みなさん、こんにちは!
タカハシ(@ntakahashi0505)です。
激動の2020年も、もう残すところあと1日になりました。
2020年の漢字は「密」でしたね。本当に、たいへんな一年でした。
さて、私自身も毎年「今年の漢字」を決めています。今年でこのルールも6年目です。
昨年は「重」としていました。いろいろと重ねた一年という意味でした。
ということで、今年2020年の漢字について、また一年の振り返りをしていきたいと思います。
では、行ってみましょう!
2020年の今年の漢字
2020年、今年の漢字は「更」にします。
「便」ではないですよ。「更」です。
主に、かえる、かわる、あらためる、いっそう、もっと、などという意味を持つそうです。
漢字の成り立ちとしては、2つ重ねた台座を右手で打って固めて平らにするところにあるということ。
コロナ禍で物事の進め方は改めなくてはいけなくなりませんでしたし、その上で前に進む必要がありました。
2020年の宣言とその振り返り
ブログをやっているといいもので、年始にはだいたい「これをやりたい」みたいなことを書いているんですね。
ですから、それについて振り返りができるというもの…!
ドキドキですが、見ていきましょう。
ブログ
当ブログ「いつも隣にITのお仕事」は、今年の2月で6周年になります。
ブログについては、他にも軸が増えてきたこと、リライトなどに注力していた時期もあったことなども影響して、更新数としてはペースダウン。
2019年は249記事公開したところ、2020年は137記事でした。
ちなみに、PVは月によって上げ下げありますが、コロナ禍で135万PVを達成することができました。
しかし、昨年は「PVを伸ばすことは意味がない」などと豪語していましたし、実際そうなのですが。
ブログは引き続き、私にとって大事な要素のひとつではあるので、有効に活用していきます。
書籍
書籍については、今年はある意味、面白い一年でした。
まず、「詳解! Google Apps Script完全入門」について第2版を出版することができました。
このプロジェクトについては、改版自体初めてでしたし、クラウドファンディングへのチャレンジも初めての試みで、本当にさまざまな経験を積ませてもらいました。
GASに関しては、今年は本当にいろいろと頑張りましたが、それについては後述します。
もう一つ、自身としては初の共著『Pythonでかなえる Excel作業効率化』が出版されました!
ほとんど @katsuhisa__ さんの手によるもので、私は少しお手伝いした程度ではありますが。
あと、夏頃には執筆完了していました通称ノンプロPython本…事情により仕切り直しとなり、来年に持ち越しとなりました。
2020年的には痛い出来事でしたが、来年この投資はきちんと回収されるはずです。
なお、それ以外に出版した「Excel VBAを実務で使い倒す技術」「パーフェクトExcel VBA」はともに、今年も順調に推移しており、たくさんのみなさんにお届けすることができました。
出版社のみなさま、書店のみなさまに感謝です。ありがとうございます。
コミュニティ
発足から3年経ちまして、現在メンバー数は127名となっています。結果として、かなり順調といっていいと思います。
コミュニティについては、オフライン重視で活動していたのですが、コロナ禍により4月から完全にオンラインに切り替える必要がありました。
定例会、講座、もくもく会といったイベントをすべてZoomとSlackで成立させるようにスムーズにシフトさせなくてはいけない…当初は手探りでとても勇気がいりました。
ですが、結果として、オンラインでスムーズに運営できていて、結果的にイベント数も大きく増やすことができ、講座もしっかり開催できました。
また、首都圏以外にお住まいのメンバーも含めてフラットに活動ができるようになったのは、とても良かったことだと思います。
「お金があればやりたいこと」をいくつか発表していましたが、いずれも頓挫していますね。
ま、状況が変わったので仕方なし。来年はまた別のやりたいことがありますので、後日のブログと1月の定例会でお話します。
プログラミング&英語
個人のスキルアップとしては、2019年初頭はこんなふうに言ってました。
- Microsoft関連
- VBAは落ち着く
- Power Platformはキャッチアップする
- Google関連
- GASはCloud SQLとの連携
- App Makerの研究
- Python関連
- ノンプログラマー向け書籍執筆
- 英語の学習を頑張る
…達成できたこと、あんまりないっすね…
Microsoft関連
VBAはいいにしても、Power Platform…これについては、以下記事にあるとおりですが、学習する環境が失われちゃったんすね。
未だに謎ではあるのですが、ま、Googleのほうが忙しかったし、これも縁かなと。
Google関連
Googleのほうは、本当に大忙しでした。
- 1月にApp Maker終了を発表、代わりにAppSheetの買収を発表
- 2月にGASのV8ランタイムが導入
- 4月にGAS本のクラウドファンディング開始
- GAS本第2版を執筆
- 10月にG SuiteからGoogle Workspaceにリブランド
- 12月にGASの新IDEが導入
アップデートに次ぐアップデート、それもクリティカルなものばかり…まさに「更」。
Googleさんの動きについていくのがやっと…という一年でした。
新たになるということはいいことではあるんですけどね。
さすがに、かなりエネルギーを注いだので、2021年少しは報われたらいいなと思います。
Python関連
書籍については、前述のとおり、書籍の出版は来年に持ち越しとなりました。
あと、とても要望が多かったのに応えきれなかった、Python中級講座ができればな~などと思っております。
英語
英語は…頑張りました!
以下の記事をご覧いただければわかるとおり、かなりの時間をコミットして学習しています。
まだまだ全然足りませんが、年単位の長期戦で、価値に変えていきます。
会社経営
売上構成のシフト
経営としては、コミュニティ・印税にシフトしていくということを目指していました。
実際、それは明確に達成されつつあります。
実は、コロナ禍になった頃から、企業からのお仕事はほとんどゼロになりました。
一因としては、おそらく予算が縮小された結果、問い合わせの件数が減ったことも考えられます。
一方で、受託開発については、いくつかの問い合わせも継続していただいているのですが、あえてお受けしない例も多く出てきました。
なんとなく、「受託開発」のご依頼のいくつかについては、「少しお金払うので頑張ってくれませんか?弊社はこれ以上頑張りたくないので」というようなお客様の甘えがチラチラと見え隠れしてしまうことがあります。
それが「日本の『働く』の価値を上げる」につながるのか?というと、他にリソースを割いたほうがいいのかな、と。
ここは色々なご意見があると思いますが、今は、学ぶ意欲がある人にエネルギーを注ぎたいのです。
パートナーシップのシフト
受託開発が減少し、コミュニティが拡大するのに伴って、パートナーシップもシフトしました。
受託開発のお手伝いや隣ITの執筆に関しては、現時点ではゼロになっています。
一方で、コミュニティのお仕事チームには、今年は100万円以上のお支払いをするようになりました。
決してお支払いとしては高くはないのですが、副業の経験、学びの機会、もろもろ踏まえて満足してお仕事いただいているかな…と、思っていますがどうでしょう。
継続的に価値を生み出すパートナーシップが望ましいと思うので、このシフトは結果としては良いのかな…と思っています(というか思いたい)。
別の視点でいうと、お金をかけて雇用をしたり、ガツっと仕事を依頼したり…も選択肢としてはあるのですが、私のアプローチが良くなかったのか、縁がなかったのか、今年はいまいちうまくいきませんでした。
この点はやる・やらないも含めて、2021年に持ち越しの課題となります。
まとめ
以上、2020年の今年の漢字とアップデートせざるを得ない劇的な一年についての振り返りをお伝えしました。
周りの状況の変化に振り回されつつも、おそらく着実に歩を重ねることはできたものと思います。
一緒に活動いただいているノンプロ研のみなさん、応援いただいているみなさん、そして家族に感謝です。
そして、あぐらをかかず、おっさんでも常にチャレンジ!
引き続き、皆さんの「働く」の価値を上げるべく、邁進してまいります。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。