みなさん、こんにちは!
タカハシ(@ntakahashi0505)です。
増えてきましたね、「音声入力」の話題。
その生産性がすごい!と伝えるニュースも目立つようになってきました。
ツイッターなどでは伝えしておきましたが、ここ最近のブログについて音声入力で執筆をしています。
Googleドキュメントの音声入力でブログを書いてみました。
音声入力→誤りを修正したり、言い回しを調整したりで文章を整えて、WordPressに貼り付けて画像やリンク、見出しを追加。だいたい2700文字で2時間くらいでした。ちなみにGoogleドキュメントで文字数カウントはCtrl+Shift+Cで表示できます。
— タカハシノリアキGAS本発売中! (@ntakahashi0505) 2018年1月25日
この記事も音声入力で執筆をしています。
音声入力で執筆を始めてから、コツコツとその文字数と執筆時間を記録していましたので、音声入力を使用する前と比べて、どの程度の効果があったのかまとめてみました。
では、音声入力でブログを執筆してみたところ、どれだけ効率が上がったのか、お伝えしておきます。
音声入力でどのようにブログを執筆しているか
とその前に、現在の私の「音声入力」セッティングについてお伝えしておきます。
音声入力のセッティングと手順
周りを見ていると、意外とスマホアプリで 音声入力をしている人が多いように見受けられますが、私の場合はがっつりPC派です。
使用しているアプリケーションはGoogleドキュメントです。
執筆の手順としては、以下のようになります。
- 動作検証・素材準備(スクリーンショットやソースコードなど))
- 音声入力による執筆
- WordPressに貼り付け
- 画像のアップロードとメディアの挿入
- タイトル・ディスクリプション・パーマリンクなどを設定して公開予約
音声入力による執筆の方法
「2. 音声入力による執筆」ですが、専門用語やアルファベットや記号で打ちたいところはキーボードで打って、通常の文章を音声入力、というようなハイブリッドな入力の仕方をしています。また、同時に誤字の修正や、Markdownも同時に入れていきます。
ですから、こまめに Ctrl + Shift + S で、音声入力モードのオン・オフを切り替えながら作業進めるという形です。
たまに、反応が悪い時もあるので、その場合は2度3度同じフレーズを話すことになります。
画像の挿入について
画像については、一応Googleドキュメントにも挿入しておきますが、WordPressへのコピペの際に画像アップロードされません。
以前使っていたEvernoteのノートからは直接ドラッグでできたので、それは便利だったのですが、現時点では仕方なしです。
なので、「010 App Makerで新規アプリを作る」というような、ファイル名に入れる通しナンバーに加えて、画像タイトル用のテキストを書いておいて、後でアップロードした画像をその位置に上書き挿入します。
音声入力によりどれくらい効率が上がったか
では、音声入力によりブログの執筆についてどれくらい効率が上がったかについて明らかにしていきます。
ちなみに、Googleドキュメントで文字数を知りたい場合は Ctrl + Shift + C でさっと調べることができますよ。
キーボードによる執筆速度
まず、キーボードで執筆していた時の速度を確認します。
5本分の実績について、以下表にまとめました。
配信日 | URL | 文字数 | 執筆時間 |
---|---|---|---|
1/20 | App Makerのスタイルの基本とテーマを使って全体のスタイルを変更する方法 | 3458 | 2:30 |
1/21 | App Makerでウィジェットごとにバリアントを設定してスタイルを変更する方法 | 2407 | 3:00 |
1/22 | App MakerのスタイルエディタでCSSを記述してスタイルを変更する方法 | 2593 | 2:15 |
1/23 | App Makerでウィジェットのスタイルを変更するいくつかの方法をまとめて紹介します | 2650 | 1:45 |
1/24 | App Makerで外部CSSファイルでスタイルを設定する方法と適用の優先順位 | 2510 | 1:30 |
合計 | – | 13618 | 11:00 |
11時間は秒数で39600秒ですので、1文字あたりの秒数は以下の通りになります。
なお、上記の執筆時間数には事前検証と素材準備は含まれていません(私の場合は、事前検証と素材準備は、シリーズの複数本同時にまとめて作業してしまいますので)。
ですので、記事のカテゴリや難易度、キャプチャの数などにより増減する時間数に関しては、ある程度除外できているものと思います。
音声入力を使った場合の執筆速度
次に、音声入力を使った場合の執筆速度についてまとめてみました。
こちらです。
配信日 | URL | 文字数 | 執筆時間 |
---|---|---|---|
1/26 | YouTubeチャンネル「いつも隣にITのお仕事」でVBAの解説動画を配信開始しました | 2759 | 2:00 |
1/27 | App Makerでメール送信するアプリを作成する最初の手順 | 3144 | 1:45 |
1/29 | App Makerのスクリプトエディタにクライアントスクリプトを入力する | 2443 | 1:00 |
1/30 | App Makerでクライアントスクリプトからサーバースクリプトを呼び出す方法 | 4448 | 1:15 |
1/31 | App Makerでサーバースクリプトを仕込んでメールを送信する | 3750 | 2:30 |
合計 | – | 16544 | 8:30 |
8時間30分は30600秒ですので、1文字あたりですと以下の通りです。
ですから、キーボードでの執筆の時よりも、効率が1.57倍に上がっているということになります。
普通に結構でかかったです。
「では執筆本数1.5倍だ」とならない理由
しかも、まだ音声入力で作り始めてから2週間ぐらいですので、これからまだスピードは上がる可能性もあります。
とはいえ、「じゃあブログの本数1.5倍だ!」とは、ちょっとなりづらいかなというところも正直あります。
というのも、測定してみると時間効率は相当上がっているのですが、体感的にはそこまでとは思えてないところがあります。
実は、結構疲れるんです、音声入力での執筆。
時間が減ってる分、より高い集中力を要するような気がしています。慣れてきたら変わるのかもしれませんが…
なので、浮いた時間を別の何かに当てるといいかなと思っています。
(とはいえ、私の場合は動画の収録・編集、過去記事のリライトなどに充てているので、それはそれで集中力が入りますが…)
まとめ
以上、音声入力を使ったブログの執筆でどれだけ効率が上がったかについてお伝えしました。
ちなみに、 この記事では3065文字で、1時間15分でした。
ということで、他の方がおっしゃってた通り、生産性という視点では明確に効果があります。
むしろ、ヘッドホンしたままチャットやメール、資料のまとめなど、あらゆる作業に音声入力を活用したいぐらいです。
あと、ブログの執筆でいうと、Googleドキュメントを使ってるということもあり、GASを使って便利ツールを仕込むと言うアイデアはあると思います。
これについては別途検討してきますので、良いものが出てきたらお伝えできればと思います。