みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。
こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!
今回のテーマは、「働く」の価値を上げる方法です。
なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!
では、よろしくお願いいたします!
「働く」の価値を上げる方法
今週のVoicyのトークテーマ「#みんなの時間管理術」に関連しまして、「働く」の価値を上げる方法についてお伝えします。
スケジュールどおりに物事を進めるテクニックについては、
を見ていただきたいです。
ただ、時間術という観点では、空いている時間に何をするのかだけだと、とても選択肢が少なくなると考えています。
一般的な会社員が自由に使える時間は一日数時間
例えば一般的な会社員でいうと、毎朝勤務開始する時間、朝礼、定例会議、ランチの時間が決まっていて、勤務終了する時間が決まっています。
勤務時間外だとしても、睡眠、食事、家事、子供の世話などやるべきことが家庭でもたくさんあるわけですね。
だからそもそも、一日で自分が自由に使える時間というのは本当に少ないんですね。
平日でいうと、数時間とかが一般的なのかなと思います。あとは休日をいかに使うかという観点になります。
さらに、集中や睡眠という視点でいうと、1日のうちに集中して頑張れるのはせいぜい6時間と言われていますし、通常のパフォーマンスが出せるのは起床してから12時間と言われているんですね。
いずれについても、そのタイムリミットはだいたい就業時間中にやってきてしまうんです。
もっと大きな視点でいうと、健康寿命は、男性で平均72歳、女性で74歳と言われています。
徐々に伸びていくことは期待できるんですけれども、僕の場合はあと30年もないくらいかなと思っています。
自分の時間の使い方を見直す方法
なので、仕事時間内、仕事時間外の空いている時間に何をするかはもちろん重要なのだけど、やはり1日の多くを費やしている仕事をしている時間について、本当にその時間の使い方は自分にとってよいのか?というのを、見直してみるのも大事だと考えています。
その見直す際に、どのような基準で見直すかというのを僕なりの考え方があるのでお伝えします。
働くという文脈で、その時間の質を表す指標として「労働生産性」が一般的によく使われています。
「労働生産性=生産量/労働投入量」と定義されていて、労働投入量は時間、生産量は生産数や販売金額などです。
ただこれは経営という大きな視点でいうと使えるかもしれないですが、職種によっては生産量や販売金額が定量化できないので、個人で言うとこの指標は使いづらいです。
僕がみなさんにお伝えしているのは、自分の時間の費やし方を「投資」か「浪費」かに仕分けをするということです。
投資としての時間の使い方
投資というのは、将来何らかのリターンが得られるような時間の使い方です。
リターンにはいくつかの種類が考えられます。
たとえば、プログラミング技術を使って、自分とチームの仕事を自動化したら、今後の自らとチームの時間を新たに生み出すことができます。この場合、未来の時間がリターンになります。
さらに、チームからは信頼を得られるかも知れないので、その信頼もリターンです。さらにその活動によってプログラミング技術のスキルがさらに上がることで、自分の市場価値も上がるので、それもリターンととらえられます。
もちろん売上が上がるような行動はわかりやすい「投資」になります。自分の給料にすぐに反映されないとぼやく方もいるかも知れないですけれども、ゆくゆくは給料が上がる会社の原資になるかも知れませんし、その経験や実績は将来役に立つので「投資」ととらえられるでしょう。
浪費になってしまう時間の使い方
一方で、単純作業のルーチンワークについて考えてみたいと思います。時間を費やして、給料をもらうという考え方です。ただ、それを繰り返したところで、未来の時間も生み出しませんし、周囲の信頼も今までと変わらず、市場価値も上がることはない。このような時間の使い方を「浪費」としています。
時間をお金に等価交換しているから「消費」じゃないの?と思われるかも知れませんが、僕はあえてここで「浪費」という言葉を使っています。
というのも、世の中は全体的に先に進んでいるんですね。お金は新たな活動に投資されていくし、技術は日々進歩しているんです。最低でも、世の中の進み具合と同じ速度で投資をして進んでいかないといけないわけです。
つまり、現状維持というのは相対的に後退なので「浪費」と呼んでいます。
時間の使い方が投資だったか浪費だったか振り返る
投資か浪費かという基準で自分の使っている時間を判断して、投資の時間を増やしていって、浪費の時間を減らしていく。これが「働く」の価値を上げる基本動作かなと考えています。
カレンダーなどに自分の行動実績を記録して、1日の終わりにその日の振り返りをしてください。
それぞれの時間が投資だったか浪費だったかを判断して、浪費の時間があれば、なくしたり改善したりできないか検討します。
ルーチンワークがあれば自動化できないか検討するし、つまらない会議だったら、会議のやり方で改善できることを考えたり、上長やメンバーに何か提案をしたりというのを検討するわけです。
いくつか施策が出てくる中で、すぐにできそうで効果がありそうなものから順番に手をつけてみましょう。
例えば「プログラミングスキルを身につける」などというのは、大きな価値を生み出すことにつながりますが、すぐにはなかなか効果が出ないので、その他いくつかの施策によって時間を生み出したり、信頼を生み出してから、着実に進める方が良い場合もあるかも知れないです。
こうして浪費の時間をなくしていく、投資の時間はそのリターンをさらに大きくしていく、という形で、どんどん働くの価値を上げていっていただければと思います。
まとめ
ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「「働く」の価値を上げる方法」をお届けしました。
タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。
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では、また。