「結集!ノーコードアプリ開発プラットフォーム」で4つのサービスを一挙に学びました


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photo credit: Ted’s photos – For Me For You 2020 – Buenos Aires – Retiro Station Train Shed via photopin (license)

みなさん、こんにちは!
タカハシ(@ntakahashi0505)です。

「ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会」は、ノンプログラマーがプログラミングをはじめとするITスキルを学び合うコミュニティです。

先日行われた定例会のテーマは「結集!ノーコードアプリ開発プラットフォーム」

PowerApps、AppSheet、Amazon Honeycodeなど、ニュースによく登場するようになってきたノーコードアプリ開発ですが、たくさんありすぎてどれがいいかわからん…!

ということで、今回は4つのプラットフォームについてデモを交えて紹介する機会といたしました。

ちなみに当日の様子は以下、Togetterのツイートまとめもご覧くださいませ。

ノンプロ研定例会Vol.33「結集!ノーコードアプリ開発プラットフォーム」
コードを書かずにアプリ開発ができる…それを実現するノーコードアプリ開発プラットフォームがたくさん登場しつつあります。使いこなせればノンプログラマーの強い味方になるはず…!しかし、本当にアプリ開発で..

では、行ってみましょう!

ノンプログラマーのためのはじめてのAppSheet

さて、トップバッターは私のプレゼンから。

1月にGoogleに買収されてその参加に入った「AppSheet」の紹介です。

AppSheet : mobile apps from spreadsheets :
Make apps with no-code. AppSheet's no-code app building platform allows you to quickly build apps to collect, or connect to, data. Start building for free now.

AppSheetのトップページの謳い文句には以下のようにあります。

The intelligent no-code platform
Create apps to transform your workplace.

その名の通り、かなり賢いという印象です。

  • スプレッドシートなどからデータ構造を解析していい感じにアプリを作ってくれる
  • アイデアを入力するとうまくサジェストしてくれながらプロトタイプアプリを作ってくれる
  • カメラ画像、サイン手書き、バーコードスキャン、OCRなどの機能をデータ型の選択もしくは関数の入力だけで実現可能

ただ、Power AppsやBubbleのようにオブジェクトを好きに配置できず、決められたviewから選択するのみなので、UI面での自由度は制限されています。

ここが、「見栄え」を気にする決裁者にどう映るか…ですね。

あと、エディタはもちろん、ブログやYouTubeで用意されているドキュメントやチュートリアルなどはほぼ英語なので、日本語の情報が少ないという印象はあります。

このあたりは、私のような人間が頑張って整備していかねばと思っております。

よろしければ、以下シリーズなどもご覧ください。

AppSheetとは何か?そしてそれを学ぶメリットと注意すべきポイントは?
ノーコードアプリ開発はノンプログラマーにとっては、とても魅力的なサービスです。今回はGoogleが提供する「AppSheet」についてその概要とともに、その学ぶメリットと注意すべきポイントについてお伝えします。

業務目的で一定の範囲で使用するのであればコストもそれほどかかりませんので、G Suiteを採用している会社であれば有力な選択肢にはなると思います。

一週間で知るPower Apps

さて、次はMicrosoftが提供をする「Power Apps」

ビジネス アプリ | Microsoft Power Apps
Microsoft Power Apps を使ってビジネス アプリを簡単に作成して組織のすべてのユーザーを強化し、プロセスの最新化とイノベーションの推進を始めましょう。

ノンプロ研では、もうおなじみとなった、Microsoft MVPのきぬあささんにゲスト登壇をいただきました。

Power Appsは「キャンバスに描くようにアプリを作成し、見たものがそのままアプリになる」ことができると表現されています。

確かに、PowerPointのような操作感で、Officeアプリの各種設定や、Excel関数入力のようにアプリの機能を設定していくというイメージです。

また、Power Platformの一員で、プロセスの自動化やRPA機能を実現するPowre Automateなどとの連携がとれるのが魅力です。

その点は、以前の定例会のレポートも参考になりますね。

「進撃のMicrosoft」からノンプログラマーのこれからを考える
「ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会」は、プログラミングなどのスキルを学び合うコミュニティです。先日の定例会は「進撃のMicrosoft」と題してPower Platformなど注目のサービスについて学びました!

実際に学ぼうと思ったら、YouTubeなどに日本語による動画がたくさん存在しているらしく、きぬあささんにはそのいくつかを紹介していただきました。

日本語…ありがたい。

操作感については、きぬあささんも「初見殺し」と表現されていたように、かなり自由にオブジェクトを配置できるなどの守備範囲の広さとの裏返しなのですが、わりと難しく見えてしまう印象です。

PowerPlatformが使用できるライセンスを契約していれば、すぐに学びはじめることはできます。一方で、そうでないときは、組織でどのようなライセンスを選択するかは検討が必要です(実際、弊社プランノーツは使える環境にない…汗)

いずれにしても、利用可能なライセンスと学習体制が整えば、かなり強力な市民開発部隊を組織内に作れそうな印象があります。

ノーコードアプリ「Glide」の活用ヒント

次は、ノンプロ研のきのぴぃさんから「Glide」の紹介です。

Glide • Create an app from a Google Sheet in five minutes, for free
Glide turns spreadsheets into beautiful, easy-to-use apps, without code. Pick a spreadsheet or start with a template, customize your app, then share it instantl...

Glideのトップページのキャッチフレーズはこちら。

Create an app from a Google Sheet in five minutes, for free.

「Googleシートから5分で無料でアプリが作れる」とのこと。

データソースもGoogleスプレッドシートだけに限定されていて、UIもAppSheetと同様にいくつかのLayoutに限定されています。

今回のアプリの中では、一番自由度が制限されているように見えますが、そのおかげで直感的で悩むこと無くアプリを開発できる印象です。

無料プランではデータ数が500件という大きな制約がありますので、データ数が増えていくようなアプリであれば有料を想定する必要があります。

とにかく簡単なので、ひとまずノーコードアプリ開発を体験してみたいという目的だったり、データ数が増えない特定の目的で使うのであれば、良い選択のように思います。

ただ、組織の業務で使用するとなると、対抗はAppSheetになるはずですので、Glideは選びづらいように思います。

ノーコードアプリ「Bubble」を触ってみた

きのぴぃさんからはもう一つ、「Bubble」の紹介です。

You don't need to be a coder
Bubble introduces a new way to build a web application. It’s a no-code point-and-click programming tool. Bubble hosts all applications on its cloud platform.

Bubbleはひとことで表すと「ノーコードで試作品やMVPなPWAアプリを作れるサービス」だそうです。

これまでの3つと異なるのは、明確に「Webアプリケーションを作る」ということを謳っているということですね。

ユーザー管理、アナリティクス、認証などのプラグインも用意されていて、それらを組み合わせてアプリを開発できるとのこと。

また、UIもドラッグ&ドロップにより自由に配置ができます。

ただ、もちろんそのためには、それなりの学習コストが必要になってきますので、今回の中では最も実現できることが多く、かつ最も学習コストが高いということがいえると思います。

もし、よいチュートリアルなどがあるのであれば、Webサービス作りたい…!という明確な目的を持つ方がBubbleを使うという選択肢はあるかと思います。

まとめ

ということで、「結集!ノーコードアプリ開発プラットフォーム」のレポートをお送りしました。

4つを比較してみて思ったのは、プラットフォームの機能としては、「制限」と「学習コスト」のトレードオフがあり、そのどの位置を狙うかということですね。

できることが多ければそれだけ学習コストも上がります。

Googleが自由度が非常に高かったローコード開発PF「App Maker」を捨てて、AppSheetに完全に乗り換えたのには、その意志を感じますね。

あとは、日本でいうと、日本語のドキュメントやコミュニティの存在も大きなポイントになりそうです。

その点では、Power Appsが大きくリードしている印象で、国産の「kintone」もその点でうまくユーザーを獲得しているように思います。

どの組織もうまくいずれかのプラットフォームを採用&活用して、業務をアップデートしていっていただきたいですね。

個人的には、日本語の情報やコミュニティが少ないAppSheetを中心に学習&発信していこうと思います。

「ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会」について

コミュニティ「ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会」では、毎月の定例会や勉強会、Slackでのやり取りを通して、皆さんのプログラミング学習の質やモチベーションを高めるための活動をしています。 過去の活動については、以下のページをご覧ください。
コミュニティ「ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会」の活動レポートまとめ
コミュニティ「ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会」(略して「ノンプロ研」)。このページはその活動レポートまとめページです。コミュニティ活動の一気読みをされたい方、ぜひご活用くださいませ。
ぜひ、皆様のご参加をお待ちしております!
コミュニティ「ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会」についてのお知らせ #ノンプロ研
ノンプログラマーがVBA・GAS・Pythonなどのプログラミングを学ぶコミュニティ「ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会」が絶賛活動中です!本ページはコミュニティの情報発信をしていく特集ページです。

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