新年、明けましておめでとうございます!
タカハシ(@ntakahashi0505)です。
昨年はこちらの記事、1/6に公開というヘタレな状況でしたが…
今年はばっちり元旦に公開であります。
私のテーマは変わらず「日本の『働く』の価値を上げる」なので、2018年の活動もその延長線または周辺にあります。
ですが、今回は趣向を変えて2018年やりたいことを「価値提供チャネル軸×コンテンツ軸」で整理していきたいと思います。
2017年のやりたいことの復習
ほら、たいがい1月1日に宣言した「やりたいこと」って、数か月もしたらだいぶ変わるじゃないですか。
だから話半分って感じで自分も書いてたりするし、実際に書いた内容を忘れちゃってたりもするもんです。
それで、冒頭で紹介した昨年2017年の「やりたいこと」記事で、以下のようなことを挙げていたんですね。
- ブログは引き続き頑張る
- 仕事は教える仕事を増やしたい
- お客様の事例を取材してサイトにアップしたい
- イベントを開催したい、またはイベントで登壇したい
- サロン的なやつ
- 電子書籍
しかし、改めて見てみると、3つ目、6つ目以外は全部実現しておりました。自分でもびっくりです。
もや~っと思っていることも言葉にしておくと実現するのかも知れませんね。
これも発信の一つのメリットということになるでしょう。
「価値提供チャネル軸」で柱を増やす
さて、今年の2018年のやりたいことについて書いていきます。
私のテーマは変わらず「日本の『働く』の価値を上げる」です。そのテーマに沿って価値提供をしていくというのがミッションです。
その価値を提供していくための「価値提供チャネル軸」という軸で見ると
- 仕事:開発、研修、コンサル
- ブログ:「いつも隣にITのお仕事」→月間約60万PV
- 書籍:「ExcelVBAを実務で使い倒す技術」「詳解!GoogleAppsScript完全入門」
- コミュニティ:「ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会」→会員12名
- 動画:「いつも隣にITのお仕事チャンネル」→2コンテンツ、視聴回数150回
の5つ。
そして制約条件としては
- 生活費をキープしなければいけない
- 活動時間はプライベートも含めて365日×16時間=5840時間しかない
というのがありますので、そこを意識しながら、投資効果が高いところを見極めて、自分の時間をベットしていくということになります。
それぞれについて、確認をしていきます。
ブログ一本足打法からの脱却
まず、ブログです。
記事数でいうと、大台が見えてきました。
現在記事数が823ですから、同じペースでやっていけば間違いなく1000記事を突破します。
これは、ほぼ確実に達成しますね。
ページビュー数でいうと
- 2015年12月:9万PV
- 2016年12月:35万PV
- 2017年12月:60万PV
と伸びてきていますので、まったくの単純計算ですが85万PVくらいはいくのかな?
まあ、数字はたいして意味ありませんが…
さて、内容としては、VBA・GASは「濃さ」が増してきているので、App MakerやPythonなど新しいカテゴリの投下を多めにしていこうと思います。
ただ、集客、認知でいうとブログ一本足打法のような感じになりがちなので、ほかのチャネルをどう育てていくかが今後の課題です。
というのも、ライバルが少ないとはいえ、Googleのアルゴリズム変更等があった場合、ダメージを受ける可能性があって、一本足ではリスクがあります。
ですので、余裕が少しでも出てきたら二本目、三本目の柱を立てておこうということになります。
価値提供チャネルの分散化、それが今年の大きなミッションです。
書籍は価値提供×不労所得のエンジン
商業出版は出版社さんの協力が必要不可欠ですが、今年もチャンスがあればトライしていきたいと思います。
VBA実務、GAS入門、と来ているので、次は…?
なんとなくいくつかは見えているのですが、そこは世の中のニーズと出版社さんのニーズとマッチしている部分があれば実現できるのかも知れません。
あといくつか実績を重ねられれば、ブログに次ぐ柱にはなりそうです。
価値提供という視点では、読者の習慣やスキルにズドンと影響を与える可能性があり、この点は他のチャネルではなかなか提供できない伝え方なのかなと思います。
また、請負仕事ですとどうしても時間をお金に変換するような形になりがちですが、書籍はいったん頑張って書いてしまえば不労所得になります。
技術があればプロダクトを作るという手もありますね。
価値提供と不労所得の両方を満たす活動…これは鋭く狙っていくべきと思います。
新しい三つ目の柱を作る
三つ目の柱の候補がコミュニティと動画です。
いずれも本当に着手したばかりで、試行錯誤しながらやってみる、という段階です。
コミュニティは、直接的な技術情報もそうですが、どちらかというと学ぶためのベースや環境の提供というニーズを満たすものと考えています。
有料なので人数次第では収益の柱としても期待をしている部分はあります。
1カ月運営してみた感想でいうと
- プログラミング(特に初心者)はリターンを得るのにかなり時間投資が必要だが、それ自体が難しい
- 私ばっかり頑張るような状況は長続きしないので、N対Nの価値提供に変えていく場づくり
が目下の課題かなと思っています。
先日、書評として紹介した「お金2.0」で非常に参考になりそうなメソッドがありましたので、それを使って活動内容を確認してみようと思っています。これは近日中。
動画はブログと似たチャネルになるのではないかと期待しています。
蓄積が必要な点、ロングテール狙いな点、マネタイズが簡単ではない点(つまりお金狙いのライバルが来づらい)などの特性がブログと類似しています。
コンテンツは
- セミナー動画
- プログラミングなどの実演動画
がメインになるかと思います。
セミナー完全版は、コミュニティ内での提供とアーカイブの販売に使用します。
セミナー抜粋版と実演動画をYouTubeで無料配信していきます。
YouTubeのほうは、広告を貼るには10,000回以上の視聴回数が必要で、あと9,850回くらい必要ですし、めでたくBANされたAdSenseアカウントが必要みたいなので、広告収益は正直期待できません。
おそらく、研修・講演などの案件に関するマーケティング、話すスキルの向上と認知といったあたりがリターンとしての狙いにはなるかなと思います。
仕事を生み出すエネルギー量的に選別する
単純な開発の請負は、どうしても時間をお金に変換するような感じになりがちです。
納品後も不具合や業務変更があった場合、ご連絡をいただいて対応…というやり取りになります。
該当の件に関しては業務効率化が達成できますが、そっからの「エネルギーの増加」があんまりないというか…。
それよりも、研修でスキルを提供しちゃったほうが、その後は開発物のメンテナンスも自社でできますし、もっとスキルを磨いて新たにツールを開発したり、他のスタッフにスキルを再提供したり、価値が膨れていくじゃないですか。
それって、一回火をつけたらどんどんエネルギーが増えたり、伝搬したりというイメージがわきますよね。
仕事量のコントロールは正直難しいのですが、書籍やコミュニティの収益が上がってきたら、そのような視点で、仕事を絞っていくというのはありかなと思っています。
「コンテンツ軸」であるスキルを展開する
ブログという単体のチャネルを見た場合も、当初はExcel・VBA一本足のようなものでした。
必要に駆られてWordPress・ブログをはじめ、途中でGoogle Apps Scriptを学び始め、そしてPythonに手を出し…ということで、「コンテンツ軸」も隣へ隣へ…と展開をしてきています。
つまり「価値提供チャネル軸×コンテンツ軸」が活動領域になるのだと思っています。
その軸でも今年のアクションについて少し整理をしておこうと思います。
VBA
VBAは引き続き大人気、そして孤独なノンプログラマーが大量にさまよっている領域。私としても力を入れていく部分としては間違いありません。
ブログのほうはだいぶコンテンツが揃っているので、どちらかというと動画やコミュニティで展開していく予定です。
あと、書籍も機会があれば別の切り口でトライしてみたいネタがあります。
個人的には、Word VBAのニーズがもうちょっとあれば面白いのに…と思っていますが、どうかな~。
また、5年、10年という長い目で見るとGASやPythonなどの言語に緩やかにシフトをしてくことになると予想しているので、その点は引き続き様子を見守りたいと思います。
Google Apps Script
次にGoogle Apps Scriptです。
「詳解!GoogleAppsScript完全入門」を出した初速を見る限り、ニーズに対して情報が追い付いていないというのはどうやらその通りでした。
そして、おそらくユーザーは加速度的に増えていくように思います。
実際、コミュニティでも人気がありますね。
ブログのコンテンツはだいぶ充実している気もしますが、フォーム、スライドなど主要サービスをまだ紹介できていませんし、まだネタはたくさんあります。
あと、スプレッドシートがデータベースとしてしんどいので、その次のステップとしてBigQueryとかあるのだと思うのですが、当ブログの読者からするとハードルが高いのかな…そのあたりも検証していきます。
GASの世界は広大です。
あと、別の切り口としてApp Makerがありますね。ここは初心者向けのコンテンツを力を入れて提供していきます。
Python
Pythonは、世の中でものすごく人気がある部分とは、全然違うところを私が掘っているのではないかと思っています。
機械学習とか、データサイエンスとか、Webサービス構築とか、そういう最先端エンジニア方面でものすごくニーズが高まっていて、書籍もネットもそういう情報が次々と発信されています。
私が提供するしたいのは、非エンジニアのホワイトカラー向けですので、サーバーに仕込んで使うというよりも、ローカルPCでちょっとしたツールを自分で作って使うイメージです。
世の中にあふれている情報から取捨選択して、それらターゲット向けに落とし込んで、自分も学びながら紹介していく…というのが、しばらくのアクションになるかなと思っています。
まとめ
以上、2018年やりたいことを「価値提供チャネル軸×コンテンツ軸」で整理してみました。
おそらくこれからの時代でいうと、強みのあるスキルを強みのあるチャネルで集中投下するよりも、いくつかの強みのあるスキルをいくつかのチャネルで分散投下していくほうが有効なのだと思っていて、このように整理してみました。
おかげで私自身もスッキリ、そして元気よく今年の活動をスタートできます。
個人で旗立てて活動している方であれば応用が利くのかなと思いますので、よろしければ参考にしてみてください。
では、皆さん本年もどうぞよろしくお願いいたします!