みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。
こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!
今回のテーマは、推し漫画を語り合い深い学びを得られた話です。
なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!
では、よろしくお願いいたします!
年忘れに推し漫画を語るBT大会
今日は12月3日に行われました、ノンプロ研読書部イベント「年忘れに推し漫画を語るBT大会」についてお伝えしていきます。
まず、ノンプロ研というのは、僕が主宰をしているコミュニティです。正式名称は「ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会」と言いまして、ベースの活動としてノンプログラマーのみなさん、つまり非IT職の皆さんがプログラミングとかデジタルスキルを学び合ったりとか教え合ったりそういった活動をするコミュニティなんです。
BTとは何かというと、これはビアトーク(Beer Talk)の略です。
ノンプロ研では、毎年年末に恒例の企画になってまして、忘年会を兼ねて、お酒を飲みながらみんながプレゼンをする、そのプレゼンを聞く、そういったことを楽しみながら学ぼうよといったイベントになってます。
そして今回は、ノンプロ研の中のサークルで読書部があるんですけれども、その読書部が企画してくださったBT大会で、かつ、そのテーマが「推しの漫画」だったわけです。
読書部の活動で初めて漫画をテーマにした
読書部の活動としては、基本的に毎月1回ずつぐらいイベントが開催されてまして、主にビブリオバトルという、何名かの方が登壇して、自分の読んだ中でおすすめしたい書籍をプレゼンしあいっこして、その中から優勝を決めようというスタイルのイベントだったりとか、あとは積読もくもく会と言って、いわゆる積読、積んだまま読み終えてない読書を解消していこうといったイベントだったりとか、そういった活動してます。
ビジネス書だったりとか、あとは小説だったりとか、そういったものを皆さんプレゼンしたりとか、読んでいらっしゃることが多かったんですけども、今回の年末BTで言うと、初めて漫画をテーマにしたわけです。
登壇希望者が殺到した
今まで皆さん漫画の話をあんまりコミュニティの中でしてなかったので、このイベントにすっごい登壇者が殺到したんです。
なんと14名の方が登壇を希望されて、そして皆さんがそれぞれ推したいタイトルを選んで1人5分ずつプレゼンをしました。
これ、漫画好きの人にはたまらないですよね。
自分の好きな漫画について、みんなに話ができる、そして聞いてる人の中にも、その発表された漫画のタイトルが好きな人がいるので、もうすごくそれで話が盛り上がったりとか、大変に楽しいイベントになりました。
どんな漫画タイトルが紹介されたかちょっと紹介していきますね。
- デビルマン
- うる星やつら
- プラテネス
- ごくせん
- 天地創造デザイン部
- 西洋骨董洋菓子店
- TRIGUN
- 動物のお医者さん
- はみだしっ子
- 鍋に弾丸を受けながら
- マンガ サ道
- 違国日記
などなどという風になってます。
皆さん、紹介する作品が本当に好きだということで、それが本当に伝わってくるんです。
ZOOMで開催していたんですけれども、紹介された漫画が飛ぶように売れていくその様子がよく見て取れました。
好きすぎると考察がすごくなる
でですね、好きっていうのは本当に学びへのエネルギーになるなっていう風にすごく思ったんですけれども、好きすぎると考察がすごくなるんですね。
深みが出たりとか、幅が広がったりとか、いろんなことをつなげて考えたりとか、そういったことになります。
例えば、その紹介した作品が後世のどんな作品にどのような影響を与えたのかとか、ある作者が得意としていたところではないところが注目されて売れてしまったけれども、その裏に作者の得意なところが掛け合わされたからその作品がすごく面白くなったとかですね。
あとは、その作品が自分の人生とか考え方にこんな影響を与えたんだよとかです。
さらにはその作品で描かれている人物のファッションから、その時代背景とかそういったものを読み取ろうとか、もう本当に学びの宝庫だったわけです。
しかも、それを皆さんが楽しんでやってるということが素晴らしいなって思います。
派生していろんな括りでBTイベントができそう
このBTが終わった後もそのままZOOMで懇親会に入ってお酒を飲みながら漫画の話を中心にわいわいと盛り上がったんですけども、今回はテーマとしては推し漫画ということで、フリーに好きな漫画を選んでプレゼンをするというものだったんですけども、いろんな括りでもBTイベントできるよねみたいな話になったんです。
例えば疑似家族ものですね。
今回紹介されたタイトルの中で言うと「違国日記」がそうだったんですけども、姉夫婦のお子さんを引き取って、その日からいきなり家族になって、それで起こる出来事を描写していくみたいなものです。それだけでBTできますよねみたいなことを言ってました。
あとこれは鉄板なのかもしれないんですけども。「ジョジョの奇妙な冒険」です。
僕も中学時代からずっと読んでた大好きな作品なんですけれども、それだけでBT大会できるよねみたいな話もありました。
きっと、それで開催された各BTイベントって、ものすごく楽しいのはもちろん。そこから得られる学びもすごく大きそうな気がするんですよね。
なのでこれを機に来年の読書部の活動がどんな風に変わってくるか、すごく楽しみだなと思います。
コンテンツの種類で学びの対象を取捨していないか
今回のイベントが終わってみて、ふと気づいたんですけども、世間はどうやらコンテンツの種類で学びの対象として見るかどうか、みたいなのを規定しちゃってるような気がするんです。
例えば、子供たちが学校から帰ってきて宿題をやらずに漫画読んでると、そしたら親はそれを学習してるとは思わないで、遊んでるって思うわけです。
ただし、そこは楽しんではいるというのは確かにあるんですけども、それだけではなくて、その漫画から得られてるものがたくさんあるわけです。
例えば、すごいディテールが細かく表現されている洋菓子の見た目とか味とか、それを言葉で表現すると、こういう表現があるんだっていうことを知るわけです。
もしくは、獣医師を目指す学生さんたちがどういう学生生活を送っているのか、研究室でどんな研究をして、学会というものがあって、そこでどんな発表してるのか、そういったことを漫画を通して知ることができるわけです。
実際、今回の「動物のお医者さん」のプレゼンでも、漫画がヒットをしたがために、北大の獣医学部の偏差値がガッと上がったみたいなそんな話もあったわけです。
やはり、そこでの学習している姿がすごく楽しそうに見えたんで、それを目指す子どもたちが増えたということなんだろうなっていう風に思います。
というように、漫画も十分に学び要素があるにも関わらず、学びには向いてないと、なんか決めつけちゃってる世間があるんじゃないかなっていう風に思いました。
よくないものがあってもカテゴリ全部を否定しないでほしい
これはテレビ番組とかゲームとか、そういったものでも一緒だなって思うんです。
もちろん、テレビもゲームも漫画もやりすぎはよくないですし、コンテンツによっては子供たちに向いてないものもあるかなというふうには思うんですけれども、かといって、そのカテゴリ全部が学びに向いてないということは全然ないかなって思うわけです。
しかし、世間では、そうやって楽しむ目的のものは学びの対象としていなくて、逆につらいものであれば学びとして認めているといったことがあるんじゃないかなって感じたわけです。
そうなると、学びイコール辛いみたいな、そういった変なイメージが染み付いてしまって、そのまま成長すると、学ばなくていいんだったら学ばない、そんな大人ができちゃうといったことにつながってるんじゃないかななんて思ったりしました。
まとめ
ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「推し漫画を語り合い深い学びを得られた話」をお届けしました。
ちょっと最後は別の話になっちゃいましたけれども、推し漫画BT大会ですね、大人もめっちゃ楽しいですし子供たちもやるといいんじゃないかななんて思いました。
来年の読書部にも漫画関連のイベントはすごくいろいろ出てきそうで楽しみにしています。
実は僕はここのところ漫画を全然読んでないんです。
なので、今回紹介していただいたタイトル、昔のものは知ってたんですけども、最近のものに関しては全くわからないみたいな感じで聞いてたんです。
ただ皆さんのプレゼンが本当に熱も入ってるし、上手にプレゼンしていただいたんで、すごく楽しかったです。
ただ、漫画は気を付けないといけないのは、読み始めないと止まらないということです。
僕はそれが分かってるので、あまり手を出さないように気をつけてるって言うところがあるんですけれども、何らかの制約を課して、お金なのか時間なのか、その中で楽しむんだったらいいかななんて思いました。
これを聞いているリスナーの皆さんも、ぜひ漫画から楽しみながらも、いい学びを得ていただければいいんじゃないかなと思います。
タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。
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では、また。