参加したセミナーで学んだことが、いっさい忘却の彼方に…ということも。
セミナーのサービスの価値ってなんだろ?
そう思い、とどまってしまったのが、もう今から10カ月も前でした。
「継続」が壁を超える鍵
この二つの課題を解決する鍵は「継続」というキーワードであることは間違いありません。
そして、『オンラインサロン』という新しい形態が、それを達成する一つの手段としてありそうだということは理解していました。
ですが、オンラインサロンってイケハヤさんとか、堀江さんとか、絶大なオピニオンリーダーが、そこでしか得られない情報や考え方を提供していくというイメージがありましたので、なんとなくタイプが違うなぁと思いつつ…
一方で、いくつか興味があるサロンにいくつか参加してみたんですけど、はっきりいってコンテンツスカスカで…オンラインサロンへの信頼も薄まってしまいました。
自分がうまく価値提供できるイメージがなかなか沸かなかったんですね。
そんなモヤモヤもありつつも、それだけでなく、以下のような疑問が続々。
- 継続課金…選択肢が少ない、料率高い、ってかオンラインサロンってどうなの?
- 会費いくらにすればいいの?
- オンライン…何を提供すればいいの?
- 自分が先生、みんなが生徒…メンバー増えたら質問地獄でパンパンになるのでは?
ふーむ…いっぱいありますね。問題点。
ギガ盛りサロンのセミナーで埋まったパーツ
それらを一切合切解決してくれたのが、今回の染谷さんのセミナー『オンラインサロンを1年運営してわかった「コミュニティ」の重要性と作り方&維持について』でした。
目からウロコだった点をピックアップします。
「ギガ盛り」はオフライン重視
「ギガ盛り」はオフラインのセミナーが中心で、オンラインはサポートなのだそうです。
これで、一気にイメージがくっきりしました。
だって、月1回のセミナーをやって、その間をサポートするのがオフラインでのやり取り。
…これは、私が企業向けの研修でやっていることと一緒だったんです。なんで気が付かなかったんだろ…、と思いました。
だから、オンラインサロンはおそらく継続決済と会員管理とオフラインを埋める役割を担ってくれるものと割り切ればかなりスッキリします。
あと、オフラインがメインだと人数の増加にも耐えやすいと考えました。
というのも、資料の準備や会場の手配に関するマンパワーは、会場が大きくなってもそれほど変わらないからです。
仕事やチャンスを提供する
「ギガ盛り」ではメンバーに仕事や、出版やライティング、取材などのチャンスを提供しています。
これは、ノウハウ以上に魅力的です。
というか、私の中で、参加してくださるメンバーにお支払い頂いた分の価値提供を、ちゃんとしなければというプレッシャーがありました。
ですが、サービスとしてスキルアップという点だけでなく、仕事、ライティング、登壇、その他…新たな機会の提供もできる。
その結果、報酬が入ってくるのであれば、会費の何か月分かになってしまったり。
これは、提供する価値としては魅力的に思ってもらえるのではないかと思います。
リーダーはポンコツ感を出すと良い
このフレーズ以外にも、「無謀な人」とか、「好きなことだけやればいい」とか、染谷さんの話のあちこちに「ゆるさがポイント」ととれるような内容が含まれていたように思います。
ここは、けっこう自分の解釈として言語化するには、自分でやらないと難しいのではないかと思います。
が、まじめに完璧を求めてやりすぎると良くなさそう、肩の力を抜いてニュートラルでい続けるほうが良さそう、というのはよくわかりました。
スライド・音声などのデータ類をストック
オンラインでスライドや音声などのデータを全てストックされているそうです。
後から入ったメンバーも過去のスライドや音声を全て閲覧することができる…これは良いアイデア…!
人数が増え、提供できる価値が増えているので、支払っていただくそれなりの金額にも耐えうるようになる、と。
できれば、動画を撮っておきたいなんて思っちゃいました。
まとめ
今回のセミナーのおかげで、今までモヤモヤしたものが、ほとんど吹き飛んでしまいました。
リアルもオンラインサロンも含めたコミュニティのセミナーって見たことないので、すごく貴重な機会だったと思います。
マジ、ありがたい…!
コミュニティ設立についてご興味ある方は、染谷さんの以下記事をご覧いただくのがよいと思います。
さて、先日、さっそく某オンラインサロンに申請をしたところです。
「ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会」
準備が整い次第公開をしていきたいと思います。
進捗はこのブログを含めて、TwitterやFacebookなどで逐一ご報告できればと思います。
ご興味ある方はぜひフォローを下さいませ!
「ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会」について
コミュニティ「ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会」では、毎月の定例会や勉強会、Slackでのやり取りを通して、皆さんのプログラミング学習の質やモチベーションを高めるための活動をしています。 過去の活動については、以下のページをご覧ください。- コミュニティ「ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会」の活動レポートまとめ(2017-2018)
- コミュニティ「ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会」の活動レポートまとめ(2019)
- コミュニティ「ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会」の活動レポートまとめ(2020)
- コミュニティ「ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会」の活動レポートまとめ(2021)
- コミュニティ「ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会」の活動レポートまとめ(2022)