他人の評価が気になる…そんなアウトプットの恥ずかしさを乗り越える方法

他人の評価が気になる…そんなアウトプットの恥ずかしさを乗り越える方法

みなさん、こんにちは! タカハシ(@ntakahashi0505)です。

学習において「アウトプット」はとても重要です。

しかし、少なくないビジネスパーソンは、「恥ずかしい」のハードルをかなり感じています。

どうすれば、恥ずかしいを克服できるのでしょうか?

ということで、今回は「他人の評価が気になる…そんなアウトプットの恥ずかしさを乗り越える方法」についてお伝えします。

では、行ってみましょう!

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アウトプットの機会をたくさん用意しています

繰り返しですが、学習において「アウトプット」はとても重要です。ですから、たくさんのアウトプットの機会を用意しています。

学習コミュニティ「ノンプロ研」で開催されるすべての講座、僕が担当するすべての企業・団体向け研修では、以下のようにあちこちでのアウトプットを強くおすすめ(というかマストのときもあります)しています。

「書く」アウトプットであれば、気づきや学びをXでさっとポストする、毎回の復習としてブログにまとめて投稿するなどです。

多くの場合、宿題も用意していますので、Slackなどで投稿、提出いただきます。

「話す」アウトプットであれば、毎回の講義の最後に「リフレクション」があり、グループになってその日の学びを共有していただきます。

また、講座・研修の最終日には「卒業ライトニングトーク大会」を用意しており、ライトニングトーク(LT)すなわち短いプレゼンテーションにより、全体の学びを発表していただきます。

アウトプットがあることによる効果

アウトプットの機会があちこちに用意されている状態で学ぶことには大きな効果があります。

アウトプット自体による学習効果の向上

まず、そもそもアウトプット自体による学習効果の向上があります。

学ぶときの最適なインプットとアウトプットの比率は、アウトプットが6~7割と言われています。

日本のビジネスパーソンの多くは、ひとりで黙々と学ぶ独学タイプが多いので、どうしてもインプットの比率が高く、偏りがちです。

積極的にアウトプットの比率を上げる必要があります。

アウトプット前提による学習になる

また、アウトプットを前提に学ぶことで、インプットの質も上がります

アウトプットの機会がすでに用意されていると、「どうアウトプットしようか」と講座・研修でのインプットをアウトプットのイメージに関連付けながら仕入れることになります。

このことが記憶の定着、知識の整理に大きく貢献するのです。

アウトプットはみんな恥ずかしい

しかし、多くの方はこうした書く、話すのアウトプットの習慣がありません。

やったことがないと、どうしてもアウトプットについて「恥ずかしい」という感情が生まれてしまいます。

  • 自分なんかが人様に見せられるようなことは何もない
  • 他の人にレベルが低いとか下手だとか思われるのではないか
  • 間違っていると批判されてしまうのではないか

といった不安にかられます。

そして、「できることならやらないでおきたい」と避けて、日々を過ごしています。

ただ、そのように感じてしまうのは必然です。

というのも、我々は小さいころから、とくに学校において、アウトプットを他者に評価され続けてきました。

作文は添削され、テストで減点され、教室での発表では間違いを指摘され続けてきました。

ですから、アウトプットには正解・不正解、優劣、そういう評価がつきまとうもの、「正解」をアウトプットしなければいけない、それができない可能性があれば避けておきたいと思ってしまっています。

しかし、それは思い込みです。

学校では、アウトプットを評価されるのが当たり前でしたが、外の社会では「お前のアウトプットを評価してやろう、批判してやろう」という人は、いるにはいますが、ごく一部しかいません。

あなた自身のことを思い浮かべていただければと思いますが、他者のアウトプットをそのような批判や評価の目でみてやろうとは思っていないのではないでしょうか。

恥ずかしいを克服するには

では、恥ずかしいを克服するにはどうしたらよいでしょうか。

ChatGPTに尋ねると、以下のようなアドバイスをくれます。

  • 自分自身を受け入れて、自己肯定感を高めよう
  • 自分の考え方をポジティブな思考に変える努力をしよう
  • 準備と練習をしっかりしよう
  • 他人との比較を避けよう

まあ、たしかにおっしゃることはわかるんですけど、それをやろうと思って、できて、実際にそれで克服できたら困らないわけです。

慣れるための良い「場」を見つけよう

では、どうすればいいかというと、はっきり言って「慣れ」だと思います。

しかし、重要なポイントはひとつありまして、それは、その慣れるための良い「場」を見つけるということです。

多くはないですが、場所によっては、他者を評価したり、批判したり、そういう傾向の人がいてしまいます。

たとえば、社内でポジション争いが激しいとか、ライバルがめちゃくちゃ多いとかだと、あまり安心安全ではありません。

コミュニティでも、時々スキルの高い人や古参の人がマウントをとってくるみたいな話もなくはありません。

一方で、社内の信頼できる人たちだけ集めて、フラットに発表し合いましょうみたいな集まりをつくったら、その場はかなり安心安全で、アウトプットの練習できる場になると思います。

場合によっては、「批判はしないように」というグランドルールを用意してもいいかも知れません。

誰もが最初にアウトプットした日がある

ノンプロ研では、書籍を執筆するようになったり、講座の講師を担当したり、書く・話す大きなお仕事を担当する方が何人もいます。

しかし、そういうみなさんでも、ノンプロ研に入ったころは、Xアカウントも持っていなかったり、プレゼンテーション経験がなかったりということも珍しくありません。

ですから、そういったみなさんも、Xアカウントをつくって最初の1ポスト目があったし、はじめてプレゼンしたこともありました。

誰もが最初にアウトプットした日があるのです。

安心安全でアウトプットできる場さえ見つけられれば、簡単に慣れることで克服できます。

ぜひ、みんなでアウトプットしましょう~。

まとめ

以上、「他人の評価が気になる…そんなアウトプットの恥ずかしさを乗り越える方法」についてお伝えしました。

引き続き、みなさんがいきいきと学び・働くためのヒントをお届けしていきます。次回をお楽しみに!

この話を耳から聴きたい方はこちらからどうぞ!

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