「一般社団法人ノンプログラマー協会」とは何か、またその活動について


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みなさん、こんにちは!
タカハシ(@ntakahashi0505)です。

さて、現在「一般社団法人ノンプログラマー協会」の設立を目指して準備中であります。

以下、前回の記事でお伝えしているとおりです。

「一般社団法人ノンプログラマー協会」の設立のお知らせ
このたび「一般社団法人ノンプログラマー協会」を設立することにいたしました。今回は、書籍「未来を実装する」を教科書として、ロジックモデルを活用し、どのようにそのアイデアに行き着いたのか、一般社団法人の設立にいたった経緯についてお伝えします。

経緯はわかったけど、具体的にどういう活動をしていくの…?

というのを、今回お伝えしていきます。

ということで、「一般社団法人ノンプログラマー協会」とは何か、またその活動について紹介していきます。

では、行ってみましょう!

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一般社団法人とは

そもそも、一般社団法人とはなんでしょうか?

一般社団法人は非営利法人です。

非営利というと、「利益を出してはいけないの?」というふうに思われがちですが、そうではありません。

何が違うかというと、株式会社の配当などのように、利益を分配するしくみを用意することはできません。

経営に携わる役員(「理事」といいます)や従業員の人権費は、法人の経営に必要な経費となります。

ただし、余剰利益は分配することはできずに、事業のために使用する必要があります。

また、非営利法人というとNPO法人を思い浮かべる方も多いと思います。

NPO法人は自治体の認可が必要で、設立には役員数や社員数などさまざまな要件をクリアする必要があります。代わりに、手厚い補助を得ることができます。

一方で、一般社団法人は、理事は1名、社員は2名からと要件も低めですし、自治体の認可も不要です。

つまり「比較的手軽に設立できる非営利法人」といえます。

法人 営利 or 非営利 役員の人数 社員の人数 説明
株式会社 営利 取締役1名 1名 出資と経営が分離
合同会社 営利 業務執行役員1名 1名 出資と経営が一致
一般社団法人 非営利 理事1名 2名 自治体の認可が不要
NPO法人 非営利 理事3名、監事1名 10名 自治体の認可が必要

ノンプログラマー協会は、公益性をアピールしたほうがその目的にかなっているため、一般社団法人を選択しました。

それにより、市場を啓蒙していく目的で同業他社とのタッグも組みやすいですし、メディア発信や白書の発表時には公益性があったほうが有利と考えています。

一般社団法人ノンプログラマー協会の目的

本協会の目的は以下のとおりです。

「IT学習を継続するノンプログラマーが当たり前に活躍する社会を実装する」ことです。

IT学習をするノンプログラマーはたくさんいらっしゃいますが、なかなか組織で活躍できなかったり、評価されなかったりという、もったいない現実があります。

それを変えていくには、個別に組織へのアプローチという手段もありますが、もうひとつ、日本人が大事にする空気感を変えていくという手段もあります。

大きなチャレンジですが、あの手この手で、できることを積み上げていきます。

一般社団法人ノンプログラマー協会の会員モデル

非営利法人とはいえ、人件費や必要経費などかかりますから、日々の活動資金を稼がないといけません。

ノンプログラマー協会では、その収益源のひとつとして「会員モデル」を採用する予定です。

本協会の目的に賛同、協力したい法人または事業者に、会費というかたちでも協力をいただくというものです。

会員の対象

当初は会員の対象として、本活動に賛同をする法人または事業者と考えています。

個人の参加については、若干悩んだところですが、当初は想定に入れないことにしました。

個人へのアプローチに関しては、株式会社プランノーツの活動である程度はできている部分があります。

一般社団法人ノンプログラマー協会では、法人や事業者、そしてそれを通じて社会をターゲットと限定したほうが、活動がしやすいものと考えました。

活動内容

前回お伝えしたロジックモデルにもとづいて活動をしていきますが、当初は主に以下の活動を想定しています。

  1. 月1回以上のノンプログラマー活用を目指すイベントの開催
  2. Slackによる日々の情報交換、交流の場の提供
  3. ノンプログラマー活用情報を発信するメディアの運営
  4. データ調査、ノンプログラマー白書の制作
  5. ノンプログラマーのITスキル評価基準の策定

1~3について協会がスタートしてから、すぐに提供開始いたします。

4,5に関しては、ある程度の支出が必要と考えますので、十分な会員獲得ができ次第ですができる限り速やかに進めていきます。

ノウハウやナラティブの共有

ノンプログラマー人材をどのようにスキルアップさせていくか、またどのように評価し、横展開し、事業の成功に結びつけていくか。

それらノウハウやナラティブを集めて、イベント、Slack、自社メディアとさまざまな方法で共有をしていきます。

ノンプログラマー白書の発行

また、現状を把握する上で、データとして定点観測することは重要です。

現状がぼんやりしていると、課題もぼんやりしますし、活動の成果を評価できないからです。

プラス、それをノンプログラマー白書として公開し、既存メディアにも取り上げていただけるよう働きかけます。

ITスキルの評価基準の策定

組織側の課題として、なかなかITスキルを評価できないという課題があります。

マネジメント側の学習が必要というのはもちろんですが、ノンプログラマーのITスキルについて一定の評価基準があれば、採用や評価の際の参考として有効なのではないかと考えます。

今、ツールは多種多様に存在していますから、ツールに依存せずに横断的に判断できる基準が望ましいといえます。

会員になるメリット

ノンプログラマー活用についての最新の学びを入手できるというのが、会員になるメリットです。

また、協会に参加することで、IT教育に積極的であるというブランディングとして、現社員のマネジメントや採用で有利に働くことが期待できます。

しかし、最大のメリットは、「社会を変える活動に参加している」こと自体、またそれにより学び、さらにそれを社内外にアピールできることではないかと考えています。

一部の皆さんには、協会の設立に先駆けて直接ヒアリングをさせていただきましたが、想像以上に前のめりの反応をいただきました。

それは、おそらく「社会を変えるワクワク感」なのではないかと、今では承知しています。

お申し込み方法

設立後、速やかにお申し込みができるようにいたしますので、今しばらくお待ち下さい。

よろしければ、私のTwitterなどでお知らせしますので、フォローをいただけるとうれしく思います。

まとめ

以上、「一般社団法人ノンプログラマー協会」とは何か、またその活動についてについてお伝えしました。

どのような活動になるのか、どこまで何を達成できるのか、とてもワクワクしています。

ぜひ、皆さんが所属されている会社や組織でも参加いただけるか、ご検討いただければうれしいです。

今、急ピッチで設立の準備を進めていますので、ぜひ楽しみにしててくださいね!

連載目次:一般社団法人ノンプログラマー協会設立について

このたび、「一般社団法人ノンプログラマー協会」を設立することにいたしました。このシリーズでは、その経緯や概要、準備のようすなどについてレポートをしてまいります。
  1. ノンプログラマーが起業して6年経ち、その成果とモヤモヤをお伝えします
  2. 社会実装とは何か、そしてITで活躍するノンプログラマーの社会実装を考える
  3. 「一般社団法人ノンプログラマー協会」の設立のお知らせ
  4. 「一般社団法人ノンプログラマー協会」とは何か、またその活動について

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